目次
- ライカの聖地に行ってきました。
- 今回もお世話になったmytaxi
- アルコナ リビング エルンスト ライツ ホテル正面
- アルコナ リビング エルンスト ライツ ホテルのフロント
- チェックインカウンターとエルンスト・ライツ二世
- 少し癖のあるエレベーター
- 廊下の壁に書かれた著名な写真家たちの名言
- 客室の設備
- ライカの社員さんたちは朝早くから出勤してきます。
- Staatl. Fachingenの水
- 客室の壁紙はもちろん…
- だんだん日が昇ってきました
- 待ち合わせや会議などで使えるコモンスペース
- 朝食会場
- かなり充実していた朝食
- オムレツを作ってもらいました。
- すごく美味しかったしぼりたてのリンゴジュース
- 最高に美味しかった朝ごはん
- ヴェツラーで日の出を見ることができました。
- おまけ-フランクフルトに戻る際に使用したRMVのチケット
- 乗り換え案内アプリとして利用するのも便利です。
- まずは11番のバスに乗ってヴェツラー 駅まで!
- ヴェツラー駅方面のバス停からライツホテルとCINE WETZLAR
- ヴェツラー 駅のプラットホーム
- ヴェツラー市内を走るバスです
- バスターミナルの電光掲示板と周辺の雰囲気
- おまけ-ヴェツラー駅周辺の雰囲気
- アルコナリビング エルンスト ライツ ホテル 情報
- 今回の旅で活躍したアイテム
ライカの聖地に行ってきました。
反対方向のフランクフルトへ向かう車線はトラックや通勤の乗用車などで早朝から渋滞していました。ハノーファー、カッセル、ドルトムンド、そしてウェツラーへと続くこの道も少し混んでいました。
今回もお世話になったmytaxi
今までに何度もドイツではタクシーに乗った事はあったのですが、過去最高速のドライバーでした。時速160kmから90kmまで減速したりしていたのでちょっとしたレースよりスピードが出ていた気がします。自分の母親に近い年齢の女性ドライバーだったので驚きです。車内はとても清潔でした。ちなみに到着予想時刻よりも10分以上も早く到着しました。
ドイツでタクシーを利用される方はmytaxiの事前登録をされることをお勧めします。mytaxi以外にもドイツ鉄道のスマートフォンアプリなどでPaypalアカウントが必要になりますので、Paypalも使えるようにしておきましょう。
アルコナ リビング エルンスト ライツ ホテル正面
正面玄関にホテルの名前が入ったaudiが停まっていました。
ライカとアルコナというグループがコラボしたホテルになります。アルコナグループはドイツ各地でホテルを経営しています。おしゃれなデザイナーホテルグループといった感じでしょうか。
アルコナ リビング エルンスト ライツ ホテルのフロント
クリスマスマーケットが開催されている時期でしたので、ホテルにもクリスマスの飾りがありました。この日と翌日の、マネージャーさんはRobert Hallさんという方でした。
以前はフランクフルトのホテルにお勤めをされていたそうで、近くに日本の有名レストランがあったそうで少しだけなら単語単語で日本語もわかるとおっしゃっていました。事前にアーリーチェックインの手配のメールを出したのですが、対応してくださったのもこの方でした。
Broccoli Pressが利用した部屋は宿泊代に49ユーロの追加でした。
アーリーチェックインの場合でも朝食やタオル類の交換が1回増えるそうですが、すぐ寝てしまったため利用しませんでした。
チェックインカウンターとエルンスト・ライツ二世
チェックインカウンターです。エルンスト・ライツ二世の言葉 Ich entscheide hiermit、そして大きな肖像画が壁に描かれていました。
チェックイン時に人がいない場合はこの扉の向こうにホテルの方が待機されていました。この部屋で荷物を預かってもらいました。
少し癖のあるエレベーター
宿泊者しか入れないようになっているエレベーターで、カードキーを当てる必要があります。反応時間にムラがあり反応したり反応しなかったり…笑 かなりタッチパネルにしっかりと当てて色が変わるのを待つ必要があります。チェックイン時にフロントの方にかなり丁寧に説明されました。
廊下の壁に書かれた著名な写真家たちの名言
アンリ・カルティエ=ブレッソンの有名な言葉も。
客室の設備
東京の自宅と同じシャワーヘッドでおっ!となりました。気をつけてみるとグローエのシャワーヘッドはかなりよく見かけますからね。(世界最大級のシェアなので当然といえば当然)
わざわざトイレの写真まで載せる必要はない!と思われるかもしれませんが…
ドイツは手すりやトイレの座面が高いことがあるのですがこちらのホテルは普通の高さでした。
高いと結構不便ですものね。
USB給電も完備!
最近のヨーロッパのホテルはフロントでUSB充電器を貸していただけるところがとても増えました。ライツホテルでも貸し出しがあるそうですが、客室内でも数カ所USBの給電が可能なコンセントがありました。ベッドサイドも片方だけでしたがUSBポートが設置されていました。本当に便利で助かりました。
ベッド
中国出身の若手写真家Jing Huangさんの作品が部屋に飾られていました。
ヨーロッパのホテルはフィリップスのテレビのシェアが多い印象でしたがライツホテルで使われていたのはLGの液晶テレビでした。(この後宿泊したフランクフルト、バーゼルのホテル、フランスのホテルは全てフィリップスでした。)
ライカの社員さんたちは朝早くから出勤してきます。
これは現地に行かないとわからないことですね。ライカの社員さんたちの出勤時刻が早いことに驚きました。朝7時を過ぎたあたりからオフィスに明かりが灯り始めている建物もありました。この日はまだ日が昇っていませんでした。
客室には各客室に飾られている作品を解説している書籍やライカの発行している雑誌などが置かれています。ホテルのご厚意で他の客室も見せていたでいたのですが、部屋のレイアウトなどは全く同じだったのですが飾れていた写真は異なり吹雪の中で撮影された写真でした。
Staatl. Fachingenの水
客室には日本でも一時期見かけた1本Staatl. Fachingenの水が置かれていました。(湯沸かし器などは置かれていませんでした。)Staatl. Fachingenの本社も実はライカ本社から50kmくらいの距離にあるので、地元の製品を採用したということでしょうか。
客室の壁紙はもちろん…
ライカのカメラをモチーフにした壁紙が使われていました。この壁紙の販売されているのであれば買いたい!
だんだん日が昇ってきました
遠くに見える山並みをよく見てみるとと大量の風力発電用の風車が立ち並んでいることに気がつきました。ドイツを鉄道旅行していると必ず大量の風力発電設備を目撃します。ソーラーパネルはほとんど見かけたことがありません。風車は本当によく見かけるので、ドイツらしい景色ともいえます。
待ち合わせや会議などで使えるコモンスペース
チェックインやチェックアウト、送迎の前後に時間があるときに過ごせるリビングのようなスペースが設けてありました。写真家グループの方達も宿泊されていたので、そういう方たちは客室ではなく、ここで集まったりされるのかもしれませんね。
朝食会場
右端に写っているエレベーターの反対側くらいにトイレがあります。
一度は見た事のあるライカで撮影されたミュージシャンや、ピカソ、ウォーホルなどの有名な写真も飾られていました。
クリスマスムードです。
レストランスペースの意匠や調度品もホテル全体の雰囲気と統一感があります。
大きなスペースで客席数も多いのでスタッフの人数も結構いました。
アメリカからのお客さんやドイツ国内からの旅行客の方達がいました。他にも子供二人連れの家族もいました。みんながライツパーク が主目的ではないような客層でした。意外とライカに用がなくても泊まって行かれる方もいる気がします。
かなり充実していた朝食
ライツホテルの朝食だけで1つの記事にしようと思ったくらい大変充実した朝ごはんでした。これはハムとサラミだけのコーナーです。チーズなどもこのように様々選択肢がありました。
パンは自分で切ってトーストする以外にもデニッシュやクロワッサンのようなものもありました。
新鮮なトマトやバターなどもあります。ドイツのバターも大変美味しいので是非。
火を通したトマトや小ぶりなワッフル、茹でたソーセージなどもありました。ソーセージも4種類くらいありました。
オムレツを作ってもらいました。
ドイツ風なのでしょうか?一度普通にオムレツとして調理した後にオーブンで蒸し焼き?のようにもう一手間加えていました。
スパニッシュオムレツのように肉厚で具沢山でした。
一人で食べるには少し大きすぎるかもしれません、
すごく美味しかったしぼりたてのリンゴジュース
国民が好きな果物1位にあげるほどドイツはリンゴ大好き大国で、リンゴの品種も大変豊富です。
後日クリスマスマーケットの記事でも書こうと思いますが、あったかいリンゴを使ったお酒やジュースなどもグリューワインなどと並び人気があり売られていました。
日本で知られている品種も栽培されていますし、日本の品種も輸入されドイツで改良が進み定着した品種などもあります。
他の国ですとオレンジジュースなどが人気なのでしょうが、ドイツの朝食会場には自分でリンゴを絞ってジュースを作れるマシンが設置されていました。
宿泊客の間で大変な人気でした。
最高に美味しかった朝ごはん
ソーセージやチーズ以外にもサーモンもありました。
あとイギリスの朝食で一般的なベイクドビーンズがあったのが嬉しかったです。ロンドンが懐かしい…ただしベイクドビーンズは食べ過ぎに注意です、お腹がはります。笑
今回のドイツ出張中の食事はハズレがありませんでした。一度だけお魚をヴェツラー で食べたのですが、それも美味しかったです。ただしとても高かかった…
朝食を食べ終える頃に日が昇ってきました。聖地に来れた喜びと朝ごはんが想像していたよりも美味しかった事で気分が高まり、この出張で多くの事を学んで帰ろうと胸に誓ったのでした。
美味しい朝ごはんがあれば頑張れるのです。
ヴェツラーで日の出を見ることができました。
念願叶い聖地に来ることもできとても綺麗な日の出を見ることができました。
大変幸せな出張となりました。
おまけ-フランクフルトに戻る際に使用したRMVのチケット
今回はフランクフルトからヴェツラーまでの往路をタクシー、復路を公共交通機関を利用して移動しました。利用する時期などにより変更などがある場合があるので参考にはなりませんが、雰囲気だけでも掴んでいただけたら幸いです。実は今回の出張の数日前にドイツでは鉄道のストライキがありました。ストライキなどの情報も事前にインターネットなどで情報収拾されていくことを強くお勧めします。
(記事内の情報は2018年12月のものです。実際に行かれる際は最新の情報を公式ホームページ等でご確認ください。)
ライン・マイン交通局RMVやドイツ鉄道DB、ともに公式アプリがございます。それぞれのアプリに一長一短あり使い勝手に癖があります…両方のアプリをインストールし適切適宜判断しご活用ください。僕は今回DBの公式アプリを主に使いました。
チケットには規約や条件が細かくあるのできちんと目を通しておきましょう。弊社が今回の出張の際に購入したのはGruppentageskarteという5人まで使うことができる一日乗車券で、エリア5500から5000までの間で使用できるというものです。ICEとECとICなどの長距離高速鉄道では利用できませんがウェツラー からフランクフルト間のRBという普通列車とフランクフルト市内の公共交通機関でも使用することができました。そしてライツホテルからすぐの場所にある停留所から乗れるウェツラー 駅まで行くことのできる11番のバスもこのチケットで乗ることができました。
乗り換え案内アプリとして利用するのも便利です。
以前ドイツに出張で行った際にカッセルからフランクフルト空港までの電車で移動していたのですが利用した車両に故障が見つかりフランクフルト中央駅どまりに変更されたことがありました。その時もアプリの画面にアラートが表示されていました。実はその時は優しいドイツ人のお姉さんも車両にトラブルがあったことを英語で教えてくださったので本当に助かりました。
日本とは鉄道事情も異なります、ストライキや車両故障も発生状況も確認できるのでチケットの購入に関わらずこのDB公式アプリの事前インストールを強くお勧めします。
なおICEなどの車両では車内で無料Wifiの提供があるのでアプリのオンライン利用も可能です。(路線によっては回線速度は快適ではないかもしれませんが…)
まずは11番のバスに乗ってヴェツラー 駅まで!
推奨はしませんがうっかり反対方向のギーセン駅行きのバスに乗ってしまっても慌てなくても大丈夫です。実はウェツラー 発フランクフルト行きの列車は途中ギーセン駅にも停車します。(ヴェツラー駅からギーセン駅までは10分ちょっと)
今回写真を撮り損ねてしまいましたがホテルの裏くらいに小さなコンビニのようなお店がありました。
そこで飲料水などを購入しました。
DHLの荷物の発送なども受け付けているお店だったのでライツパーク でカタログをもらったり本などを買った場合はこちらから発送し荷物を減らすのもいいかもしれませんね。
街まで出てしまえば大型スーパーなどもあるのですが、疲れている場合はこちらを利用するのも良いでしょう。
ヴェツラー駅方面のバス停からライツホテルとCINE WETZLAR
CINE WETZLARの建物の前に写っているのはギーセン駅方面のバス停です。
写真では見切れてしまいますがライツホテルからバス停は大変近い場所にあります。
ホテルは快適で朝食も大変美味しく大満足だったのですが、1つだけ欠点を挙げるとホテルの社員の方達があまりヴェツラー市内のバスや街への行き方に詳しくなかったことです。
自分でも事前に調べて行ったのですが、間違いがないか確認をしてもらおうとチケットを見ていただいたのですが、バスを利用したことがないから乗り方もチケットの種類も分からないと言われたのには面食らいました。笑
ドイツの田舎町なので完全に自動車社会なのかもしれません。
ヴェツラー 駅のプラットホーム
Forumという大きいショッピングセンターが反対側にあります。この写真はフランクフルト行きの列車に乗った5番プラットホーム上から撮影しました。
イブロシェなどのフランスの自然派化粧品店なども入っていて1日過ごせてしまいます。家族で行ってお父さんだけカメラ関連をじっくり見て家族はこちらで過ごすというのもアリかもしれませんね。
ヴェツラー市内を走るバスです
ヴェツラー市内はこのような感じのバスが走っています。ライツパークとクリスマスマーケットや駅の移動だけでしたら利用するのはほぼ11番だけだと思います。このバスの車両中央部には車いすスペースがあります。乗車時は前方からのりチケットを見せます。
実は前方にも入り口が2つあり1つはチケットを購入するためのゲートのようなバーが設置された入り口で、もう一方はバーがない出入り口でした。
チケットを持って乗った際にバーがない方を通ったのですがチケットを見せれば特に何も言われませんでした。
バスターミナルの電光掲示板と周辺の雰囲気
駅のバスターミナルはわかりやすいです。この写真を撮った場所に右くらいに公衆トイレもあります。ちなみに便座のないステンレスのトイレなので急がないのであれば駅前のショッピングセンターのトイレを利用する方がいいでしょう。ただし駅の公衆トイレは無料ですがショッピングセンターのトイレは50セント必要です。よっぽどのことがなければ電車内のトイレも利用できるので大丈夫だと思います。ただヨーロッパの電車は水が流れない場合も時々あるので…参考までに。
おまけ-ヴェツラー駅周辺の雰囲気
ヴェツラー駅周辺にはBOSCHやZeissなどの他の有名ドイツ企業の社屋もあります。写真を見返したら何気にMINOXのバンも写り込んでいました。
アルコナリビング エルンスト ライツ ホテル 情報
住所:
Am Leitz-Park 8, 35578 Wetzlar
Tel: +49 6441 30990
メールアドレス:info@wetzlar.arcona.de 予約用reservierung@wetzlar.arcona.de
(アーリーチェックインを希望される方は事前にメールでご連絡される事をお勧めします。)
アクセス:
公共交通機関で
フランクフルト中央駅からヴェツラー駅まではRBという普通列車で1時間15分前後です。乗り換えを挟み高速鉄道で移動するルートもありますが、RBだけで行く場合とあまりかわりません、時間帯によっては同じです。
ウェツラー 駅から11番のバスで約17分、
ウェツラー を走る11番のバスの時刻表と路線図
(2017年に公開されたものです。最新の時刻表とは異なる場合がございますご注意ください。)
タクシーで
フランクフルト空港から約45分
ホテルの方がラーナウにあるタクシー会社を手配してくださいます。
事前に予約した場合は€85で手配することが可能だそうです。
その場合は現地で連絡が取れる電話番号、到着日時とフライト番号、希望する迎車時刻、ターミナル、カードの番号と有効期限を事前にホテルに伝えておく必要があります。
僕は今回myTaxiというスマートフォンのアプリで全て自分でタクシーを事前手配しました。
現金のやり取りを避けたかったのと事前にドライバーの登録情報などを知ることができるため安心を買いました。
タクシーの場合はフランクフルト空港第1ターミナルBゲートからライツパーク まで乗り10%のチップを含めた支払い金額が€148.70でした。
公式ウェブページ
arconahotelsresorts 公式インスタグラム
アルコナ リビング エルンスト ライツ ホテル 公式Facebookページ
(記事内の情報は2018年12月のものです。実際に行かれる際は最新の情報を公式ホームページ等でご確認ください。)
今回の旅で活躍したアイテム
以前フランス出張の時に日本の空港で借りて行ったwifiがトラブルが多かったため今年の出張からはプリペイドSIMを利用するようになりました。
日本で事前にアクティベーションすることができるため、動作確認などを済ませ万全の体制で出国できたのも安心でした。
キャリアや契約内容によりますがiPhone6SやSEなどの端末はSIMアンロックができるようになりました。
少し前の携帯電話が余っている方はSIMロック解除をして海外旅行の際に活用されてみてはいかがでしょうか。
4GBまで使えるSIMでしたが結局3GBほど余らせてしまいました…テザリングもしましたし、地図やSkype、インスタの更新などでガンガン使用していたのですが通信量は少なめでした。