うめちゃんからの手紙 2017 No.101

今日はバイトがない日なのでおっちゃんがお友達でも学校の後に連れておいでと言ってくれたのでマリちゃんとはるちゃんを家に招きシャルロットケーキ作りをおっちゃんに教えてもらいました。

おっちゃんは今、私の母やおばちゃんと協力して子供と一緒に作れる洋菓子レシピ本の出版のため日夜せんべい屋さんのお仕事の傍ら研究を頑張っています。

おっちゃんは私やヒロシの友達と一緒に作ってみていろいろシミュレーションしたり時間を計ったりしています。
前回マリちゃんとはるちゃんが遊びに来てくれた時はガレットデロワをみんなで作りました。
すごく美味しかったのですが、おっちゃんは子どもが作るにはむつかしいかなぁ、簡略化できないかなぁといろいろ悩んでいてあまり納得している感じではありませんでした。
前回ガレットデロワを作った時は学校の後だったので3時半頃から作り始め完成した頃には夕ご飯の後のデザートになってしまいました。おっちゃんがいうには子供と作る場合3時間もかかっていたら子供の集中力が続くだろうか?とかガレットで焼く前に冷蔵庫で生地を冷やす工程できちんと家庭でも適正に冷やせるだろうかといろいろ試行錯誤していました。

おっちゃんがいうには洋菓子の基本の1つがいかに待てるかということだそうです。
バターを折り混ぜる生地は特に適正温度で扱わないと生地にすぐ現れてしまうそうです。

はるちゃんがおっちゃんに土曜日とかの早く学校が終わる日に子どもが帰ってきてお昼ご飯を食べた後に作り始めておやつとして食べられたら理想ですねと言っていて、おっちゃんもそれくらいの時間感覚でつくれるお菓子のレシピを中心に本を作るべきだねともいっています。
でも私はお菓子を親と作るという事は子どもにとっては結構一大イベントだと思うのです。
なので私が子供やったら夕ご飯前につくって夕ご飯の後のデザートまで我慢できる気もするのです。
私は事実子供の頃そうでした。ワクワク感!
ただ忙しい家だとお菓子作りにだけに3時間もかかりっきりになるのは難しいというのも事実です。
子供って大人が思っているより洞察力とかが鋭いと私は思っていて、クッキー作りでももちろん楽しいのやろうけれどわかりやすくシャルロットケーキのようなケーキケーキした形のお菓子作りも子供にはウケがいいと思うのです。
子供と作る場合は失敗もするとは思うのだけれど、子供って大人が食べているものを自分も食べてみたいとおもうやろうし、大人が一生懸命作っているケーキ、自分たちもチャレンジしてみたいって子供もいると思うのです。
おばちゃんも私と同意見で子供相手だからとあんまり簡略化したりときめきが少ない内容にしてはダメだと言っています。
難しいです。
子供の集中力の問題も大きいですし。
実際に子供とお菓子を作って実験もしています。
ただ、ヒロシと私がベビーシッターをさせてもらっているまっちゃんは私の家でしょっちゅうお菓子を作っていて慣れてしまっていて普通の子供と同じにカウントしてはダメな気もしているのです。
まっちゃんは4歳児ですがコナンくん並みの天才なのでレシピ本製作の対象年齢を考える際におっちゃんを余計混乱させてしまっています。笑
普通に私達と同じ感じで上手に作りますし完成できるまできちんと待ちます。私以上に丁寧に分量も測りますしタイマーもセットします。
まっちゃんは自分で作った洋菓子をいつも家族に持って帰っています。
まっちゃんのお母さんも娘が作るお菓子のほうがそこらのお菓子屋より美味しいとまっちゃんを褒めるのでまっちゃんもいつも張り切っています。

また時間が合うときにみんなで集まっておっちゃんの研究に付き合おうと思います。
だってケーキが美味しいのは間違いありませんからね。めっちゃ時間がかかるというだけで。
でも3時間とか私らからしたら話していたらあっというまです。
ディズニーとか言っても3人で話して列を待っていたらあっという間です。 ;) うめ

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