うめちゃんからの手紙 2018 No.030 健康の上に成り立っている

うめちゃんからの手紙 2018 No.030

スウェット姿のマリー。

うめちゃんからの手紙 2018 No.030

今日はマリちゃんの病院に付き添って行ってきました。
マリちゃんが湿疹が出てしまったようで今回は皮膚科でした。

病院に着きマリちゃんの問診票を代わりに記入し、マリちゃんが飲めない薬のコピーを挟み、一番最近に薬疹が出て病院に行った事なども忘れずに書きました。

日曜日にレンタル暗室が直前に運営されている方からインフルエンザに罹ってしまったために日曜日は終日キャンセルでお願いしますという連絡があり利用出来ませんでした。
レンタル暗室は本当に限られた人員でほぼボランティアに近い形で運営されているのでキャンセルされてしまいましたが、日頃お世話になっている事を改めて感謝し無事に回復してもらうのを祈るばかりです。

1限目の英語の授業をやすみマリちゃんを皮膚科に連れて行き2限目からの通学でした。
先生が出席扱いにしておいてくれました。

アルバイト先に時々いらっしゃるありがとうありがとうと私の手を握り感謝ばかりしてくださるおばあさんがいらっしゃるのですが、魔法学校の担任のおばあちゃん先生もその方に通ずるものがあり、再従姉妹の病院の用事なのでそこまで大げさに感謝される必要も無いと思ったのだけれど、マリちゃんからも担任の先生からもやたらと感謝され恐縮してしまったのでした。
マリちゃんの寮でもインフルエンザの生徒さんがいて寮母さん達はそちらにかかりきりで大忙しだとか。
普段利用しているものや友達との楽しい日々も健康の上に成り立っているのだという事を再認識。
おばぁちゃん先生がハンカチーフで鼻を噛む姿が苦手なはるちゃんの一瞬引きつる顔を今日も見ながら私はお弁当を食べました。

考えてみるとマリちゃんはどこか抜けていて、時々重要な文章が抜け落ちる事があります。
人と話したり授業では発言するのは得意なのやけれど、、こないだの薬疹が出てしまった際も処方箋の間違いに気づいていたのに言い出せなかったりと不思議。
お料理も編み物も私よりも得意なのに私の家に教えて欲しいと遊びに来てみたりと、変わっています。
私が偉そうな事が言えないのですが、マリちゃんも気持ちと事実と理由のようなものがうまく巻き噛み合って文章を作れていないのかもしれません。
でもマリちゃんなりには色々と発信していて、それを私が上手に拾えていないことも多々あるのかもしれません。
私の場合、人とうまくコミュニケーションが取れているか、人との会話で相手の本意がなにであるかを考えだすと終わりがなく、非生産的になってしまう事が多いので自重しようと思います。
とにかく湿疹もひどくははなかったようなので良かったです。
マリちゃんがこれまでに利用した薬局、皮膚科、アレルギー科、内科、呼吸器科などの先生方もマリちゃんの事を覚えてくれるようになり、お薬手帳にもきちんと注意事項を薬剤師の方がびっしりと書いてくださったみたいなので少しずつですがマリちゃんも一人で病院に行けるようになるのでは無いかと思います。
普段は健康なのですが季節の変わり目や急激に気温が下がったりするとマリちゃんはガクッと体調を崩してしまうので、気をつけていかないといけないのでしょう。
私のようにパソコンが使えない人間でも書類ばかりの作業には目眩がしてしまいそうになるのですが、問診票を書いたり、高校の留学生支援室に保険証のコピーをとらせ保管させたり、家族に治療を受けた場合の細かい連絡を入れたりと大変だなぁ、そして未だに紙に色々と記入しなければいけないという事に圧倒されてしまいました。

たまえおばちゃんと私の母は双子の姉妹でテレパシーでほとんどのお互い事がお見通しだと言っていて、さらに私の考えていることもたまえおばちゃんには筒抜けだと言っています。
母代わりだった時期もあり娘のように可愛がってくれていて、別段隠し事をすることも無いですし、考えてみれば母ともおばちゃんとも共有している時間が多いわけで表情や仕草でも色々伝わってしまうのでしょう。
はとこのまりちゃん、そしてはるちゃんともっと時間を共にすごせばお互いの事をもっと知る事ができるのでしょうね。
本音をすべて知る必要は無いのやけれど、困っている時や本音では何か嫌だなと感じているときは汲みしてあげられるようにはなりたいです。

アルバイト先のみんなは従業員と常連客の皆様を含め元気なのが何よりの癒しです。
最近ほぼ毎日来ているギャル田中さんに先週から借りていたコナリミサトさんの漫画を返却しました。
珈琲はいかがでしょうという漫画と凪のお暇という漫画を各全巻借りていました。
凪のお暇は既刊をすべて読ませていただいたのですが読んでいて精神的に辛くなってしまった漫画でした。
私はドラゴンボールやワンピース、幽☆遊☆白書あたりの少年漫画の方が精神的には向いている気がします。
以前渡辺ペコ先生のにこたまという漫画を読んだ時はあまりに辛くなってしまい私生活に支障が出るレベルで考え込んでしまいました。
最近読んだ漫画の中では森田るい先生の我らコンタクティはとても面白く久しぶりに胸躍る読書体験でした。
主人公のかなえちゃんがカッコよくもう一人の主人公ので幼馴染かずき君との距離感の詰め方が不器用な私にはできないうらやましさのようなものもあり、その図太さ、素直さがカッコよくうつりました。
漫画を読むには心身ともに余力がある時でないと大変です。

今度職場の研修でみんなで南方熊楠生誕150周年企画展を見に行こうという話になっています。
常連の田中さんとも現地集合してみんなで南方熊楠について学ん部こようと思います。

うめこ


今日の一枚-アーカイブより

10代の最後から20代の大部分を過ごしたニュークロスに雪が降った時の写真、ちょうど6年前の今日。


今日の一曲

dodie – Sick of Losing Soulmates

dodie – Sick of Losing Soulmates


今日の一冊

Copyrighted Image

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