帽子が似合っていると褒められてれるうめちゃん。
うめちゃんからの手紙 2017 No.207
こんばんわ。
今日も学校とアルバイトを頑張ってきました。
二週間くらい見かけなかった常連の大学生のお姉さんが久しぶりにコーヒーを飲みに来てくれたのでホッとしました。
ずっとノロウイルスで寝込んでしまっていたそうです。
はるちゃんはこのお姉さんの事をギャル田中と呼んでいます。
思った事、頭に浮かんだ事、いろんな事がすぐに口から出るタイプのお姉さんで、はるちゃんが最初の頃苦手としていたお客さんです。
ギャル田中の過去の名言／暴言集
その1.「うめちゃんはさ、あれだよね、江戸時代に生まれていもチビだよね。」
その2.「はるちゃんはさバスケットやってたの？って死ぬまでに5000回は聞かれるだろうね」
その3.「コーヒー入れてる時のうめちゃん、目が真剣すぎてまるで殺し屋」
その4.「はるちゃんがコーヒーじゃなくて蕎麦湯を出すボケに期待していつもここに来てる」
この辺りが記憶に残っています。
ギャル田中は口は悪いけれどいい人です。
そしてかなり頭がいい人なのでたまに数学とかでわからない宿題があるときに教えてもらう事があります。
口も悪いのですがいつもコーヒーをすごくおいしいなぁと褒めてくださいますし、はるちゃんや私のお洋服も良く褒めてくださいます。
単純に口が悪いだけとは言い切れない、なんというかすごく情熱的というか、アツい人です。
はるちゃんはかなり打ち解けていて色々お話をしていつも盛り上がっているのですが、私はまだまだ思ったように会話に入れず色々気になる事があります。
文京区に住んでいるという事、自転車にまだ乗れないという事、電車が苦手で文京区にある実家から徒歩か都バスで行ける範囲でしか活動しないという事、大学デビューで金髪にしてみたら派手すぎるかと思いきや似合っていると周りから褒められ以来ずっと金髪になってしまった事、これくらいしか私は知りません。ちなみに私の働くカフェへは自転車に乗れないのでキックボードに乗ってやってきます。岩本町の千葉銀行の前でキックボードで走ってる姿を見かけた事が何度かありました。皆さんもキックボードに乗った大学生のギャルを見たらギャル田中さんかもしれませんよ。
現時点でギャル田中さんが私が気になる都内に住んでいる人トップ3の２位くらいです。
ただギャル田中さんに止めて欲しいのはすぐ他の常連さんや私たちにあだ名をつける事です。
ギャル田中さんは私の事をリーダーと呼び、他の常連さんまで面白がって私の事をリーダーと呼ぶようになってしまいました。
はるちゃんとうめちゃんも私の事をリーダーと呼ぶので複雑な心境です。
実は私は本名の梅子という名前がとても好きで、みんなにはきちんと本名の梅子かうめちゃんと呼んで欲しいなと本音では思っています。
私の父も大学生の頃に画伯というあだ名をつけられ、みんなに本名ではなく画伯と呼ばれるようになり、今では本名の猪十郎という名前を知っている人の方が少なくなってしまいました。
あだ名が定着してしまって本名が雑に扱われてしまうのを危惧しています。
話を少し戻し、私が都内で一番気になっている方の事を話したいと思います。
一番お話をして色々な事を聞きたいと思っているのは曳舟にあるカフェシュクレの高橋由佳さんです。
2015年のハンドドリップチャンピオンの方です。
定期的にはるちゃんとコーヒーを飲みに行き、色々とお店の雰囲気や高橋さんのドリップの所作を観察しています。
コーヒーを飲みに行くたび、やっぱりチャンピオンはすごいなぁと圧倒的な力の差を感じます。
本当に美味しいコーヒーで高橋さんのドリップの所作や、入れてくださったコーヒーの味が鮮明に記憶に残っています。
ドリップする際のお湯の温度ではなく、お客さんの口に入る時のコーヒーの温度をとても意識されてドリップされている印象でした。
コーヒー豆の種類ごとの適温と抽出スピードを正確無比に操ってはる方でした。
時々はるちゃんと教科書を見返すような感覚でここのコーヒーを飲みに行きます。
曳舟から神保町も電車で一本なので便利で助かります。
今日は書きませんでしたが、やっぱり気になる人（猫）トップ３の最後はキンちゃんです。
ギャル田中さん元気になったぞという話と、私とはるちゃんがお勧めしたい曳舟にあるカフェシュクレのお話でした。
うめこ
今日の一曲
Jack Johnson – The 3 R’s
Reduce, Reuse, Recycle！
今日の一冊
安野光雅(あんのみつまさ)