うめちゃんからの手紙 2017 No.216 メガネばっかりで今年を終える。

うめちゃんからの手紙 2017 No.214

曽祖母からもらった着物を着るうめちゃん。

うめちゃんからの手紙 2017 No.216

京都の実家に帰り一番最初に驚いたことは、意外にもハイテク化が進んだ我が家でした。
私の祖父とイギリス出身の祖母はSFが好きだということが二人の共通点でもあり、新しいものや技術への興味が常にあります。
反面私の両親は意外にも保守的で古くから残っているものや変化しないことを美としていました。
実家にもとても大きなテレビと任天堂Switchが!
なんと祖母と母が二人遊んでいるそうです。
そのほかにも玄関の様子がリビングでもわかるようにカメラのようなものがついていたり、細かな改良と進化の様子が見られました。
こないだ夏休みに帰ってきたばかりなのですがすごい変化です。

大晦日ですが少しだけお昆布を買いに行ったり三が日に食べる数の子やごまめの準備を私と父で進めました。
それも午前中に終わり、マリちゃんとしっかり着込んでお出かけの準備をして、配達してくれると行っていたお餅やさんに私から出向き私の家用のお餅と型枠を返却してもらってきました。
重かったですがマリちゃんが半分持ってくれたので助かりました。
お餅やの若旦那がマリちゃんを風体を見るなり、「うめちゃんの親戚だろ?顔がそっくりだ。うちの仕事場の写真でも撮りたいのかい?撮ってきなよ」と声をかけてくださいました。
私はお餅の受け取りがあるやろうしとカメラを持ってくることを怠けてしまいました…
このお餅やさんの仕事場には子供の頃から興味があって中を覗きたいなぁ、じっくりどんな機械、道具、そして父が渡していた我が家の型枠がどのようにつかわれているのやろうかと気になっていました。
マリちゃんは愛用のハーフカメラで何枚か写真を撮らせてもらいました。
若旦那が英語がすごくペラペラで、観光客相手に色々説明したりしている感じで対応も慣れているなぁと思いました。
途中おかみさんが店頭に出てきて私に挨拶してくれて「ようちゃん、学はあるんだけど日本人相手だとシャイになっちゃって、外人さんだと恥ずかしがらずに話かけられるんです。近所で外人さんと結婚したいからようたは大学まで行って英語の勉強してきたって言われてるんです」と若旦那をからかっていました。
職人さんは寡黙やし、真面目やし、時間にも正確やし、女性にモテるポテンシャルは十分やと思います。
はるちゃんもそば打ち職人さんとか好きやし。

お餅屋さんから帰る途中いつもは買わないお蕎麦も買い家に帰りました。
私の家では年越しそばを食べないのですが、一般的な家庭では年越しそばを食べると思うのでマリちゃんにも振る舞おうと思い用意をしました。
(後日談…結局ガキの使いの前半を見たらいつもの日曜の夜と同じで普通にお蕎麦も頂かずに早く寝てしまいました。)

家に帰り着物を脱ぎ、動きやすい格好に着替えてから広間で祖母と私とマリちゃんでヨガをしました。
相変わらず母は体が硬く見ているだけでいいとチャレンジしてくれませんでした。
祖母も忙しくても一ヶ月に2回くらいはピラテスを習いに行っているのだそうです。
いつまでもみんなに元気にいて欲しいのでとてもうれしい。
我が家で一番元気じゃない日が多い母にもヨガの素晴らしさを知ってもらいたいなぁ。
まぁでも元気の押し売りはうっとうしいものです、母もヨガはやりませんが学生時代から父と続けている5km前後の毎朝の散歩は今でも続けています。
歩くことはヨガとかよりも、最も原始的やけれど健康への第一歩でもっとも有効的で基本な気もします。
みんなほうきに乗れる魔女ですが、祖母はSFが大好きな金髪碧眼のオタク魔女、母はひたすら何処へでも徒歩で歩いていける魔女、たまえおばちゃんはお気に入りの双子用ベビーカーを押す魔女、マリちゃんは歩いているとよく話しかけられる魔女、私はカメラを持ってそんな彼女達を来年も激写していきたいと思います。

2017年も仲良くしてくれてありがとうございました。

2018年は三が日から少しずらして、はるちゃんの家族と待ち合わせ伏見さんにお参りに行きます。
三が日の中学の時のみゆきちゃんとも会おうと思います。

それではみなさん、暖かい格好で新年をお迎え下さいませ。

うめこ


今日の一曲

Amy Winehouse – Tears Dry On Their Own

Amy Winehouse-Tears Dry On Their Own


今日の一冊

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