うめちゃんからの手紙 2017 No.106

祖母のイギリスのサマーハウスに先週より滞在しています。

渡英前はイギリスで優雅にまったり過ごすつもりやったのですが来てみたら大違い!

マリちゃんは畑仕事のアルバイト、はるちゃんにいたっては私の祖母がはるちゃんママに頼まれ探してきた英語学校に通わなければいけないという大忙しっぷりです。

祖母はケンブリッジ大学認定英語教師国際資格というのを持っているので、私の祖母から教わるのが一番いいと思うのですが、はるちゃんのお母様が厳しいスパルタな先生を紹介してくださいと私の祖母に言ったものやから知り合いの語学学校の先生にお願いしたみたいです。(私の祖母も英語教えてる時はめっちゃ厳しいのですけれどね)
はるちゃんはお母様と英語のIELTS試験のスコアが上がったら新しいアイパッドを買ってもらえるという約束を取り付けているらしく本人は毎日頑張って語学学校に通っています。

私とはるちゃん、マリちゃんが滞在しているのは子供ハウスという祖母が過ごす使用人の人たちがいる母屋とはちがい、別棟で掃除洗濯自炊、すべて自分たちでやらなければいけません。
夕飯は母屋に集まって祖母と夕ご飯を食べたりバーベキューをするのですが朝と昼は自分たちで頑張っています。

さて私ですが…私は親戚がやっている乗馬教室と牧場のアルバイト要員にいつの間にカウントされていて夏休みなのにがっつりアルバイトをする羽目になっていました。(私の祖母が長女でマリちゃんのおばぁさまが三女、私の乗馬の先生であるバイト先の上司が次女の娘さんです。)
けれど衝撃の時給9ポンドなのでめちゃくちゃ頑張っています。
ちなみに今年のイギリスの18歳未満の最低賃金が£4.05なのでものすごく破格の高給取りデビューです。といっても物価感覚をつかみやすく物に換算してみますと…Sainsubry’sというイギリス最大手のスーパーでこちらで一番人気と言っても過言ではない最高に美味しいYeo valleyのヨーグルトを買うと大体1ポンド65ペンスします。プリングルスを1つ買う場合も大体同じくらいです。なので節約しないとせっかくのお給料もすぐに飛んでしまいます。街のオフライセンスでコーラなりペットボトルの飲料を買っても同じくらいかもう少しする感じですね。

仕事内容は乗馬教室のトレイルライドの一番最後尾で子供達を見ながらの乗馬して付いていくアシスタントから、ひたすら馬小屋の二階から干し草を下に降ろす作業までいろいろです。
今朝はオクサー障害のバーにペンキを塗ったり馬小屋に塩のブロックを置いたりいろいろやりました。
けど今年もみっちりと自分のトレーニングの時間も取ってもらえるので楽しいです。
親戚のおばちゃんももちろん魔女で動物と話せる魔女の特技を生かしフリージアンという品種を中心に育成と調教をされています、それ以外には競走馬を引退したサラブレットなどを乗馬教室用に調教しなおしたりしています。競馬などと違い競技会に出る馬は8歳以上でなければいけないなどの規定があります、なので引退した元競走馬という馬が多いのです。それでも若いですよね。

ちなみにイギリスやのに厩舎の壁には「人馬一体」と大きく書かれていたりICHIBANやSAMURAI、MIFUNEという名前の馬もいます。
面白い世界観の仕事場です。
よくわかりませんがイギリス人のおばちゃん的にはTOSHIRO MIFUNEは超絶イケメンなのだそうです。

そんな感じで元気にやっております。
日焼け止めクリーム早くも3本目に突入です。
こちらにシャンプーのボトルのようなディスペンサーに入った日焼け止め止めクリームがあるのですがまだ買おうか悩んでいます。
使い切れるなら早く買ったほうが正解ですね。
明日みんなでスーパーに行くのでみんなでどでかいのを買ってもいいかもしれません

うめこ

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