ヒロシとうめちゃん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.031
マリちゃんとはるちゃんはまったくドッキリという概念がないようで…
今週末私の誕生日があるのですが、マリちゃんとはるちゃんは私の誕生日プレゼントを二人でお金を出し合ってネットで注文するからすでに持っていないよねとスマートフォンでジェラートピケのハンバーガーの絵が描かれたジャガード織りのワンピースの写真を見せてきました。
持ってないよ、でもネタバレしていいの？と私が尋ねると、「サプライズを仕込もうにもうめちゃんは謎の能力で見透かしてそうだし、すでに持っているものをダブって買ったら持ってないふりをして気を使われそうだし、サプライズはしない方向で！」とはるちゃんに返事をされ、納得してしまいました。
はるちゃんのこの超合理的な考え方は大好きです。
今年の誕生日プレゼントはハンバーグの絵が描かれたジェラートピケの服だそうです、楽しみです。
ちなみにアルバイト先のマスターと女将さんにもドッキリという概念がなく、私のミドルネームのイモージェンもプレゼントするものに名前入れして欲しいかどうか尋ねられました。
フルネームの必要は無いのでうめことだけ入れていだだければいいですよと伝えました。
私の名前を彫ったタンパーをオーダーしてくれたそうです。
誕生日にものを頂いてばかりなのもあれなので今年もお返しに手袋などを編んでいます。
実はヒロシにも編み物を教えヒロシにも手伝ってもらっています。
ヒロシが編み物をできる事を前もお伝えした事があるかもしれませんが、ヒロシは私よりも器用で動物的集中力ですごく上手に編み上げてくれます。
最近はアルバイトの後家に帰ってきてから寝る前の一時間だけと決めてヒロシとラジオを聴きながら編み物をする時間を作っています。
この時間は編み物をするだけでなくお互いの1日の出来事などの報告会のようなものも兼ねていたり、単純に一緒にラジオ番組を楽しんだりと、1日の心の疲れのようなものを癒すためには重要な時間です。
そういえば毎年ヒロシのお誕生日にはカツカレーを食べる決まりがあります。
ヒロシはカツカレーをこの世で最も愛していて、去年もカツカレーに温泉卵をのせたものを私が作ってあげたらとても喜んでくれていました。
自分の誕生日が近づくと私が普段誰にお世話になっているかを意識します。
私は心が人よりも弱くちょっとの事でひどく落ち込んでしまいます。
ヒロシがいるおかげで本当に助けられています。
今年もヒロシの誕生日に最高に美味しいカツカレーを作ってあげようと思います。
まだ高校生の私がわかったような事を書くのも生意気かもしれませんが、人生で何がしんどいかを考えてみたとき、生きているということは人に感謝をして恥ずかしい事や迷惑をかけた時に謝って感謝しての”謝”の連続する日々が楽しく、そして時にそれがしんどくなってくるのでは無いかと考えた事があります。
そしてより人生を楽しもう、長生きしても愛される人になろうと思った時にはそのあたりが重要になってくるのだろうなぁと漠然と考えています。
プライドみたいなものを早い段階で超越し、そこをきちんとできるように歳を重ねていきたいなぁと今日も思ったのでした。
学校の勉強もアルバイトも毎日楽しいです。
あえて現状に不満をあげるとすれば水仕事が多くてがガサガサであかぎれが痛いことです。
ハンドクリームを塗っても塗っても追いつかない。
寝る前にハンドクリームを塗って手袋をして眠ろうと思います。
うめこ
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