銭湯セットをいつの間にか揃えていたマリーちゃん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.021
今日はマリちゃんと銭湯に行ってきました。
スーパー銭湯と一般的な街の銭湯の中間くらいの岩盤浴などはないけれどミストサウナがある銭湯です。
時々夢に友達や家族が出てきて私にしてほしい事をお願いしに来る事があります。
もしかしたらテレパシーかもしれませんし予知能力的なものかもしれませんが、今週のマリちゃんは客観的みてもストレスや疲れがたまっている感じなのは誰の目にも明らかだったので夢の中に出てきたマリちゃんも現実の丸写しでとても疲れていたのでした。
母とたまえおばちゃん、二郎と三郎、ヒロシに朝ごはんを作り終え一休みをしたあとマリちゃんの寮に電話をして銭湯に行く事を誘いました。
スーパー銭湯までは充実した施設ではありませんでしたがミストサウナと薬草湯がマリちゃんの張り詰めた自律神経を多少なりとも和らげてくれたようで、私も誘ってよかったなぁと思いました。
私は銭湯に行くとついコーヒー牛乳やフルーツ牛乳が猛烈に飲みたくなるのですが何度かこれをやってお腹を壊した事があるので今日はぐっとこらえました。
小さな女の子がお母さんにフルーツ牛乳を買って欲しいとせがんでいて、その子は結局買ってもらっていたのですが、私と違ってゆっくりと飲んでいる姿を見て、あぁ子供のほうがきちんと焦らず器用に飲むものだなぁと思ったりもしたのでした。
マリちゃんと湯上りに髪の毛を乾かしながらくつろぎながら談笑していると、マリちゃんはアマゾンで見られるアニメで「だがしかし」というアニメを現在見ていて、今度一緒に駄菓子屋さんに行って欲しいという話になりました。
マリちゃんが思い描く日本の駄菓子屋像がわからないのでとりあえず身近なところにある駄菓子屋さんから行ってみてもいいかなとも思っています。
駄菓子屋さんで売っているものと同じお菓子であれば一部ですがダイソーなどでも売っているわけです、けれど私が想像するにマリちゃんが行ってみたいと思う駄菓子屋さんは平屋でホウロウの看板が貼ってあり覗き込むタイプのアイスの冷凍庫、そしてもんじゃ焼きができるスペースがあるような駄菓子屋なのではないかと予想しています。
錦糸町周辺にきな粉棒や駄菓子屋で定番のお菓子を作っている町工場があったり、錦糸町駅すぐにエワタリという有名なお菓子屋さんがあります。
エワタリは箱買いにくる大学生や高校生のグループなどをよく見かけ、入りやすいお店なので私とマリちゃんも何度か足を運んだ事があります。
映画や漫画で出てくるような駄菓子屋さんは果たして私は見つけてあげる事ができるのやろうか。
何箇所か私とマリちゃんがヨガ教室に行っている近くの森下に心当たりがあるので次週のヨガ教室の後にでも寄ってみようと思います。
イギリスにもコーナーショップと呼ばれ親しまれている駄菓子屋のような形態のお店がありました。
万国共通なのでしょう、マリちゃんの中である種の変換が行われて母国イギリスでポンドコインを握りしめお菓子を弟さんと買いに行った思い出を想起したい欲求のようなものがあるのかもしれません。
はじめおじさんは中央区生まれの中央区育ちで江東区周辺や台東区も遊び場だったので、はじめおじさんが帰ってきてから色々聞いてみてもいいかもしれませんね。
おせんべい屋さんなわけですし、駄菓子屋さんとかお菓子屋さんのネットワークにも詳しそうです。
田中慎弥さんの本も大分と読み進み、インターネットの利用についてパソコンも携帯電話も持っていない田中慎弥さんなりの正しい使い方のようなものが書かれていて、共感するところがありました。
駄菓子屋もインターネットを利用すればまだ営業している都内の店舗を見つけることは容易いと思います。
子供にとって初めて行く駄菓子屋というのは未知なる桃源郷のようなものだったと思うのです。
本当の低学年の時はまだ駄菓子屋デビューはしておらず、少し大きくなるにつれ周りがざわつき始め、駄菓子屋って知ってる？楽しいんだよという噂が立ち、友達にお願いして付き添ってもらい冒険に出るようなワクワクと勇気を伴って探しに行く、そして見つけたら意外と近く、あぁ文房具屋さんや駄菓子屋さんとは大人になってみれば学校の登下校範囲内にあるのだなぁと気付くのですが、子供でも自分の行動範囲から近くにあったのだと驚いたりもするのでした。
私もインターネットに頼らず、子供の頃の行動力に回帰して周りの人の伝聞だけを頼りにマリちゃんと駄菓子屋を探し冒険に出てみたいなぁと思いました。
はるちゃん隊員もきちんと誘わないとな。
そしてはるちゃんとマリちゃんはきっと一番しょぼい私をリーダーと呼び慕ってくれるのでしょう。
うめこ
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LEICA M10 , APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.
今日の一曲
Leoyona -「travellin’man」
今日の一冊
