うめちゃんからの手紙 2018 No.027 おかえりはじめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2018 No.027

帰ってきたはじめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2018 No.027

雪がひどくてアルバイト中は頻繁に床を拭いたりお客様にタオルを貸し出したりと大忙しでした。
今日は学校からアルバイト先に直行しアルバイト先で靴下と靴を履き替えました。
アルバイト先にビルケンのモンタナを置かせてもらっていて、いつも仕事前に履き替えています。
学校に履いて行っている靴に新聞紙を詰めラジエターの下で乾かせてもらいました。
明日は大好きなヨガ教室なのですが積雪がひどくないことを祈るばかりです。
あまりにも雪がひどければお休みしてもいいかなと思っています。
たまえおばちゃんの言葉を借りるなら一流の仕事をするためにはサボりも一流でなければいけないわけです。笑
日曜日にはるちゃんとマリちゃんとレンタル暗室の予約を取ってあるので日曜日がいい天気になるように願っています。

アルバイトが終わる1時間くらい前にはじめおじさんが天気が悪いからと迎えに来てくれました。
はじめおじさんは今日フランスから帰ってきたばかりで時差ぼけもあるのに私をアルバイト先まで迎えに来てくれたのでびっくりしました。
アルバイト先の女将さんとはるちゃんにお土産も持ってきてくれました。

はじめおじさんは12時少し前に空港から自宅に着き、5時間くらい爆睡してから迎えに来てくれたとのことでした。
飛行機で全く眠れず自宅のベッドで昼寝でもしようと軽く眠るつもりだったのが自分史上最高に質の高い睡眠がとれてしまいびっくりしたと笑っていました。
無事にはじめおじさんが戻ってきて嬉しいです。

はじめおじさんにたっぷりのカプチーノをお椀のような大きめのカップにいれました。
私が入れたカプチーノがとてもが美味しいと喜んでくれたのですが、マスターが「この時間にカフェイン取っちゃうと時差ぼけ治んないかもよ?僕からのおごりでカモミールティーも入れるよ。これでプラスマイナス、多分マイナスだ!」とおっしゃっていました。
たしかに夕方の6時にカフェインを摂ってしまうと時差ぼけが治るのに時間がかかってしまうかもな、失敗したなと反省しました。

海外によく出張に行くマスターが「時差が13時間ある国に出張に行って帰ってきた場合は、1日に1時間だけしか僕の場合は時差を戻せないから13日間くらいかけて緩やかに時差を治さないと体にこたえるね」とおっしゃっていました。
はじめおじさんはとても体力がある人ですが、あまり体力を過信せずゆっくり僕も時差を治していくよと言っていました。
それが一番いいなと私も思いました。
たまえおばちゃんは双子を産んでから昼夜の境界が曖昧になってしまっていて赤ちゃんに時間を常に左右されていて万年時差ぼけのような感じだねと言っています。
母が土日月と泊まりに来ていた時は母と私で双子ちゃんたちの子守をしていたので、たまえおばちゃんはいつもよりしっかり眠れて助かったよと喜んでくれていました。
「子供を産む前は10時間は眠れていたのに、子供を産んでからははじめちゃんがいる時でも合計で継接ぎの8時間くらいしか眠れてないから寝不足だよ」とたまえおばちゃんは嘆いていて、
私の母は「8時間も眠れたら幸せものだよ」と爆笑していました。
おばちゃんは母乳の出がいいらしく双子を完全母乳で授乳しているのですが、とても疲れるそうで授乳している時以外は赤ちゃんたちと一緒に寝たり、テレビを見たりぼーっとしています。
授乳以外のオムツを替えたりなどははじめおじさんや私やヒロシがやっています。
チームワークです、それでも去年の8月中旬に生まれた子たちなので二人を抱えると腕はパンパンです。
母は神経質なので眠りが浅く、横で眠る私の父が使うシャンプーの匂いが変わっただけでも気になって眠れないくらいの繊細な人なのです。
使い魔の猫のちよ子は寝笑いをよくするのですが、時々眠る猫相手に眠りながら笑うなと本気で怒っている事があります。
(余談ですがヒロシは眠りながらよくおならをする。)
たまえおばちゃんは子供の頃から10時間睡眠だったそうなのですが、私の母は思春期くらいから今まで平均して5時間くらいとおばちゃんの半分も睡眠をとれておらず、今でも数時間おきに水を飲みに起きたり、夜中や朝早くに目が覚めてしまったりと質の高い睡眠がとれていないようで、私はいつも心配しています。
おばちゃんは夜更かしをして朝早くに起きるような日でも日中昼寝をはさんだりして、どこでもいつでもすぐ眠りを取ることができるのですごく羨ましいなぁと私は思います。
私も割とよく眠れるのですが明るいと全く眠れず、昼寝はあまり得意ではありません。

眠りはとても大事です。

毎週金曜日はアルバイトの後にマスターのアンプを借りてギターを弾かせてもらうのですが、今晩は天気が悪かったのではるちゃんとも早めにさよならをしてはじめおじさんの車で家まで帰ってきました。
バイトから家に戻るとたまえおばちゃんとヒロシがクリームシチューを作ってくれていました。

クリームシチューを食べながらはじめおじさんのフランス滞在中の出来事の話を聞かせてもらいました。
お葬式で色々な人に久しぶりに会えたこと、滞在中ずっと昔のホストファミリーに料理を作ってあげていたこと、やっぱりフランスの郊外のスーパーマーケットは楽しかったという話など、聞いていてとても楽しかったです。
湿っぽくなるかと思われたお葬式、お世話になった亡くなられたオーナーシェフのお弟子さん達が全員大集合したものだから同窓会のようで思い出話に花を咲かせながら飲めや歌えやで忙しかったそうです。

フランスから帰ってきたばかりだからなのか、いつものはじめおじさんとは少し違う匂いがしました。
現地で使っていた洗剤や石鹸とか食べ物の違いが体臭と混ざって日本にいる時とは違う匂いが出ていたのかもしれません。

はじめおじさんに頼まれたラジオ番組の録音が完璧に出来ていたヒロシもどこか得意げで上機嫌でした。

うめこ


今日の一枚

築地

LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.


今日の一曲

Blondie – The Tide Is High

Blondie – The Tide Is High


今日の一冊

高校の終わりくらいからずっと熱心にはまってしまっていたシリーズ。

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