目次
ほとんどデジカメ感覚…
Minoltaのα-7は高校生の時に祖父に大阪で買ったもらったカメラです。
購入当時はデータセーバー DS-100の存在を知らなかったのですが、少し前に知り最近安価で出品されていたので購入してみました。
とても便利だったのでもっと前に買っておけば良かったと思いました。
α-7本体の時計の設定が狂っていたためちょっぴり混乱することもありましたが、シャッタースピードどF値のデータを見て大体の時間帯の検討はつきます。
遡れば平成12年前後の同級生Nikon F80Sなどにも撮影データ記録機能がついていました。
他にも撮影データが記録できるカメラは色々ありますが、自分の身近にあったMinolta α-7の機能を本当に長い間活用できていなかったのはもったいなかったです。
最低限の設定以外あまりいじる事がないカメラ本体の設定ですが、説明書を時々読み返して更に便利に使えないか、復習する必要がありそうです。
フィルムカメラでも撮影データを気にしてみたり便利機能を活用して楽しても良いのではないでしょうか。
楽ができると体力気力を他の事に割けるのでまた少し変わってくるとも思います。
Minolta α-7 / MINOLTA AF 50mm F1.7
Kodak Vision3 500T /5219 1段減感 / 36枚
使用したカメラ:Minolta α-7/ MINOLTA AF 50mm F1.7
使用したフィルム:Kodak Vision3 500T
Remjet Removal Prebath 3min, Wash 2min,Dev.4min15sec,Wash 1min,Wash 2min,Blix 9min,Wash 6min,Drywel
屋外での撮影
ここから室内での撮影
Vision3のフィルムにはDとつくものとTとつくものがあります。
Dはデーライト光、Tはタングステン光ということで、それぞれ5500Kと3200Kの色温度に合わせてあります。
デーライト用で5500Kだからといって日中の自然光下が常に5500Kの色温度という事はなく、屋外の撮影時においてもタングステン用の3200Kに色温度が近い日や気象条件もあると思います。
色温度については詳しくないのでこれ以上は書けませんが、晴天で10000Kを超える事もあるので一本のフィルムで全てのシチュエーションで使えるという事はなく、奥が深いなぁと実感しています。
デジタルの場合はカメラ側で色温度を設定する事ができますが、フィルムカメラの場合はフィルムの選択やフィルターの使用で対応する事になります。
ただタングステン用フィルムは種類が減ってしまったのと、室内照明がLEDになったので色々ややこしいのが昨今です。
朝夕の太陽光の場合はVisio3の500Tがとてもしっくりくる事がよくあります。
自分の場合は朝夕に散歩する事が多いので意外とタングステン用の500Tを自然光下で撮った方が都合が良いという事が起きるのです。
今回の作例記事のために異なる光の条件下で撮影した写真を選んでみました。
500Tを使い切るのは大変かなぁと購入時は思ったのですが意外と250Dより頻繁に使っています。
今回は減感現像をしたのでその影響も出ています…ややこしい事この上ないのですが、500Tを屋外で使っても楽しめるという事だけでも伝われば幸いです。
ピーカン照りの日に500Tで撮影した写真もあるので、後日掲載予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
手軽に試してみるなら…
サンアイ CS8011_CINESTILL_800T135-36N
サンアイ CS5011_CINESTILL_50D135-36N
自家現像でVision3を処理するお供に
今回使用した現像タンク
パターソン スーパーシステム4現像タンク マルチリール3タンク リール無 PTP116