画伯の雑記 – 2017年9月15日 真面目に写ルンです。

写ルンですを現像に出してみました。

久しぶりに撮影したフィルムをフォトCDにしていただけるサービスに出してみました。(3年ぶりくらい)

フジカラーCDと呼ばれているサービスです。

自宅でEPSONのGT-X980とフジのSP3000でスキャンしていただいたデータの比較です。

トリミングせずフィルムを全てスキャンしたものが自宅でスキャンしたもの、トリミングされているものがフォトCDから取り込んだものです。(上が自宅、下がフジのサービス)

使ったカメラ

実家に帰っていた際にふらりと立ち寄ったカメラ屋さんで見つけて買いました。

一時期品切れの店舗が多かったみたいですが今では普通にヨドバシなどの量販店でも買えるようになりました。僕の実家の地域の人たちは財布の紐が固いのか、話題のゲーム機や東京では品切れとなってしまう商品が割と普通に店頭に並んでいる地域な気がします。笑

自宅でスキャンする際に使ったスキャナ


GT-X980で自宅でスキャンしたもの。

フジカラーCDでお願いしたもの。SP3000という業務用スキャナで処理されたもの。

先週奈良公園に行った際に撮影した鹿さん!

GT-X980で自宅でスキャンしたもの。

フジカラーCDでお願いしたもの。SP3000という業務用スキャナで処理されたもの。

日本橋を歩いている際に見かけた立派なサルスベリ。

GT-X980で自宅でスキャンしたもの。

フジカラーCDでお願いしたもの。SP3000という業務用スキャナで処理されたもの。

これも江東区をお散歩していたとき見た木ですね。青空と力強い緑が夏って感じでした。若者風にいうなら夏って感じでめっちゃきれかった!

GT-X980で自宅でスキャンしたもの。

フジカラーCDでお願いしたもの。SP3000という業務用スキャナで処理されたもの。

GT-X980で自宅でスキャンしたものを白黒に変換してみたもの。

最後の一枚はなんとなく眠い気がして白黒に変換しコントラストを上げてみました。

これは清洲橋から豊洲方面のタワーマンション群を撮影したもの。現在清洲橋が工事中でこのアングルでは撮影できないのです。


画伯の雑記

今回はヨドバシカメラを通し現像に出しました。現像代+フォトCD代で合計1188円でした。(2017年9月15日)

自宅のスキャナの情報

スキャナ:EPSONのGT-X980

スキャン時の解像度:1200dpi

画像処理ソフト:Adobe Photoshop CC2017

フジカラーCDでお願いした写真のEXIFデータ

製造元: FUJI PHOTO FILM CO., LTD.

機種名: SP-3000

方向: 1(標準)

解像度の単位: インチ

使用ソフトウェア名: FDi V4.5 / FRONTIER355/375-1.8-0J-016

幅の解像度: 72

高さの解像度: 72

カラーバランスが違う理由

SP3000という機種はフジの機材なので自社のフィルムをスキャンする際のデータを持っていると思うので、自宅でスキャンするものと比べでメーカーが出したい色に忠実なのだと察します。自分でスキャンしたものに比べて少しだけコントラストが高めで明るくそして彩度も高めな気がします。

フジのものは無加工で白ふちをつけたのみ、自宅のものは自分の好みの色に編集しています。

僕が想像するにはおそらくフジカラーCDの色合いの方が一般的には好まれる処理の仕方だと思います。僕はポートレートを撮影するとき以外はコントラスト低めで色温度を高めに画像を編集するのでそれが結果に出ていると思います。下から2つ目の作例の木と空を写したものはフジの方が綺麗だと思います。

ヨドバシでお願いしたフジカラーCDは料金が540円なので自宅で処理するより楽なので元は取れると思います。自宅でスキャンしたものと違い、上下左右わずかですがクロッピングされているのでいっぱいいっぱいに撮影していると切られてしまいますね。

今日コダックのポートラも現像代+390円でCDにしていただくけるサービスをお願いしてみたので後日比較してみようと思います。

旅行に行く際や車、リュック等に入れっぱなしにしておくには大変便利なカメラだと思います。壊れたり盗まれても800円弱で買えますからね。スマホと違い電池切れの心配がないのも大きいかと思います。

写ルンですの利点

  • 電池切れがない。(フラッシュは電池を使いますが日中はいらないので大丈夫。)
  • カメラの代金+現像代+CD代合計2000円前後で思っていたよりは安い。
  • フィルムが残るのでデータがなくなっても一応安心。
  • びっくりするくらい軽い。カバンなどに入れっぱなしでも苦にならない。
  • 割とまだどこでも買える。
  • 誰でも使える。ユニバーサルデザインで素晴らしいと思う。
  • 本体はリサイクルされている商品なので、実はエコ。

写ルンですの欠点!?

  • 期待しているほどレトロには写らない。結構綺麗に撮れる。
  • フィルムは生物なので有効期限がある。(有効期限が10年ぐらいすぎてても綺麗に写ってしまうこともあり。笑)
  • 現像をお願いする店舗により日数と料金にばらつきがある。いずれにせよすぐには確認できない。パレットプラザ、町の写真屋、ヨドバシ、ビックカメラ、キタムラ、ホームセンターで封筒に入れてお願いするもの等々。まだまだ日本は色々なところで現像をお願いできるのでありがたい。
  • 人に撮影を頼むと指が写り込んでいる事が結構ある。笑(薄く小さいので持つ際にレンズ周辺まで指が届いてしまうのです。)
  • ビューファインダーは正確ではないので自分の意図していない範囲が写ってしまうことがある。
  • 撮影距離が1メートル〜無限大なのでスマホなどに比べ寄れない。昔のライカと同じだと思えば許せる。
  • おおらかな気持ち、現像から帰ってくるまでの待てる心。いらちな人には無理。

レファレンスページ

富士フィルムの公式ページ フジカラーCDのサービスについて

写ルンですの歴史や過去に発売されていたモデル、有名人の作例。

画伯の愛用している写ルンです

プレミアムキット シリコンで出来たケースとカラビナが付いていたので買いました。写ルンですも2つ入って2000円を切る価格で買えるのでかなりお得です。

長文お読みいただきありがとうございました。

画伯

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