Olympus Pen S / Kodak Vision3 50D / 35枚
今回はPen Sの作例になります。
シャッタースピードと絞りはもちろんフルマニュアル、ピント合わせは目測と本当に心が軽くなるカメラで大好きです。
電池も不要です。
ピント合わせ以前にシャッタースピードが1/250までしかないので日中の撮影では必然的に絞ることになります。
なので大まかにメートル表示を合わせておけばまず外しません。
面白いもので天気がいい日はKodak Vision3 50DのようなISO感度が50のフィルムを使っていても”高感度すぎる”と感じる事があります。
OLYMPUS PEN EFはASA感度が25スタートなのも納得です。
今回の作例記事の写真を撮影した日は最小絞り値のF22に絞っても足りないほどの好天でした。
仕方がないので何枚かは大幅に露出オーバーしているのですがVision3のフィルム自体が高性能なため露出オーバーがあまり目立ちません。
開放F値が2.8なので、ボケを生かした撮影もできるのですが今回はなかなか機会に恵まれませんでした。
またいずれ。
Olympus Pen S / Kodak Vision3 50D / 35枚
使用したカメラ:Pen S
使用したフィルム:Kodak Vision3 50D
Dev 39°C 4min15sec, Bleach&Fix 8min, Wash 6min, Photo Flo(同一現像液で15,16,17本目)
学生時代に出会った人達が当時使っていたカメラを思い出す事が時々あります。
同じ大学にはPenはもちろんオリンパスのカメラを使っている人はいませんでした。
川向こうの美大に通っていた友人が出会った当初にオリンパスのフィルム一眼レフカメラを使っていて、その後マイクロフォーサーズのデジカメのPenを使っていました。
自分が通っていた美大の子達が持っていたフィルムカメラはローライの二眼レフ、ローライ35、ペンタックスの一眼レフ、コンタックスのG2だった気がします。
ライカやローライを使っている人と遭遇することはありますが、不思議とPenを持っている人には出会わないものです。
2013年、日本に個展のために来日してくれた大学の後輩でペルー出身の友人が街を歩いていてふらりと入ったお店でオリンパスのコンパクトカメラを買った事がありました。
横にいた僕はジャンク品だから不安だなぁと思ったのですが、見事に完動品で友人がとても喜んでいたのを覚えています。
自分の母や叔父はオリンパスのカメラを使っていたのですが、周りの同世代があまり使っていないオリンパスのカメラ。
オリンパスのハーフサイズ機はとても楽しいので試してみてくれる人が増えたらいいなと思います。
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115(2つ)、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
1Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。
CineStill Film 50DAYLIGHT 135-36EX