画伯の雑記 – 2020年6月10日 Pen EF / Kodak Eastman Double-X (D-76)

難しくないという事だけでも伝われば良い。

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

世界の動乱の中自分がどのように社会に貢献できるか、ぼんやりとした人間なりに考えることがあります。
ふと自分の名前でエゴサーチをしてみますと生年月日や年齢とともに職業・画家とGoogleさんに表示されます。
間違ってはいませんし、誰かの心優しいきまぐれで招聘してくださる事があれば肩書きは画家もしくはアーティストとして講義に行くこともあります、もちろんこっぱずかしさはあります。
画家で社会に何が貢献できるのか?と考える事はよくありますが、なかなかどうしてわかりません。
でも僕が少しだけ勉強してきた画業であったり写真撮影、版画技術において僕より若い人や始めたばかりの人達に知っておいて欲しい事は”難しく考えないで欲しい”
これだけです。
僕みたいに集中力なく根気がない人間でも色々楽しめている、フィルムを自家現像できているということが伝わったら幸いです。
きっとこれは他のことにも言えるのではないでしょうか?
臆せずチャレンジしてみることが大事。

教育機関に属している人は積極的に学校の設備や図書館を利用し、諸兄姉に話しかけ失敗や成功の自慢話を聞かせてもらう事をおすすめします。
美大に6年、もっと遡れば美術系の高校に3年いましたが、学校の設備を全く使わずに卒業していく生徒がすごく多かったです。
シャイな人もいるかもしれませんし、学校では集中して作業ができないという人も多いと思います。
それはそれで良いと思います。
けれど卒業してしまうと本当に限られた設備と資材にしかアクセスできない日々が続きます、そして想像以上に孤独な日々が始まります。
学校を通していたから買えた材料もあります、個人で買うと大変だったりすることよくあります。
暗室関連だったりテキスタイル系でよくあります。
だからこそ在学中に色々試しておき、卒業後に正しい買い物ができるように学べるといいなと思うのです。
何も知らずに手探りで買い始めるとお金だけ出ていき得るものが少ない事も多々あります。

美大でも嫌な同級生は本当にたくさんいます、でも一緒に飯を食べながらジェッソやフィルムが乾くのを待つ友達を作っても良いと思うし、できたら素敵です。

ここで矛盾したことを書きますが、大学で学ぶことの利点は体系的に専門知識を学べる事です。
ところが大学には情熱がない先生や生徒に真摯に向き合ってくれない人たちもたくさんいます。
お金を払って学びに行っている大学でも間違った知識を教えてくる人も時々います。

趣味ですからと謙遜する人たちの中に本当に詳しく専門家に勝る知識を持った人もいくらでもいます。
もちろん間違った知識を自信満々に語る人もいますが、その人の作ったもの経験したものを見極める目を養ってください。
情熱を持った人を見つけてください、彼ら彼女らも教えることが好きだったりします。
自分が好きな事に興味を持ってもらえる事は嬉しい事だから。
お金を払ったから正しい知識や責任感のある人から物事を学べるわけではありません。
まずは自分がこんなにも好きなんだ!知りたいんだという情熱を周りに語ってみることから初めてみても良いと思います。

むつかしくない、むつかしくない、この呪文を覚えておくのが大事です。

Olympus Pen EF  / D-76 Eastman Double-X 5222 EI400 / 作例 28枚

使用したカメラ:Pen EF
使用したフィルム:Eastman Double-X 5222

D-76 Stock Dev 20°C 7min, Stop Bath 2min , Fixer 8min, Photo Flo (同一現像液で3,4本目)

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

ハーフサイズカメラのPen EFとKodak Eastman Double-X 5222 D-76で自家現像

今回の作例で使用したフィルムはVision3の50Dを買った業者と同じところから取り寄せました。
海外の業者ですが注文から3日で届き本当に驚きました。
50Dを買う時に送料の事で何度かやり取りをして、その時も返事が早かった事を覚えています。

50Dを輸入した時は200ft、そして今回のEastman Double-Xは400ftで買ったのですがフィルムが入れられていた缶は全く同じサイズのものでした。
200ftのものは中にスポンジのクッションが貼られフィルムと缶の隙間を埋めていました。
重量は異なりますが梱包サイズは同じだったので送料の差は1200円ほどでした。
たくさん撮影するので冷蔵庫に余裕がある時は400ftで買っておいても良いかなぁと思いました。

画伯


今回使用した現像液です。

上記の物以外にも1Lの物も販売されています。
容器の準備のしやすさや計算が簡単なので1Lの物が見つかるようであればそちらをお勧めします。(1Lの物は2020年5月現在ヨドバシカメラで¥642、65ポイント(10%還元))
友人とシェアできる方はガロンタイプ(3.8L用)の方がお値打ちです、処理本数等に応じて計算して選択してください。

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