うめちゃんからの手紙 2017 No.164 出不精な猫達とかわりに付き合ってくれたはじめおじさん。の巻。

うめちゃんからの手紙 2017 No.164

たまえおばちゃんと双子のあかちゃん。

うめちゃんからの手紙 2017 No.164

また台風が近づいてきているそうで今日も大雨でした。
天気には恵まれませんでしたが活動的に過ごせた日曜日でした。

昨晩、父と電話で話した時に話題に上がった西荻窪にあるiplikanaというスペースまで造形作家の経塚真代さんとおっしゃるかたの作品をはじめおじさんと見に行ってきました

その後、新宿まで出力をお願いしていた写真の引き取りに行ってきました。

母からおさがりでもらったライカのデジタルカメラでたまえおばちゃんと双子の赤ちゃん達を撮影した写真がびっくりするくらい上手に撮れていたのでプロにプリントしてもらう事にしました。

普段は白黒フィルムで現像からプリントまでをはるちゃんやマリちゃん達とレンタル暗室まで通ってプリントしています。
カラーもたまにプリントするのですが、デジタルカメラでのプリントはカメラ屋さんのプリクラのような機械以外では全く経験がありませんでした。
以前から自分でプリントした写真は両親や大阪の祖父母によく送っていました。

使い始めたばかりのデジタルカメラだったのですが、とても綺麗に撮れていたのでたまえおばちゃんがきちんとプリントから額装までして大阪の祖父母に送ろうと提案してくれました。

おばちゃんとどういう風に出力するかじっくり相談しました。
最初はおばちゃんが版画や水彩画などを額装する際にお世話になっている上野の額縁屋さんか、父が個展をする際にいつも額装をお願いしている恵比寿のお店でお願いすることを考えていました。

私の勉強不足だったのですが、お店によって出力から額装まで全てやっていただける場合と、自分で出力した作品を持って行き作品のサイズに合わせてオーダーメード/セミオーダーなどで額縁を作っていただけるタイプのお店があるという事がわかりました。
父とおばちゃんが利用した事あるお店は自分で作品を用意する必要があり、デジタルカメラの写真の取り扱いにはまだ疎い私には無理でした。

おばちゃんと色々パソコン検索をしたところデジタルカメラのファイルを持ち込めば出力から額装まで一箇所でできるお店もあるという事がわかりました。
おばちゃんに私がライカで撮影したファイルをお店に持っていくだけでいいように編集したものを用意してもらっていました。
色々と複雑で、デジタルのライカでもフィルムの場合と同じで画像が見れるようになるには現像という作業が伴います。
私にはまだ勝手がわかりませんが、パソコンに取り込み明るさやゴミのようなものなどをおばちゃんに取り除いてもらいました。
利用した会社はデータをインターネットで送付する方法と直接持ち込み色のずれがないか確認できる方法の入稿両方が選べました。
私は全くの素人ですが今回はデータを事前に持ち込みパソコンの画面でこの色でお願いしますと指定をしてきました。
(家庭用のインクジェットプリンターでポストカード大にできるだけおばちゃんの希望に近い色で見本としてプリントし、お店に持っていきました。)

一人では心細かったので二郎か三郎に今日は付き合ってもらいたかったのですが、三郎はおばちゃんと吉田類の酒場放浪記を見るのをすごく楽しみにしていて、お願いできませんでした。(こういう時にヒロシがいないと本当に心細い。ヒロシは今日も神保町で大忙しだったようです…)
面白い番組だとは思うのですが、子猫が見てどこが楽しいのか私にはわかりません。

三郎は吉田類さんの大ファンでお酒が飲めないのにいつも欠かさずテレビの前で正座をしてみています。
三郎がいかないのなら二郎も行かないと言うので、なぜかはじめおじさんが一緒についてきてくれました。
ヒロシは雨でもへっちゃらですが二郎と三郎は雨の日を極端に嫌います。
本来はこっちが正しい猫の姿かもしれませんけれどね…

はじめおじさんは西荻窪にあるはつねという有名なお店に私を連れて行ってチャーシュー麺をごちそうしたかったそうなのですが、あいにくの休業日でした。
その後、二人で経塚真代さんの展示をみて新宿まで写真の回収に行ってきたわけです。

前置きが長くなりましたが、出力した作品の話に戻ります。
出来上がった写真は想像していたよりもとても綺麗で驚きました。
今回お願いしたのはフォトアクリルという方法で5mm厚のアクリル板の後ろに写真と写真自体より少し小さな木枠が貼り付けてあるタイプのものです。

しゅっとしていて作品を壁にかけた際に宙に浮いているように見える額装方法です。
(すべてたまえおばちゃんの受け売り。そして勧められるがまま)

黄袋という作品をしまう袋を知らずにお願いしてしまっていたようで、少し余分に費用がかかってしまいました。
ウコンで染めたという黄色い防虫効果のある特殊な布を使った袋なのだそうですが、大阪にいる祖父母に送るために出力したので不必要だったなと思いました。
いつも祖父母は写真や絵を壁に飾ってくれるので綺麗な差し箱や黄袋は不必要なのです。

私がお金を出そうと思ったのですが、はじめおじさんが出力代と宅急便代も出してくれました。

雨がひどくなってきたので早足で自家焙煎珈琲 凡まで向かい、はじめおじさんがコーヒーとケーキをご馳走してくださいました。
そして上手に写真を撮ってくれてありがとうと感謝されてしまいました。
(自家焙煎珈琲 凡のショートケーキはびっくりするくらい美味しく、洋菓子のプロのはじめおじさんも自家焙煎珈琲 凡のショートケーキはクリームをきちんと作られているから美味しいのだよと絶賛しています。)

本当はおじさん、おばちゃん、双子の赤ちゃんが全員写ったもので上手なものがあれば最高だったのやけれど…
おじさんから「家族全員でまた綺麗に撮って、今度は違う額装方法で試してみようよ」と言ってくださり、はじめおじさんは私とヒロシたち、東京メンバー全員で下宿のせんべい屋さんの前でまた天気がいい日に写真を撮ろうという事になりました。

たのしい日曜日でした。

おやすみなさいませ。


今日の一曲

松崎ナオ トリオ 客無しライブ incl. 「川べりの家」「フォークソング」ほか全6曲

松崎ナオ トリオ 客無しライブ incl. 「川べりの家」「フォークソング」ほか全6曲 から

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