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何もしてないのに壊れる事ってあるんやな…
Minolta α-7で撮影 Eastman Double-X 5222 / Xtol
高校生の時にeBayで買ったKiev4am、今日までトラブルなく快調に動いて来たのですが壊れてしまいました。
今回の作例が割と綺麗に撮れていたのでもう何本かEastman Double-X 5222をKiev4amで撮影しXtolで現像しようと思っていた矢先でした。
パンッという音がして床に何かが落ちる音がしたので様子をみにいくとKiev4amのフィルム巻き戻しノブが床に落ちていたのです。
携行時に壊れなくてよかったです。
外で壊れていたら慌てていた事でしょう。
こんな薄いパーツだったのね…
金属疲労でしょうか、巻き戻しノブに取り付けられたレバーを抑えているネジの張力に負けたのか上のパーツが跳ね飛ばされ落ちたような印象です。
思ったよりも単純な作りで薄い金属が使われていた事に大変驚きました。
左からアルミでできた巻き戻しノブ、板バネ、ネジ、プラスチックのレバー、そしてアルミ製のネジです。
たまたま壊れている他のカメラがあり、そのカメラについていた巻き戻しノブのサイズを測ってみたところKiev4amの物と近かったので流用しました。
元々ついていたネジは短すぎたので長いものをホームセンターで買い交換しました。
100点の修理ではありませんが、Kiev4amの巻き戻しノブだけを買うのも大変でしょうしおそらくまた同じように壊れてしまうでしょうからこれでやっていこうと思います。
とりあえず使えるようになったのでまたKiev4amを楽しんでいきます。
Kiev4am / Eastman Double-X 5222 EI200 Xtol 自家現像 / 作例 20枚
使用したカメラ:Kiev 4am / JUPITER-3 50mm f1.5
使用したフィルム:Eastman Double-X 5222
Xtol 1:1 18°C 8min51sec, Stop Bath 1min , Fixer 6min,Quick Wash, Photo Flo
今回はKiev 4amとJUPITER-3 50mm f1.5の組み合わせでEastman Double-X 5222を詰めて撮影したものをXtolで現像してみました。
結果をとても気に入っています。
十分にシャープなレンズ、トーンも綺麗、JUPITER-3 50mm f1.5はとても良いです。
ジェネリック品のHC-110でもこの組み合わせを現像しているのですが、もう少しコントラストが高めでよりシャープに見える仕上がりでした。
レンズの個性と自分の仕上げたいイメージに合わせて現像液を選べるようになると楽しいのではないでしょうか。
次回はHC-110（ジェネリック編です）
画伯の雑記 – 2020年8月26日 Kiev4am / Eastman Double-X 5222 (HC-110/ジェネリック品)
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115（２つ）、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
１Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。
今回使用した現像材
コダック Kodak XTOL DEVELOPER 5L 1058338
今回使用したカメラにつけていたレンズフード
フィルターの厚み等ではけられる場合があるので注意。