画伯の雑記 – 2020年6月18日 Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

今回はPen Sで撮影したVision3 50Dをクロスプロセス

Vision3 50Dをクロスプロセス
やっとVision3 50Dのクロスプロセスを試してみました。
高校時代から20年近く自家現像をしてきているのですが不思議なものでカラーネガの特殊現像はほとんど試さずにきました。
美術系の高校だったのでかなり設備が整ってました。
4×5の引き伸ばし機はもちろん、カラーヘッドのついた引き伸ばし機もありましたし、廃液を回収する大きなタンク、大きな空調設備完備の暗室、フィルム装填のためだけの暗室、e.t.c
ところが教師が知識不足だったのか…モノクロ暗室設備しか生徒に使わせてくれませんでした。
他にもシルクスクリーン印刷の設備が整っていたのにこれも版画教師が生徒には触らせなかったり…
恵まれた設備があり、色々な事が試せる環境だったのに今思い返しても悔しいなぁと。
生徒の保護者で大工をされている方がいて知識もある方で、木製のピンホーカメラを作るのを手伝ってもらった思い出があります。
最終学年時のルームメートの自宅にドラムスキャナがあり、アーティストの写真の出力を専門にされている方がいて大きく出力していただいた事もありました。
ダメな教師もいましたが、ルームメートや友人、そして保護者には素敵な方も多く楽しい思い出もたくさん作れました。
腐ってはダメです、教師はダメでも良い出会いのあった高校時代でした。

大学時代は割と教諭にも設備にも恵まれていました。
今度は反対に…大学というのは部外者が入り込みやすいのか、部外者が自分の通っていた大学に侵入して勝手に版画設備を使ってプリント作品を作っていて問題になった事もありました。
強面の男性だったので僕は会話をした事がなかったのですが後で知り驚きました。
他にも日本人の他校の生徒が侵入してモノクロ暗室を勝手に使って問題になる事もありました。
日本の広島から来たいう女性が僕の大学に来ていた事があり、無銭飲食をして、なぜか僕が飲食代を立て替えた事がありました。
連絡先や身分証明証を見たわけではないので、そのままお金ももらえず礼も言われず挨拶もなく女性は姿を消しました。
海外で日本語で話しかけられるとかなり警戒するようになりました。

今日も与太話から始まり前置きが長くなってしまいました…

フィルムベースのオレンジ色、これは仕方がない。

Vision3 50Dをクロスプロセス
ネガフィルムのフィルムベースのオレンジ色の影響を受け暖色系に色被りします。
モノクロフィルムなどでフィルムベースが透明に近いものがあるので、いずれはそれらを入手してモノクロネガのポジ化もやってみてもいいなと思っています。
これからもモノクロネガやカラーネガで色々な現像液を試したり実験がしたいです。


Olympus Pen S / Kodak Vision3 50D / 25枚

使用したカメラ:Pen S
使用したフィルム:Kodak Vision3 50D
1st D-76 Dev 40.5°C 14min, Exposure, Remjet-removal,Wash C-41 2nd Dev 6min15sec, Bleach&Fix 12min, Wash 6min, Photo Flo (C-41現像薬品は同一現像液で8本目)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Pen S / Vision3 50D (クロスプロセス 自家現像)

Vision3の強みがハイライトとシャドー部の情報量の豊富さですが、クロスプロセスしたことにより大幅に減ってしまったように見受けられます。
ただ自分の現像処理に自信がないので、もっと綺麗に性能が引き出せる気がしています。
それと思い返してみると撮影時にVision3 50Dと250Dを混同し露出を間違えていたコマもある気がします。
なのでこの投稿も試行錯誤のカテゴリーです。

自分がフィルムを購入している業者は200f未満の半端なVision3のフィルムをかなり安く売り出す事が時々あります。
50ftほどのものや170ftのような半端なものを破格値で販売していて、こまめにチェックしています。
中途半端ですが100ft未満の端切れですとフィルムローダーに詰めるときに楽で助かりますしね。
残念ながらしばらく端切れフィルムが入荷してくる様子が無いのですが、また買えたらいいなと思っています。
またそのうち手に入るとは思うので確保して実験等に使いたいです。

画伯


今回使用した現像タンク

パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115(2つ)、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
1Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。

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