目次
まずはECN-2のノーマル現像でVision3のフィルムを現像してみる。
Minolta α-7の露出計には圧倒的な信頼感があります。
新しいフィルムや現像液を試す際に撮影ミスがないネガを用意するにはもってこいのカメラだと思っています。
過去にもEastman Double-X 5222で様々な現像液や現像温度を試した時に大活躍してくれました。
2021年、ECN-2の自家現像を始めるにあたり今回もMinolta α-7に頼ってみました。
Minolta α-7 + AF ZOOM 24-50mm F4とVision3のフィルム2種
使用したカメラ:Minolta α-7/ AF ZOOM 24-50mm F4
Remjet Removal Presbath 1min, Wash 1min, Dev. 3.5min,Wash 1min,Blix 6min, Wash 8min, PhotoFlo 1:200 (41.0°C) (1,2,3)
使用したフィルム:Kodak Vision3 250D 作例15枚
ここまでがKodak Vision3 250D/5207です。
使用したフィルム:Kodak Vision3 500T 作例15枚
ECN-2の自家現像を始めて驚いたのはVision3のフィルムを処理した際のぬけ感の良さと発色の正確さです。
それと理屈は分かりませんがピント面がよりはっきりとわかるような気がします。
抽象的、感覚的な説明になりますがモノクロネガをロジナールで現像した時に近いものがあります。
ロジナール同様にシャープネスは優れているのですが、シャドー部がもう一歩という印象をECN-2現像にも持ちました。
(この記事執筆時点では現像時間のアレンジをした事でより良好な結果が得られるようになりました。)
昨年同様に色々なカメラでVision3のフィルムを撮影し、ECN-2で現像していこうと思います。
しばらくまたお付き合いくださいませ。
増感現像編へ続きます。
手軽に試してみるなら…
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
サンアイ CS5011_CINESTILL_50D135-36N
自家現像でVision3を処理するお供に
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116