春服でバイトに行くうめちゃん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.084
今日はアルバイトの前に横浜まではるちゃんに会いに行ってきました。
再来週の日曜日に暗室の予約がうっかり取れてしまったので今日明日に撮影をして、次回までに十分なネガを用意しておきたいと思ったからです。
いまいち繁忙期がわからないので思い立ったら電話をかけてみるものですね、空いていたら儲け物です。
以前撮影したネガでまだ引き伸ばしたいものもあるですが、さすがに季節が変わり服装が変わってしまったのでせっかくなら春らしいものを撮って引き延ばそうという算段です。
明後日に引き伸ばしすることを考えれば白黒の方がスピーディーですが、カラーで撮りたくなった場合の事も考えて御守り的に３本持って行きました。
私とはるちゃんが横浜で遊ぶ時はたいてい駅のデパートでお弁当を買うか、駅ビルに入っている崎陽軒のレストランで定食を食べるか、野毛まで行きセンターグリルで食べるか、時間に余裕があればはるちゃんの家にお邪魔してお呼ばれするかの4パターンです。
センターグリルが最も値打ちにお腹いっぱい食べられるので好きなのですが、世界堂を利用する時や相鉄側にあるカメラはスズキに立ち寄る時は横浜駅の崎陽軒になることが多いです。
先日はるちゃんがライカのM262を注文したので、それまでにレンジファインダーに慣れておこうということで私のM3を横浜まで持っていき貸し出しました。
はるちゃんは普段Rolleiflex 2.8Fという中判フィルムを使う二眼レフカメラ、そして距離計が付いていないRollei35というカメラを愛用しています。
私のM3を使った事は過去に何度かあったのですが、改めて使ってみたはるちゃんの感想は”まるでオートフォーカスじゃん！こんなにスパスパ撮影できるとは…でも見た目に反してずしりと重いね！”というものでした。
そうなのです、ライカは意外と重いのです。笑
はるちゃんが愛用しているRolleiflexは1.2kg前後なのですが、これは見た目通りの重さといったある種の説得力があります。
一方小ぶりに見えるLeica M3が595g、この日つけてあったズミクロンは240gで合計835gと見た目に反して一丁前の重さがあるのです。
ちなみにはるちゃんが毎日持ち歩いているRollei35は390グラムだそうで、こちらも凝縮された重さのようなものがありますね。
ピント合わせが二眼レフと違う感覚で楽だねーという話をしながら横浜市内で撮影を楽しみました。
結局早く撮影結果が見たいということではるちゃんはフジのC200という安いフィルムを１本、コダックのTri-Xで１本合計２本撮影し、C200は当日仕上げの現像に出しました。
横浜市内にも何箇所か当日現像仕上げができるお店があるようで、駅ビルに入っているお店は１９時までに出せば当日に受け取ることも可能だそうです。
東京から横浜に出かけていくたびに横浜の大都市ぶりと便利さに驚かされます。
場合によっては大阪や都内のエリアより便利だったりしますね。
フィルムの現像を待つ間、今日は崎陽軒で少し遅めのお昼ご飯を二人でとりました。
食後にネガを受け取り、少しだけ確認し二人でアルバイトに向かいました。
はるちゃんは焙煎工場でのお仕事だったので私ははるちゃんの撮影結果をしっかりと確認することはできませんでしたが、暗室作業をする日までのお楽しみにとっておこうと思います。
私は白黒を2本撮り切ったので次回はるちゃんのも一緒にまとめて現像してあげようと思います。
アルバイト先に今日は一太郎さんと奥様がコーヒーを飲みに来てくださりました。
今日も二人でブルーベリーパイを仲良く食べていました。
一太郎さんから近日中にFUJIの白黒製品がディスコンになるのだと教えていただき、寂しいなぁという話題になりました。
でも考えてみると私はずっとコダック製品ばかり使っているので寂しいと思うのもおかしいのです、けれどディスコンになる前に使っておきたいなと思いました。
どうしても長尺でフィルムを買って自分たちで巻いているのと、印画紙も学生用をアメリカの業者から購入しているので縁がありませんでした…
明日まだ桜が残っていればヨガ教室の後に少しだけ田中さんとマリーちゃん、てるこさんを仙台堀川周辺で撮影させてもらいたいなと思っています。
休みの間の方が学校がある日より忙しいかもしれませんね、少なくとも移動距離という視点から見れば学期中より動き回っています。
うめこ
今日の一枚
Nikomat FTn / Fuji C200
今日の一曲
Sam Cooke – What A Wonderful World
今日の一冊
