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前世は忍びの者かもしれないが、それでも見つかるときは見つかるのだ。
「友達3人辿れば誰とでも繋がる。」6人だったり、3.5人だったりと人数が異なることはありますが、人を辿れば地球上誰とでも繋がっているという説で、SNSや物流の変化で過去よりも隔たりが縮まったとも言われています。
半分事実で半分はそうでも無いなという実感があります。
ありきたりですがやっぱり世間は狭い。
このブログを読んでくれているあなたの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いくらいには僕がいる事でしょう。
自分の存在感の無さには不思議な自信のような物があります。
大学で少なくとも3年は接していた後輩から4年目にまさかの名前も出身地も間違えて覚えられていた事が分かった事もありました。
でも人の名前を間違え続ける人というのは意外といる物で、純粋に僕の存在感とは関係ないかもしれません。
都内のバス停で元同級生の目の前に立って居たのに気づかれない事もありました。
密に接して居た人達でも少し期間が開くと忘れられてしまうのかもしれません。
コロナ禍の今ですから、マスク着用も相俟って色々な事が朧げです。
ただアーティストやフォトグラファーの友人知人は僕によく気づいてくれているようで、出会えば声をかけてくれます。
観察をするのも仕事の彼らですから、当たり前なのかもしれませんが、僕のような存在感が希薄である事にかけてはプロな人間に気がつけるのだから大した友人達だと感謝するしかありません。
僕も今日も明日もカメラを携え細かな変化や、移ろいに気づいて日々を過ごしていきたい物です。
Olympus XA / Kodak Vision3 500T /5219 作例 合計 40枚
使用したカメラ:OLYMPUS XA F・ZUIKO 1:2.8 f=35mm
使用したフィルム:Kodak Vision3 500T
ノーマル現像
Vision3 500T /5219 / Remjet Removal Prebath 1min, Wash 1min, Dev. 4min50sec,Wash 1min,Blix 9min, Wash 8min, Photo Flo (38.5°C)
1段減感現像
Vision3 500T /5219 EI250 / Remjet Removal Prebath 1min, Wash 1min, Dev. 4min,Wash 1min,Blix 9min, Wash 8min, Photo Flo (38.5°C)
少し目線を変えてみるとおかしいと思える事が街には潜みながらも溢れています。
そんなもんかと気に留めるのをやめてしまえば視界にも入らなくなってしまう繊細な被写体だったり、存在すら忘れてしまう儚げな存在です。
自分がきちんと気づけているかの指標になるのが散歩に持ち出しているOlympus XAで撮影した写真かもしれません。
Olympus XAは不満をたらたら述べながらも日々持ち出しているカメラで、一緒にいろいろな物を見てきました。
色々なフィルムを通してきましたが、どんなフィルムでとってもやっぱりこのカメラで撮ったなとわかる写真がいつも撮れてしまいます。
良いのか悪いのか、わかりかねますが、それがこのカメラの個性なのでしょう。
今年は絵筆よりカメラを持ち出す事が多いですが、絵も続けています。
大変な一年ですが、しばらく辛抱強くやっていこうと思います。
手軽に試してみるなら…
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
サンアイ CS5011_CINESTILL_50D135-36N
自家現像でVision3を処理するお供に
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116