みんなに愛される町のマスコット的一太郎さん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.040
今日はバレンタインでした。
職場ではコーヒーを注文してくれたお客様にクッキー、チョコ、ドライフルーツなどをサービスで配りました。
チョコレートがダメ、血糖値が上がるとダメな方、様々なお客様がいるのでおまけでつけるスイーツにも気を配らなければいけません。
私の身近なところでもマリちゃんがチョコレートアレルギーです。
意外とチョコレートが食べられない人は多く、マリちゃんの場合は湿疹がでるそうですが、さらに重篤な症状が出る方もいるようなので気をつけなければいけません。
有名なチョコレートを食べて鼻血が出るというのもアレルギー症状なのだそうです。
今日も一太郎さんがコーヒーを飲みに来てくれました。
先週と今週は出版社で校閲の人との会議や昔の職場の人と会う用事が多いそうで、私の職場周辺にも頻繁に来る予定だそうです。
一太郎さんから民謡のレコードを今日は頂いてしまいました。
今日の一太郎さんも相変わらず可愛らしい雰囲気でした。
日本ハムファイターズの野球帽に奥さんの手編みのマフラー、そして息子さんに買ってもらったというダウンのベスト、そしていつもと変わらず半袖という出で立ち。
頑なにワイシャツやジャケット、長袖を着ない一太郎さんのスタイル。
一太郎さんが帰った後、ギャル田中さんも来ました。
今日はいつもと違いカフェオレを注文されたので、ハンドドリップが得意なはるちゃんが作りました。
はるちゃんがカフェオレを作る間ギャル田中さんと色々なお話をしていました。
はるちゃんはなぜギャル田中さんが勉強ができるのかという、おそらくギャル田中さんも何度も聞かれているであろう素朴な質問をしていました。
ギャル田中さんは「ずばりやる事が勉強しかないんだよ！びっくりするくらい暇で、勉強するか本を読むか漫画を読むか、ここにコーヒー飲みに来るくらいしかないのよ！家庭教師のバイトもしてるけれどそれも勉強になっちゃうしな。小中と越境入学の同級生ばかりで、文京区内に友達があんまいないから徒歩で遊びに行ける範囲に友達がいないし、スマホもゲーム機も持ってないし、自分の部屋のテレビは壊れたから手放したし、本当にやる事がないわけ！」と笑いながらはるちゃんに返事を返していました。
この話で面白かったのがギャル田中さんはマイルールを色々持っていて、その中の一つに”自分への執行猶予”というものがあるそうです。
スマホを持っていない理由も2年前に落として壊してしまったため買い替えていないそうで、テレビも壊れたまま買い替えないまま3年経っているそうです。
自分に過失があったり買い物に失敗したと認められた場合は1万円あたり半年間我慢をするというマイルールがあるそうで、スマートフォンの場合は8万円したそうなので4年間となり執行猶予中は新規購入を我慢すると決めているそうです。
テレビの場合は窓際に置いていたため結露が原因で壊れてしまい、自分の不注意だったからしょうがないと諦めてはいるそうですが、それでも未だに思い出してはとても悔しい気持ちになるのだそうです。
ギャル田中さんは「スマートフォンがあんなに小さいものなのに8万円もしたという事が今となっては信じられないし馬鹿らしい、思い出すたびに悔しさがこみ上げてくるから車が踏んでも壊れないくらい頑丈で欲しいと思える機種が出るまでは買わないかもしれないな。今はスマートフォンも少しずつ値上がりして10万円を超える機種がざらだし、500円のコーヒーを200回飲みに来る方が今の私には有意義だよ」ともおっしゃっていました。
相変わらず田中さんはクセがあって面白いなぁ、独特な世界観があって大好きです。
ギャル田中さんの時間への感覚や金銭感覚はすごくまともだと私は思っています。
私もスマートフォンがあんなにも端末代がする上に毎月の使用料金がとてもかかっている事が信じられません。
バイトの後家に戻ると先週ヒロシがもらってきたチューリップが開花していました。
朝見たときは蕾だったので、驚きました。
チューリップの花は母の誕生日に父が毎年買ってきている花でもあります。
今年も父は母にチューリップを買い、母が好きなカレーかカレーうどんを作ってあげるのでしょう。
私がいない実家の食卓では二人はどんな会話をしているのだろうか。
うめこ
今日の一枚
LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.
今日の一曲
The Korgis – Everybody’s got to learn sometime
今日の一本
