うめちゃんからの手紙 2018 No.127 たまちゃんと豊くん。

うめちゃんからの手紙 2018 No.127

たまえおばちゃんと大好きだったあいつ。

うめちゃんからの手紙 2018 No.127

今日ははるちゃんに液晶部分の保護フィルムを貼ってもらいました。
元から貼ってあったものが汚くなっていたので張り替えたいとずっと思っていたところ、はるちゃんが得意だというのでお任せして上手に貼ってもらうことができました。
ホコリが一箇所入ってしまったのが悔しいとはるちゃんは言っていたのですが、私が貼ったら悲惨な事になっていた気がするので大満足です。
ホコリの一箇所くらい別に気にしなくてもいいと思うのですが、意外とこういう作業に関してはるちゃんは神経質な一面があるのだなぁと思いました。
完璧主義者とまでは行かないまでも結構きっちりやる子です。
携帯の画面やiPadの画面などに保護フィルムを貼る専門の業者やその作業を行うためだけの機械なども存在しているのだと知り驚きました。
お金を払ってやってもらう人もいるわけです、私は友達にタダで上手に貼ってもらえたので嬉しいです。

土曜日に母の日に届くように私の母、ヒロシの母チヨ子、そして祖母に心ばかりやけれどパンやお菓子などを詰めて発送しました。
以前は色々工夫したり変わったものを入れていたのですが、私の母にはペリカンの食パン、チヨ子には彩果の宝石、祖母には榮太樓總本鋪の黒飴とのど飴を毎回送るようになりました。
ある程度サプライズもあったほうがいいと以前は思っていたのですが、確実に喜んでもらえるものだけを送るように最近はなりました。
祖母は変わったものや新しいものが好きなので何を送っても喜んでもらえるので楽なのですが、
微妙なものを送った時の母とチヨ子の態度はあからさまで毎回ヒロシが残念そうな目をしていたので、少し保守的になってしまいました。
私とヒロシが大好きな草餅を送った事があったのですが、大阪に着いた頃には硬くなってしまっていたようで、チヨ子にずばりイマイチやと言われていた時のヒロシはすごくがっかりしていました。
涼しい季節でも生菓子などは時間が経つとダメです。
パンチが効いた大阪のオカンといった感じのチヨ子ですが、ヒロシの絵の事はすごく評価していていつも応援してくれています。
父に何かを贈る時はコーヒー豆を送ると大喜びしてくれるので父には私の職場で買ったコーヒー豆と決めています。

下宿に帰ると実家から手紙とお菓子が届いていました。
母達からの感謝のメッセージと一緒に子供の頃に撮ったというたまえおばちゃんの写真が入っていました。
その写真には乳歯が抜けたばかりと思われるたまえおばちゃんと一番最初に飼っていたという猫が写っていました。
たまえおばちゃんがスキャナーでありとあらゆるものをデジタルデータに変換して保存しているというお話を以前したのですが、私の母もおばちゃんに影響をうけ、写真からデジタル化に取り組み始めたそうです。
それと「金曜から日曜日の夕方まで出張で東京に行くからまた直前になったら連絡するね」と父の字で書かれた一筆箋も入っていました。
父が東京にやってくるのがとても楽しみです。

昔のたまえおばちゃんの写真を見たはじめおじさんは、たまちゃんは小さい時から雰囲気やメガネの好みも変わっていないのだねと笑っていました。
写真で見て分かる通りのわんぱく少女だったそうで、母をいじめたガキ大将の男の子に倍返ししたこともあったと武勇伝を語ってくれました。
そしてたまえおばちゃんが昔飼っていた猫の事も教えてくれました。
その猫は私の母が好きだったカープの選手からとり”豊”と名付けられたそうです。
「豊くん」と呼ぶといつも前足を振って返事をしてくれ、本当に人懐っこくていいやつだったと感慨深そうに話してくれました。
豊くんが亡くなってからはおばちゃんは猫を飼う事は二郎と三郎が来るまでなく、結局白蛇の倉貫さんと今日までずっと一緒に来たそうです。
最初に買った豊くんが本当にいい猫だったそうで二郎と三郎が来るまでは猫を飼う勇気が出てこなかったと言っていました。

ちなみにヒロシの母猫のチヨ子は名前を呼ぶとおならで返すような猫です。笑

今日は以上です。

うめこ


今日の一枚

Nikon F / Nikkor-H Auto 50mm F2 / SUPERIA PREMIUM 400

Fにでも結構ボケるのです。


今日の一曲

Blonde Redhead – For the Damaged Coda

Blood Redhead – For the Damaged Coda


今日の一冊

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