うめちゃんからの手紙 2017 No.010

今、私の父方のおばぁちゃんとおじぃちゃんが東京に遊びにきています。
ありきたりではありますが浅草に二人を連れて行ったり一緒にほうきで東京タワーを見に行ったりしました。
私の祖母は少し前まで神戸のインターナショナルウィッチスクールの先生をやっていたり関西のいろんな魔法学校の英語教師だったこともあってめっちゃ厳しかったのでちょっぴり私はおばぁちゃんの事が苦手でした。(国を問わず魔女は先輩魔女が絶対なので、怖いのです。縦社会!昔は先輩魔女より上空を飛んではいけないとか細かいしきたりがどの国にもあったのです!怖い!)
実は母も学生時代おばぁちゃんの英語の授業を受けていたことがあります。
母もおばぁちゃんが姑さんやし学校の先生やしで怖いなぁと恐れていた。
そんなおばぁちゃんのイギリス時代の苗字が英語のPlumtree、日本語で直訳すると梅木さんという名前でおばぁちゃんもうめちゃんです。
ダブルうめちゃんです、よろしくどうぞ!

久しぶりに会ってみるとやっぱりおばぁちゃんは優しくてステキでした。
おばぁちゃんが「普段うめちゃんがアルバイトしているところに連れて行って頂戴」というので喫茶店に連れて行ったのですが、マスターに「もしかしてうめちゃんのおばぁちゃま?すごく二人とも似ているね」と言われました。
おばぁちゃんはロビンフッドが活躍したイギリスはノッティンガムの出身です。

私が生まれるよりずっと昔、東欧、北欧、イギリス、日本という魔法が中心の国の魔法使いや魔女たちの間で国際写真結婚というのがよくあったそうです。
写真に魔法を込め送り合い、それを受け取った側が写真だけで嫁ぎ先や結婚相手を決めていたそうです。
まぁそんな訳でおばぁちゃんはイギリス人です。
面白いことに父方のばぁちゃんも母方のばぁちゃんもチビでど近眼です。(父はそこそこ身長がありますがやっぱりど近眼です)
父方も母方もど近眼ばかりなんだなぁ。
私が私より魔力が強くて視力がいい魔法使いと結婚する以外私の一族は永遠にど近眼が続くのでしょう。
魔力が強い側の遺伝子が色濃く後世に残って行くのです。
なので私の一族は女子の方が今の所みんな魔力が強いという感じでしょうか。
おばぁちゃんは普段はおじぃちゃんと魔法農園の管理をしたりよく旅行に行っています。
今回は本当に気まぐれで私の両親も東京に二人で東京に来ていることは知らないそうです。

おじぃちゃんが私にお小遣いか面白いものどっちが欲しいかと聞いてきたので私は面白いものがいいと答えました。
そしたらおじぃちゃんも私にスノードームをくれました。おばぁちゃんとポルトガル旅行に行った時に買ってきたそうです。
そしていつもと一緒で結局お小遣いもくれました。😝
じぃちゃんと父のセンスは同じだ!
おばぁちゃんからも小さな革のカバンをもらいました、先祖代々のものだそう!
甘やかされてるぜ!
母に怒られそうなので秘密にしておこうと思います。
私がたまにしている鍵のネックレスもおばぁちゃんからもらったものです。
ばぁちゃんの一族のシンボルが梅の花と鍵。

今日はわたしのおばぁちゃんとおじぃちゃんの紹介でした。

memo
どうでもいい情報ですがこの時期はキンちゃんもわたしのおばぁちゃんもヒロシには近寄らないで!と言います。なぜかというとヒロシは恐ろしいほどの静電気蓄電猫なので、触るたびにものすごい静電気が流れます。おばぁちゃんもキンちゃんも静電気がめちゃくちゃ怖いみたい。
ヒロシは静電気でパチってなる時によく自分自身もびっくりしてなぜかオナラが出てしまうので、それのほうが私は恥ずかしいのです。
その度にみんなが笑うのです!ヒロシをからかう常連猫がいちいちヒロシに触りに来てオナラをするのを期待するのです。笑
でマスターもノリが良いので、オナラをするたびに今のは65点だなぁヒロ君というのです。男子のノリやね。

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