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オリンパスAM-100
とてもプラスチッキーなカメラでびっくりするくらい軽いです。
「ピカソぷち」の愛称のシンプルカメラ。
常焦点式の全自動カメラですが、モード釦により、遠景・近景モードにも切り替えられる3点ゾーンフォーカス式を採用。ストロボは低輝度自動発光式。価格は24,800円(ケース付)。
このようにオリンパスのページ内では紹介されています。
簡単に言えは花を撮る時、景色を撮る時、後は気軽にスナップ撮る時といった感じでフォーカスエリアを自分で選べるというニュアンスです。
そこまでシビアに設定して撮ったことがないのでうまくは説明できません。
写ルンです感覚でサクサクとってもすごく綺麗に写ってしまうのです。
論より証拠!いざ作例へ!
オリンパスAM-100 作例 (使用フイルム AGFA VISTA PLUS200)
東京タワー周辺
浅草周辺
神田、秋葉原、千代田区周辺
その他のエリア
実家を片付けていたときにダンボールの底から出てきたカメラです。
おそらく祖父が使っていたカメラなのだと思います。
残念ながら一部割れがあったり、電池の液漏れ等があり元々ベストコンディションではなかったのですが清掃し電池を入れ替えたところ無事に稼働しました。
かなりボロッボロな外見なのをごまかすという意味でもパーマセルテープがはってあります。
本当によく写るカメラで大好きなので、ふらりと立ち寄ったカメラ屋さんなどのジャンクコーナーに置かれていたらもう一台買ってしまうと思います。
Zuiko銘のレンズが搭載されているわけではなく特に名もあるレンズではないようで、35mm F3.5と書かれているだけです。
ズームではなく単焦点だからいいのかもしれません、本当によく写るいいレンズが使われていると思います。
1988年にはグッドデザイン賞を受賞しており、プラスチッキーな見た目ですが手になじみやすく簡素でいてどこか80年台後半の日本のインダストリアルデザインを象徴するような、ステレオティピカルな日本のコンパクトカメラといった風体です。
唯一の欠点を挙げると最初からついている心細いナイロンのストラップ以外は使えないということです。
取り外すこともできませんし、ストラップ穴があるわけでもなし、切れたらそれで終わりです。
元々、エントリー機という位置付けのカメラだったのでしょうから、ストラップもつけずストラップ穴だけで良かったような気がします。
今日は以上です
画伯
オリンパス AM-100の他の作例です。
映画用のVision3やKodak Double-X 5222などで撮影した作例も公開しています。