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天気が良いのでPen EFで。
天気が良い日が続いていたのでPen EFにVision3 50Dを詰めて持ち出しました。
それでも真夏の様にはいかず、少し感度が足りないなと感じる場面もありました。
妥協してフィルム感度設定ダイアルのISO感度を1段ずらし100として数コマ撮影しました。
(シャッタースピードが2速しかないカメラですから割り切りも大切…1/30と1/250)
私見ですが、この様な場合は露出アンダーではなく思い切って増感してしまった方が良い結果が得られる気がしています。
ハーフサイズで80枚近く撮れてしまうので最初の決断が大事ですね…優柔不断は許されません。
今回はハーフサイズカメラのPen EFでVision3 200Tを除くVision3の現行カラーネガフィルムを全て試しました。
やっぱりISO感度が50も250も選べるPen EFで50Dと250Dを試すのは愉快です。(500Tだけ多少露出オーバーになるのかもしれませんが400に設定して撮影しました。)
モノクロのシネフィルム Double-X 5222の作例も過去に公開しているので、そちらが未読の方は是非御一読いただければと思います。
画伯の雑記 – 2020年6月25日 Pen EF / Eastman Double-X 5222 (D-76)
Pen EF Vision 50D 250D 500T ECN-2現像 /ノーマル 作例 合計60枚
使用したカメラ:Pen EF
使用したフィルム:Kodak Vision3 50D 、Kodak Vision3 250D と Kodak Vision3 500T
Remjet Removal Presbath 1min, Wash 1min, Dev. 5min38sec, Wash 1min,Blix 6min, Wash 6min, PhotoFlo 1:250 (41.5°C) (7,8,9)
使用したフィルム:Kodak Vision3 50D 作例20枚
使用したフィルム:Kodak Vision3 250D 作例20枚
使用したフィルム:Kodak Vision3 500T 作例20枚
今回は3種類のシネフィルムをPen EFで試しました。
個人的にはVision3 250Dとの組み合わせが一番良かった気がしています。
自分でシャッタースピードをコントロールできないカメラは折衷案的にフィルムのラチチュードの範囲内に収まる様にシャッタースピードを妥協する事があり、仕方がないと言えば仕方がないのですが…
意外と露出が数段ズレたネガというのはわかるものなのだなぁと再認識したのでした。(50Dが少しだけグリーンのカラーキャストが出ていた印象です。)
そもそもPen EFはシャッタースピードが2速しか備わっていません(1/30と1/250)からそこを突っつくのは無粋です。
統合的にPen EFと組み合わせるのであれば250Dが一番余裕があります。
500Tも厳密には少しだけ露出オーバーになっているはずですが、全体的に濃すぎず薄すぎず良いネガでした。
使うたびにあれこれ言っているカメラですが、身軽に外に出られるカメラなので大好きです。
今後もシネフィルムを詰めて撮影していきたいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
手軽に試してみるなら…
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
サンアイ CS5011_CINESTILL_50D135-36N
自家現像でVision3を処理するお供に
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116