マリちゃんが撮ってくれた親子写真。
うめちゃんからの手紙 2017 No.198
今日もマリちゃんとヨガ教室に行ってきました。
教室の生徒さんたちの話題は近くであった凄惨な殺人事件の事で持ちきりでした。
実ははじめおじさんの仕事場の神棚にも八幡さんのお札が伏見稲荷のお札と神宮大麻と一緒に収めてあります。
私もはじめおじさんに連れられお参りに行った事があったのでとても驚きました。
さて今週は一週間ぶりに私とマリちゃんを可愛がってくださっているお姉さんと教室の後にお茶をしてきました。
お姉さんは世間の話題などどこ吹く風、今日もお姉さんが大好きなハイテク家電の最新情報や合コンで出会ったすごくきっちりしてはる男性の方とのデートの話をしてくださいました。
たまたまマリちゃんが先週末スーパーファミコンミニを定価で手に入れる事ができた事が話題に上がると、それはとてもラッキーだったねとおっしゃっていました。
お姉さんはあまり社会の流行や時事に興味がなく、もちろん家電や化粧品などの新製品好きなのだそうですが、お姉さん曰くお姉さんが子供の頃からテレビのニュースの内容は全く変わっていないとおっしゃっていて、深いなぁと思いました。
20年前も政治や隣国のミサイル発射など緊迫した国際情勢、伝統芸能や神事にまつわる一大スキャンダル、宗教がらみの事件、お姉さん曰く全く同じ類のニュースばかりうん十年と聞いている気がすると言っていました。
なるほどなと、私なりにも腑に落ちるお姉さんの考え方でした。
お姉さんが１ヶ月ほど前に合コンで出会った時間とお金にすごく正確な男性との仲はうまくいっているそうで、近々二人でディズニーデートに行くとの事でした。
お姉さんは打算的になるのはあまりよくないとは自認しているけれど、女性の買い物中やアミューズメントパークなどの行列を待つという疲れるデートの間どこまで忍耐力がある男の人か様子を見たいのだそうです。
「長蛇の列を楽しく一緒に待ってくれる男性ならもう本気で取り組んでいきたい案件や！」と鼻息荒く語っていました。
旅行や遊園地などに遊びに行った時に疲れがたまってきた頃に本音というものが人間出る気はします、確かにお姉さんの作戦は鋭いなぁとは思いました。
ただ、お姉さん自身も疲れてくるやろうからそこのところはどうやねんと私は思いました。笑
今日は父の誕生日でした。
おばちゃんがパソコンでテレビ電話の設定をしてくれて父を呼び出してくれました。
お誕生日おめでとうと伝えると、父から「朝一番で誕生日プレゼントが届いたよありがとう！」とお礼を言われました。
今年はお手紙と、アルバイト先で買った父が好きなブラジルサントスの豆、マリちゃんが撮ってくれた私と父のツーショット写真、私の手編みの手袋を入れて送りました。
一番盛り上がったのがヒロシがこっそり入れてくれていたヒロシが描いた父の似顔絵でした。（宅急便のお姉さんと仲がいいのでヒロシにいつも荷物は任せています。）
はじめおじさんとおばちゃんも、私の両親も今日まで見た事がなかったそうで、予想外にすごく上手な父の似顔絵に皆大爆笑していました。（当の本人は彼女のなっちゃんとデート中でした。）
ヒロシはかなり絵が上手で本当に羨ましいなといつも思っています。
絵を描くことも写真を撮ることもとても上手。（番外編ヒロシから手紙）
３０分ほど話したあたりで、私がテレビ電話の電話代がもったいないからそろそろ切ったほうがいいと父に告げ会話を終えようとするとなぜかみんなに笑われてしまいました。
ともあれ父と母の元気そうな姿をパソコンの画面で見る事ができとても楽しかったです。
電話代のこともありますが、マリちゃんがお昼を食べに遊びに来てくれていたので少し気を使ってしまったのも本音です。
私が父に送った誕生日プレゼントと行き違いのように私の母からたまえおばちゃんが愛してやまないポン酢が送られてきました。
本当に美味しいポン酢で一族みんなが愛用しています。
せっかく美味しいポン酢があるのやから、今日はマリちゃんに水炊きを食べさせてあげようとおばちゃんが朝ごはんの時に言ってれたので、今日のお昼はみんなで水炊きを食べました。
二郎と三郎もコタツを囲んでワイワイ食事を取るのが好きみたいでお鍋の日はいつも大興奮です。
はじめおじさんが「楽しくみんなで食事をとったり記憶って大人になっても僕は覚えてて、この鍋をみんなで囲ったワイワイガヤガヤの楽しいおもでもみんなの記憶に残るといいね」と言っていたのが印象的でした。
コタツでお鍋を囲む、これほど日本人的な冬の心象風景はないかもしれません。
そしてその風景を実体験としてマリちゃんや大好きなみんなと楽しむ事ができて本当に素敵でした。
うめこ
今日の一曲
Sam Cooke – What A Wonderful World