画伯の雑記 – 2020年6月27日 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

ミクロファインでEastman Double-X 5222

今回は少し前に投稿した記事の後編になります。
本当は1つの記事にまとめた方が良かったのですが画像の数が増えると読み込みが遅くなると思い分割しました。
分割したのは良いのですが前編から日数が空いてしまいました。
日数が空いてしまうと現像したタンクはもちろん撮影に使った機材も前後編で同じなのに、もしかしたら違う機材と現像条件だったのではないか?と少し自信がなくなってきます…
まだ公開できていないネガが溜まっていて困ったものです。
記憶が新しいうちに書き留めておかないとあまり意味がないですね。

この回の現像ではEastman Double-X 5222を3本ミクロファインで現像しました。
どれも結果は良好でした。
処理本数も超えて劣化してきているはずなのでこの辺りでミクロファインは一旦お休みして新しい現像液の準備をしようと思います。
ミクロファインは安価ですし大きなカメラ店であれば今でも店頭在庫がある商品なので気軽です。
組み合わせによっては現像時間が長くなるのでそれを嫌わなければ扱いやすい現像液だという印象を持ちました。
自分の環境下では現像液の処理時間が短すぎる場合よりも最低でも9分以上にかかる方が良好な結果を得られています。
ミクロファインで現像していた時はまだ低温スタートで現像をしていなかったのですが、20°Cでも他の現像液より処理時間が長めに取れるため自分には相性が良かったです。

夏に気をつけたいこと

夏に気をつけたいこと

昨年の8月にLeicaの記事でも書いたのですが、ストラップと着る服の相性に悩まされる季節がまたやってきました。
クライミングロープを使用していた時に比べれば低減していますが、それでもカメラ用ストラップは着ている服よりも丈夫な素材なのか、生地がこすられ細かな繊維クズが大量に出ます。
黒いボディのカメラだから尚更目立つのかもしれませんが、これがファインダーや内部に入ると大変なので手入れには気を使います。
麻は勿論、綿のシャツでもダメでしたし、Tシャツを着る日はプリントが痛んだり、ストラップがかかっている位置の形ですれて毛玉が発生してしまいます。
勿論冬もこの問題は発生しているのでしょうが、冬に着ているコートなどは丈夫な素材のものを好んで着ているのであまり目立たない気もします。
ヨドバシカメラなどに行くと本当に多種多様なカメラストラップが売られていて、皆さん色々考えて選ばれているのだろうなぁと察します。
カメラのサイズと重量にはオーバースペック気味なオプテックの太いパッド入りのカメラストラップを使えばほぼ発生していないのですが、時々細いタイプのものを選ぶと上の写真のように失敗します。
大げさすぎるなぁと思うけれど、しばらくはサイズに余裕があるストラップを使って様子を見ます。

ミクロファインでモノクロ自家現像 / Eastman Double-X / 作例 24枚

使用したカメラ:Nikon FM3A / AI Nikkor 35mm f/2S
使用したフィルム:Eastman Double-X

Dev 20°C 12min30sec, Stop Bath 2min , Fixer 6min, Qucik Wash, Photo Flo (同一現像液で9,10,11本目)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

 FM3A AI Nikkor 35mm / Eastman Double-X 5222 (ミクロファイン)

ミクロファインのストックはまだありますが、もう1本だけ投稿したらしばらくお休みします。
ジェネリック品のHC-110が手に入ったのでこちらをしばらく試していこうと思っています。
D-76は原液で持っていて、劣化のスピードが想定したよりも遅いので、しばらくはD-76とHC-110の併用になりそうです。
タイミングを見てADOX等の現像液も試してみたいと思っています。
天気が悪い日が続くので準備とリサーチの期間に充てようと思います。

画伯


今回使用した現像液です。

今回使用した現像タンク

パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115(2つ)、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
1Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。

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