うめちゃんからの手紙 2016 No.071

私の実家では母の事はおかぁさんもしくはオカンと呼ぶのですが、父は皆に画伯と呼ばれています。私の母が私の父を溺愛しているのですがいじり倒すのが好きで
小さい頃の私に画伯って呼ぶんやでと仕込みました。
私の父は画伯はやめて、お父さんか、パパ、せめてオトンって呼んでと私に注意していたですが、東京の下宿先のおばちゃん、おじちゃん
父の両親、私の母の両親、よく行く商店街の人たち、毎朝挨拶する交番のお巡りさん、知ってる人は全員画伯と私の父のことを呼んでいます。
父はいつからか私にお父さんと呼びなさいと注意する事を諦めたみたいですが、私は母と違うのでたまにはオトンとかお父さんと呼んでいます。
けれど、父もどこか抜けていて、画伯と呼ばれる事が染み付きすぎていて、毎回 一瞬戸惑います。

自分が大好きな使い魔や人にすぐあだ名をつけたがる母なのです。
「うめちゃんはうめちゃんだよね。あだ名のつけようが無いもの。わはは!うん。うめちゃん!」と
母が以前私に言ったのと同じ事をはるちゃんが私に言ったでふと懐かしくなりました。
でもはるちゃんもはるちゃんだよなと私は思いました。
私の学校にははるちゃんとうめちゃんは私達しかいませんが、まりちゃん、まゆちゃん、ゆみちゃん、なっちゃん、ともちゃんは何人もいます。
よくかぶる名前だそうです☺️
私の名前もはるちゃんという名前もよくある名前な気がするのですけれどね。

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