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H希釈を試してみる。
HC-110現像液の魅力は様々な希釈での現像が楽しめる事だと思います。
ジェネリック品ではありますが今回H希釈(1+63)でEastman Double-X 5222を現像してみました。
今回は19°Cスタートでしたが、現像液だけで作業時間が10分を超えるとちょっぴり大変ですね。
流石にこの長さの処理時間なのでムラ等のトラブルもなく申し分のない仕上がりでした。
Kiev4am / Eastman Double-X 5222 EI250 Xtol HC110/ジェネリック品 / 作例 27枚
使用したカメラ:Kiev 4am / JUPITER-3 50mm f1.5
使用したフィルム:Eastman Double-X 5222
HC110/ジェネリック品 Dil.H 19°C 12min, Stop Bath 1min , Fixer 6min,Quick Wash, Photo Flo
Kiev4amとEastman Double-X 5222の組み合わせの作例が２回続きました。
１つ前に投稿したXtolで現像した作例に比べ、今回のジェネリック品のHC-110で現像したフィルムの方がコントラストが高く、ぱっと見の精細感は今回の現像方法の方が勝ります。
Xtolに比べ粒状感が出て来ますが、これも楽しいです。
今回の撮影の中では、一番最初の室内で水彩画を撮ったものと最後の紫陽花の葉の写真が気に入っています。
室内でもEastman Double-X 5222で料理や身の回りの物も最近は撮っているのですが、個人的に好きな結果が得られていて便利だなぁと感じています。
HC−110は寿命が長い現像液とも言われており、モノクロ現像の頻度が低い人にとってはメリットかもしれません。
現状だと入手性は悪くいので、もし見かけることがあれば入手しておきたい現像液です。
Xtolも在庫が希少の表示が出ていたので補充しておきました。
画伯の雑記 – 2020年8月26日 Kiev4am / Eastman Double-X 5222をXtolで現像
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115（２つ）、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
１Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。
