
たまえおばちゃん。
うめちゃんからの手紙 2017 No.208
19日から冬休みが始まりました。
魔法学校の各学期の休みはイギリス、ドイツ、東欧の魔法学校と同じ世界共通です。
学校は休みに入りましたが年末のアルバイト最後の日までは普通に毎日アルバイトがあるので、はるちゃんとも冬休み中も午後からは顔を合わせます。
学校が休みでアルバイトもなければやることがあまりないので午前中は結構寂しいものです。
マリちゃんもアルバイトに毎日入っているようですが、アルバイトをしていない時間や午前中は溜まっていた見ていない映画やアニメ、漫画などを1日見たり読んで過ごしているようです。
子供の頃に父が「勉強というのは暇を上手につぶせる人間になるためにするんだよ」と私に言ったことがありました。
暇すぎたので宿題を頑張ったところ想像していたよりもはかどり全て終わらせてしまいました。
本当に勉強ができて賢い人は上手に暇を潰せる楽しい事を思いつく事ができるのでしょうね。
そういう事に関しては我が母はピカイチ。私も勉強とか趣味を頑張らなければ…
学校の教室にいる時は独特の緊張感と教室の寒さであまり集中できないこともあるのですが、自宅だとはかどりますね。
学校がある間というのはすごく緊張して体も強張っている気がします。
学校には友達も好きな先生もいるので楽しいのだけれど、独特な疲労感が毎日ありました。
やることがないのでギターの手入れ、カメラの清掃などもやりました。
たまえおばちゃんがずっと前からはじめおじさんとホノルルマラソンに出るねん!とトレーニングをしていたのですが、双子の子守とこの冬の寒さを理由にトレーニングはお休みしていました。
それでも少し前から2時間弱歩くトレーニングを再開しました。
私も時々おばちゃんにつきあって隅田川沿いを何往復も歩きます。
だれかとずっと歩くのはとても楽しい事です。
おばちゃんが買ってくれたアウトドアブランドの色違いのアウターを二人で着て一生懸命歩きます。
はじめおじさんは早朝にヒロシとジョギングをしています。
おばちゃんのホノルルマラソンに出て一緒に完走したいという期待に応えようと日々トレーニングを続けています。
私が子供の頃に母の具合が悪い時や父が入院していた時によくおばちゃんが助っ人に京都や大阪に来てくれていた事が何度もありました。
その頃もおばちゃんは「うめちゃん、今日は私と1日デートやで!いろいろなものを発見しに探検するぞ!」と一緒に遊んでくれたのでした。
私の母もおばちゃんも当時からずっとおしゃれのなのですが、私の母はどちらかというとすごくフェミニンでファンシーでふわふわな感じが好きだったり、自分で描いて絵とか父が描いた絵のプリントされた服をよく着ていて、おばちゃんはシュッとしてかっこよくて憧れが強くありました。
デートやで!といっても私が好きなお店や子供向けのお店に行くのではなく、おばちゃんが好きなお店に連れて行ってもらって、おばちゃんは私をさも大学の時の同級生と遊ぶ時のように子供扱いせず接してくれて、まだ小さかった私にコーヒーとチーズケーキのセットをおごってくれたりもしていました。(子供だった私はミルクをたくさん入れてもらって本当に少しだけ飲んで、そして残りをおばちゃんが飲んでくれていました)
おばちゃんと歩くといろいろな事を思い出します。
隅田川リバーウォークの欠点は信号がない事なのかもしれません。
信号があると自然とそこで一呼吸おける、パンクチュエーションポイントのような気がしてます。
信号がないと終わりがないような錯覚にも陥り、ずっと思想にふけったりしてしまいます。
近くビール会社の巨大彫刻とスカイツリーを正面にしている時だけは距離感がきちんとつかめる気がします。
朝のウォーキングをしても朝5時に起きている私には午前中は長く、時間が余ります。
結局ヨガ教室に平日の朝から通ったり、二郎と三郎が見たい電車を見に連れて行ったりしました。
明日はマリちゃんとはるちゃんとディズニーランドに遊びに行ってきます。
私はもういっぺんシーに行こうや!と言ったのですが、マリちゃんが少し前にテレビでディズニーシーの特集をやっていたからもしかしたらシーが混んじゃうんじゃないか?というのでランドに。
(どっちも混むと思うけどなぁ…笑)
今日は取り止めをない事を書いてしまいました…
こんな日もありますね。
うめこ
今日の一曲
松崎ナオ – hello, goodbye
いよいよ22日から松崎ナオさんバージョンの「おとなの掟」が配信限定でリリースされますよー
すごく楽しみ。
今日の一冊
松岡正剛(著)
二冊買ってしまった本。笑
いい本です。