うめちゃんからの手紙 2019 No.182 ヒロシの大事な壺。

うめちゃんからの手紙 2019 No.182

子供の頃からゲームだったりパソコン自作を楽しんできたたまえおばちゃん。

うめちゃんからの手紙 2019 No.182

今朝は少し寝坊してしまい朝5時に目を覚ますとヒロシが足を怪我しながら泣いていたのでびっくりしました。
骨でもおったのかと心配して声をかけると大事に”育ててきた”梅干しの壺を手を滑らせ落としてしまいショックで立ち直れないと泣いていたのでした。
以前から滑りやすい壺だということは認識していて麻紐を巻くなどして滑らないようにしようと思っていた矢先に滑らせてしまったことが余計悔しさに拍車をかけてしまったようです。
あそこまで辛抱強くタフな猫のヒロシなのですがライフワークの一つの梅干し作りの壺が割れてしまった事は相当なショックだったようです。
騒ぎを聞きつけはじめおじさんが梅を拾うのを手伝ってくれました。
私が床を掃き掃除し、ヒロシとはじめおじさんがちょうど良いサイズの瓶を探し梅を仕込み直していました。
ヒロシは潔癖なので塩分濃度が他の壺と少し代わってしまう事を気にしていましたが、梅干し壺や瓶ごとに梅酢の個性が出てくるでしょうからあまり潔癖な事も言ってはいられないと励ましました。
ヒロシにとっては大事件でしたが、ヒロシの性格ですからもともと幾つもスペアが作ってあり梅干しが足りなくなるなんてことは起こりえませんし、人に配っても余るほどあります。
足から血が出るほどの怪我をしていたのに梅壺の方ばかり心配していたヒロシを見たたまえおばちゃんが私も似たような経験があるなぁみんな同じなんやなぁ言っていました。
怪我の痛みよりも悔しさの根本のようなもの、自分の失敗に対しての怒りや悲しみというのはなかなか大きなもので誰にでも経験がある痛みなのだなぁと思いました。
たまえおばちゃんも子供の頃パソコンを自作しリビンクから自分の部屋に運ぶ時に50センチくらいの高さから足の上に落とし怪我をしまったそうなのですが、お小遣いを注ぎ込んだ自慢のパソコンが壊れていないかそちらの方が心配で全身の血の気が引いて腰が抜けてしまい泣いてしまったのだと言っていました。
たまえおばちゃんは昔パソコンを落として壊してしまったトラウマから、時々古いパソコンを買ってきては修理し放流と銘打ち完動品にしたものをオークションで売ったり友人に譲っています。
思い入れのあると言うAppleのパソコンやIBMの古いノートパソコンなどは手元に残しているようですが、治すことを趣味兼癒しとして楽しんでいるようです。

文子ちゃんと歌子ちゃんが成長し20kgを超えたので大変です。
たまえおばちゃんは娘達に抱っことか寝ているところに飛び乗ってくるのを禁止しているのですが、はじめおじさんは娘達に甘いので、その事をたまえおばちゃんに今日も怒られていました。
いつか腰をいわすのではないかと私も心配しています。
パパというのは見栄を張りたいものなのだよと常連さんがおっしゃっていたことが思い出されます。
娘に頼られたり甘えられたらパパは格好をつけたいのでしょう。
ほぼ海外旅行に持っていくスーツケースの重さです。
可愛くてもその衝撃、大変です。
クリシェな映画のイメージで女性が戦場から帰った男性に飛びつくシーンがありますが、戦争から無事帰ってきたのに帰国した母国で大怪我なんて事もありえない話ではないなと変な妄想をしてしまいました。

学校のトイレの石鹸を使うと肌荒れするという話をはるちゃんとしていました。
私だけではなかったと合点がいきましたが、誰かが何かと入れ間違えたのか混入しているのかもしれませんね。
職場では許されませんが学校のような大きな施設だと幾つもソープディスペンサーがありますから時々そういうヒューマンエラーはあるものなのでしょう。
仕方がないのでチューブ入りの石鹸を携帯して持って行っています。
ちょっと違和感を覚えたり気になることがあったら臆せず周りに聞いたり相談してみるものですね。
私だけが手荒れしておるのやと思って、不安でした。
今日は以上です。

うめこ


今日の一枚

EOS 6D / EF24-70mm F4L IS USM

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