目次
Kodak Eastman Double-X 5222をD96とF96で処理しました。
D-96で一番最初に現像したのはXAで撮影したEastman Double-X 5222の2本ですが、先に今回のAM-100で撮影したEastman Double-X 5222の作例を公開します。
先に撮影済みのXAのフィルムはEI400で撮影し、フジの定着液で処理したものになります。
3,4,5本目からがD96現像液とF96定着液で処理したフィルムになってきます。
自分で書いていても混乱してきますがEI250で撮影するための空パトローネが無かったのでISO感度200の空パトローネにEastman Double-X 5222を詰めて今回は撮影しました。
EI250の現像時間で処理する他のフィルムと同じタンクで今回の作例のフィルムも現像しました。
そのため厳密にはほんのわずかにズレがあります、ご了承ください。
廃液を減らすためであったり、洗浄に使う水の量を減らすために試行錯誤していますが、うまく現像液と定着液のサイクルが噛み合わないことが多いのでどこかでスパッと全ての薬品をまとめて切り替えられたら本当は一番です。
Olympus AM100 / D-96 Eastman Double-X 5222 EI200 / 作例 20枚
使用したカメラ:OLYMPUS AM-100 OLYMPUS LENS 1:3.5 f=35mm
使用したフィルム:Eastman Double-X 5222
D-96 Stock Dev 20°C 7min44sec, Stop Bath, Fixer 8min, Photo Flo (同一現像液で3,4,5本目 EI250のものと同じタンクで処理。)
本来であれば…DXコードを改造して250の物に書き換えて撮影するべきですが面倒臭かったので200で撮影しました。
自分でISO感度を設定できる一眼レフ機やオリンパスXAなどは便利です。
業者が詰め替えて販売しているEastman Double-X 5222もISO200のカラーネガのパトローネに詰められて売られていたりするので、それで良いのでしょう。
僕が持っているカメラでDXコードの撮影枚数設定を読み込んでしまい、自分で詰めたフィルムを使用した場合に36枚までたどり着かずに途中で撮影をやめて巻き戻してしまうものもあります。
コンパクトカメラ等で市販のフィルムを使い場合には便利なDXコードですが、パトローネを再利用したり増感減感等少し変わったことをしようと思うと途端に不便になります。
撮影済みの空パトローネをISO感度別にZIPロック袋に分けて保管していますがどうしても人気の感度があるのか偏ってきます。
今日もお読み頂きありがとうございました。
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116
パターソンの現像タンクが好きで、PTP117、PTP115(2つ)、PTP116と4つ持っています。
35mmが1本だけ現像できる最小サイズのPTP114というものもあるのですが、実用的なのは35mmが2本現像できるサイズのPTP115くらいからだと思います。
1Lで薬品を作られる方はPTP116、35mmが3本もしくは120が2本のタイプがちょうど良いかもしれません。