いくつか気になる箇所のあるカメラをテスト撮影してきました。
Nikon FGのシャッター音がどの速度にしてもあまり変化がないような気がしておりテスト撮影に出掛けていました。
Smena 8Mも光線引きがあったりネガに植毛紙の毛がモジョモジョっと映り込んでいたりする事があり再確認が必要でした。
幸いにもNikon FGの方はシャッタースピードに問題がない事が確認できました。
Smena 8Mも裏蓋が開かないように撮影時はマスキングテープで裏蓋のロック部分を養生して使用した効果もあってか公線引きは見られませんでした。
ですが各コマに植毛紙のモジョモジョが映り込むという問題はやっぱり気のせいではありませんでした。

右上に植毛紙の毛がちょろちょろっとね。
コマの端っこにちょちょろっと映り込むだけなので少しだけクロップすれば気にならないので、このままにしておく事にしました。
無加工のままSmena 8Mを使用すると内部反射が顕著なのでコマにわずかに植毛紙の毛が写り込んだとしてもこのままが良いと判断しました。
ネットでカット済みの内部反射防止用植毛紙を買ったのですがぴったりすぎる寸法だからなのか、まぁこんなもんだと思っておきます。
ほどほどが今年のテーマですからね。
覚え書き
使用したカメラ:Smena 8M
使用したフィルム: Kodak Vision3 500T
Dev 41.5°C 8min, Bleach&Fix 8min, Wash 6min, Photo Flo 1:250
作例10枚
少し心配事のあるカメラを数台持ち出してテスト撮影をしてきましたがどれも故障とかではないのでほっとしました。
植毛紙が写り込んでしまう問題は一度剥がしてサイズを調整すれば治るのと思うので気が向いた時にでも考えてみます。
内部にぴったりと完璧な寸法でギリギリまで植毛紙が貼ってあるからなのだとは思いますが、剥がして切ってまた貼ってとやっていたらせっかくカット済みを買った意味が…

ぴったりすぎるのダメかも。ギリギリまで貼ってあるんです。
当分はSmena 8Mのネガを暗室で焼く予定もありませんし黒枠まで入れてプリントしなければ気にならない範囲の映り込みですから放置が健全かもしれないです。
スキャンしてデジタルで楽しむ分にも角なのでクロップして気にしないようにします。
Nikon FGの方も心配していましたが問題無い事が確認できたので次回はNikon FGの作例記事にする予定です。
最後までご覧くださりありがとうございました。
Smena 8Mの他の投稿もぜひご覧ください。
今回使用したカメラです。
よっぽど安く売られている等の理由がなければオススメはできませんが興味がある方は…
フィルムを数本無駄にする覚悟で挑んでみてください。
Cinestill 800Tです
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
Cinestill 800Tの中身はVision3 500Tと言われていますがレムジェット層が塗布されていないため特徴的なハレーションが出たりします。
手軽にVision3のフィルムを試してみたい方はCinestillのフィルムから試してみても良いかもしれません。