うめちゃんからの手紙 2018 No.041 時間感覚を正常に戻すために。

うめちゃんからの手紙 2018 No.041

仕事中のうめちゃん

うめちゃんからの手紙 2018 No.041

昨日、日本の一部の地域では春一番が観測されたそうです。
春一番とは立春の後に吹く一番最初の強い南風の事だそうです。
東京でも少しずつ暖かくなってきていることをここ数日強く実感するようになりました。

先週末は夕方に洗濯物を取り込む際にあまりの寒さのため一旦室内に戻りダウンジャケットを羽織ったりすることもありましたが、数日前からカーディガンを羽織るだけになりました。
今朝洗濯物を干していた時の空気の匂い、学校のグランドから下駄箱がある場所に向かって吹いてきた風の匂いが先週までの匂いとは明らかに違ってきていたのでした。

冬の寒さが厳しい朝などは体がこわばっているので本格的に動き始める前にストレッチをしていました。
ここ数ヶ月は4時半から5時の間に起き、15分ほど体をほぐしてからシャワーを浴び、朝2時間勉強をする時間を作っています。
その後お弁当を作り、朝ごはんを食べてから毎朝登校しています。
はじめおじさんかヒロシがお弁当を作っておいてくれることもあり、その時は時間に余裕があるので助かります。
ヒロシとはじめおじさんは朝起きると一人と一匹で毎朝一緒にジョギングに出かけています。

1日を通じて3時間半から4時間は勉強する時間、朝と夜で15分ずつストレッチをする時間を捻出しています。
学校の後にアルバイトをしているため、仕事から戻った後の勉強は疲れと眠気もあり効率が良くないので読書の学習に充てています。
今の生活で欲を言えば、定期的に浜町のプールに行きたいこと、平日にもヨガ教室にも行きたいなと常に思っています。
でもこの二つは現状では実現不可能でしょう、どう頑張っても時間が作れません。

ヨガとプールのいいところは健康面に有益ということが一般的かもしれませんが、私にとっては時間感覚を正常に戻すために調整のような役目もあります。

カフェのアルバイトをしていると午後6時くらいから終業までの時間が急に長く感じたりすることがあります。
一週間で見てみると私の時間的感覚が狂うのは総じて水曜日の夕方頃な気がします。
理想では水曜日のアルバイトの後にヨガかプールに行きたいです。

ヨガ教室はインストラクターの方が呼吸やアーサナを変えるタイミングを教えてくれます、60分のクラスの時は1時間の長さの感覚を取り戻すのに重宝します。
プールも50分おきに水から出る必要があるため、こちらも客観的時間感覚を養える気がします。

夕方にプールに行き背泳ぎで天井を見つめながら泳いでいると映画フローズンタイムのレジのシーンさながら主観的時間感覚と客観的時間の境界が曖昧になり、混んでいるプールの筈なのに不思議な静寂感に向かって泳ぎを進めている錯覚に包まれてくることがあります。
ヨガの場合は呼吸を意識したり、アーサナを切り替えていくタイミングが体に染み付いてきているのでもう少し時間感覚を取り戻すのに役に立ちます。

マリちゃんが日本に来て一番最初に驚いたことはコンビニやフランチャイズ店のレジの方たちの動きの早さだったそうです。
すごい早さでテンキーを叩き、POSレジへ性別や年齢のデータ入力、極めつけはお釣りの硬貨を大小金額別で順番に分けて返却されたことに驚きを通り越し、パニックになりそうになってしまったそうです。
マリちゃんは自分だけすごく遅く動いているのではないか、私が他人から見るとすごいスローモーションなのではないかお思えてきて違和感が怖くなってしまったのだとか。

とりあえず今晩は目を閉じ深呼吸をして休もうと思います。

うめこ


今日の一枚

千歳周辺

LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.


今日の一曲

Arrested Development – People Everyday (HD)

Arrested Development – People Everyday


今日の一冊

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