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増感より減感現像ばかりしてる
Vision3 250Dの400ft巻とOlympus XA
今回は予告通りKodak Vision3 250Dの減感現像です。
先日の投稿ではKodak Vision3 500Tが中心でしたので、今回の250Dの減感現像の作例と併せて見ていただけると嬉しいです。
先日の投稿…
画伯の雑記 – 2020年11月5日 Olympus XA / Vision3のフィルム色々 (カラー自家現像)
減感現像はもう少し現像液が疲労してきてからの方が良い気がするのですが、ここ数回は新鮮な現像液で減感現像を行いました。
作りたての現像液の場合は現像時間が延びる増感、疲労した現像液の場合は処理時間が延びるので現像時間が短くなる減感といった皮算用をしていたのですが、今一番楽しんでいるのが減感なのでしかたがありません。
作りたての現像液で減感現像を行うと慌ただしくて大変でした。
現像やレムジェット層の除去自体は苦ではなく慣れてきたので楽しいのですが…
現像後の乾燥でいまだに試行錯誤しています。
結論から言うと自分が今住んでいる場所の水の場合、Kodakの純正のフォトフローという水滴防止剤を使えば問題ありません。
2本あったフォトフローのストックが1本になり、気づけばもう50mlくらいしか残っておらず、気持ちが焦ります。
フォトフローが気軽に手に入らなくなり、Fujiから出ているドライウェルという水滴防止剤で試行錯誤していました。
ドライウェルを精製水で希釈したりもしたのですがうまく行かず…
とりあえず今は他の方法で妥協できるようにはなってきたのですが、乾燥も奥が深いなぁと思いました。
Olympus XA / Kodak Vision3 250D /5207 作例 30枚
使用したカメラ:OLYMPUS XA F・ZUIKO 1:2.8 f=35mm
使用したフィルム:Kodak Vision3 250D
Remjet Removal Presbath 2min, Wash 3min, Dev. 3min10sec,Wash 1min,Blix 8min, Wash 8min, PhotoFlo (38.8°C) (7,8,9)
一部の画像はTwitterで既に掲載済みです。
このページではTwitterよりも掲載点数が増えるため、画像のファイルサイズを抑えていて、その都合上どうしても小さいサイズでの掲載になってしまいます。
外部サイトに画像だけ…もう少し大きいファイルサイズで…色々考えはしましたが…
毎年少しずつですがスキャニング技術も上達してきたので、大きめの画像で見てもらいたい欲もあるのですが、画像が無断転載された事もありましたし、ファイルサイズが大きすぎるとページの読み込みが遅くなると警告が出たりと、なかなか悩みます。
外部サイトに画像だけ預けていた時代もありましたが途中でサービスが変わったりとやはり他所様に頼るのも限度があるなと。
自社サイト内で大きい画像をアップロードしてページの読み込みが遅くなっても不便ですし難しいですね。
Twitterアカウントを時々見ていただけたらより大きい画像が見られるので、そちらも時々気にかけていただけるとうれしいです。
手軽に試してみるなら…
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
サンアイ CS5011_CINESTILL_50D135-36N
自家現像でVision3を処理するお供に
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
書籍
