画伯の雑記 – Olympus XA / Vision3のフィルム色々 (カラー自家現像)

最近調子がとても良いOlympus XA

何度も書いてきた通りなぜか体調にムラがあるOlympus XAなのですが、秋になり少し復調してきたようです。
理屈は色々考えたのですがよくわからんという事で考えずに調子が良いのであればとよく持ち出すようにしています。
今回はOlympus XAにVision3のフィルムを詰めて撮影した写真が溜まりに溜まっていたので、いい機会だと思いまとめて見てもらおうと思います。
増感現像と減感現像、普通の現像、色々試してあります。
全ての現像方法とフィルムを網羅しているわけではないのでまとめではなく中間報告的にどうぞ。

昨日400ftの長巻から100ftの長さに分割するために製作したフィルム巻き機の記事も公開しました。
そちらの記事も参考にしていただき、400ftでフィルムを買ってもなんとかなるもんだなぁと思っていただけたら幸いです。

画伯の雑記 – 2020年11月3日フィルム巻き機を自作しました。

自作フィルム巻き機です。クリックで記事に飛びます！

https://broccolipress.jp/diy-filmwinder

400ft、意外とあっという間に撮りきってしまいますよ。

Olympus XA / Vision3のフィルム色々。作例合計100枚

使用したカメラ:OLYMPUS XA F・ZUIKO 1:2.8 f=35mm

最近調子がとても良いOlympus XA
- - 画伯の雑記 – 2020年11月3日フィルム巻き機を自作しました。
Olympus XA / Vision3のフィルム色々。作例合計100枚
Kodak Vision3 5219 500T
Kodak Vision3 5207 250D
- Kodak Vision3 5207 250D 20枚　（疲労した薬品）
- Kodak Vision3 5207 250D 1段増感現像 20枚
あとがき
追記
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Kodak Vision3 5219 500T

Kodak Vision3 5219 500T 20枚

Remjet Removal Prebath 3min, Wash 2min, Dev. 5min, Wash 1min, Wash 2min,Blix 9min,Wash 6min, Drywell (38.5°C) (23,24,25)

Kodak Vision3 5219 500T 減感現像 20枚 (疲労が進んだ薬品)

Remjet Removal Prebath 3min, Wash 2min, Dev. 4min15sec, Wash 1min, Wash 2min,Blix 9min,Wash 6min, Drywell (38.5°C) (26,27,28)

Kodak Vision3 5219 500T 減感現像 20枚（作りたての薬品での現像）

Vision3 500T@250 / Remjet Removal Prebath 2min, Wash 3min, Dev. 2min45sec, Wash 1min,Blix 8min, Wash 8min, PhotoFlo (38.8°C) (1,2,3)

Kodak Vision3 5207 250D

Kodak Vision3 5207 250D 20枚　（疲労した薬品）

Remjet Removal Prebath 3min, Wash 2min, Dev. 5min, Wash 1min, Wash 2min,Blix 9min,Wash 6min, Drywell (38.5°C) (23,24,25)

Kodak Vision3 5207 250D 1段増感現像 20枚

Remjet Removal Prebath 3min, Wash 1min, Dev. 5min26sec, Wash 2min, Blix 9min, Wash 6min, Drywell (38.5°C) (14,15,16)

Vision3の作例はここまで

残念ながらXAで250Dの減感が足りなかったので別記事か後日この記事に追加しようと思います。

枚数が多すぎて整理整頓が大変でした。
間違いに気づいたら修正や再レイアウトもあるのであしからず。

あとがき

わかりやすいように同一現像液で何本処理した現像液かを括弧内に記載しました。
ただ…処理時間と液温も随時調整しており、処理してきたフィルムの種類や希釈に使った水の質にも影響されるので参考にはしないでください。
Vision3のフィルムで現像液等の劣化が著しく進むわけではないという事が伝われば良いなと思います。
ドライウェルとフォトフローの試行錯誤はいまだに続いているのですが、自家現像で使用する水質の影響は結構あるなぁと最近感じています。

Vision3と同一の薬品で処理したPortra400の例

上の写真はPorta400の作例なのですが、このフィルムを現像する前にVision3のフィルムを36枚撮り換算で8本前後処理した薬品です。
さらにPortra400を現像した時は同一タンク内でVision3 500Tと250Dのフィルムを同時に現像しています。
突き詰めていけば影響があるのかもしれませんが、個人的に楽しんでいる範囲内ではVision3のフィルムを処理した薬品が極端に劣化が早かったり、スチルフィルムを現像する際に影響が出たという事は今のところありません。

とりあえず今回は以上です。
250Dの減感の作例がたまり次第追記、もしくは別記事にてフォローアップ更新していこうと思います。

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

画伯