常連客でうめちゃんとマリーちゃんの家庭教師の田中さん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.081
今日は店舗の方でコーヒーを淹れてきました。
2016年の12月上旬から働き始め、今では焙煎工場と店舗両方のお仕事をさせていただけるようになりました。
どちらの仕事場も大好きで頑張っています。
今日はアルバイト先に向かう途中、聖橋のあたりで田中さんにバッタリ遭遇し、そのまま一緒に私のアルバイト先まで歩きました。
道中、夏休みの間もサマーハウスに来ていただいて家庭教師をお願いする事についての簡単な打ち合わせのような世間話のようなものをしながら歩きました。
田中さんの宿泊費とイギリスまでの移動にかかる費用などは私たち側で負担して、家事もみんなで協力して交代でやるという去年と基本的に同じルールで諸経費などを負担する代わりに滞在中の３人の家庭教師をお願いするという契約。
ちょっとややこしいのですが弁護士資格を持つの母に相談して簡単なものですが契約書類を用意してもらえそうです。
母が元々やっていたのは知財訴訟専門だったのですが、どんな小さい金額でも金銭の関わるやりとりの約束事は紙に書き起こしておくことが大事だと何度も言い聞かされてきました。
なぁなぁではなく、きちんと紙に書き起こしておくのが後々お互いトラブルがないというわけです。
小さい約束事でも双方に認識の違いや記憶の違い、書面に起こしていない暗黙の了解で相手もわかっているよね？という勝手な理解などが発生してしまわないよう、自分のためにも相手のためにも必要なやりとりだと私も考えています。
父と母が結婚する際も婚前契約書を作成しているのですが、実は一番最初に契約不履行になったのは婚前契約書を自ら作成した母というのはショナイの話。笑
（ライカから新しいレンズが出た際に父の預金から母がお金を借り入れ買ったという、想像に容易いトラブル。カメラやレンズを購入するための資金を父から借り入れしない事と婚前契約書の前半に明記されています。父は母にとことん甘い。）
堅苦しくなってしまいましたが、一番懸念されていた田中さんの問題に戻ります…
田中さんが一人で飛行機乗れない問題があったのですが、私の母の協力でなんとかなりそうです。
去年の夏同様、私の母とはるちゃんのお母様もイギリスに遊びにやってくるのでそのタイミングで田中さんを連れて来てくれるという事になっています。
だいぶ気が早いようにも感じられますが、私の両親の予定は２年先までいろいろ入っていたりと、何事も早めに日程を組むのが大事になってきます。
田中さんは一度国内でもいいから飛行機に乗って海外旅行の練習をしてきたいとおっしゃっていました。
田中さんが割と心配性な性格ですごく入念に物事を調べたり予習演習を大事にされてる方で、もしかしたらこの性格の”おかげ”で田中さんは勉強ができるようになったのかもしれないなとも思います。
昨年はるちゃんのお母様はヨーロッパのスーパーなどで大量にエコバッグを買い集め日本に帰国してからネットで販売したところ良いお小遣い稼ぎが出来たのだ！とおっしゃっていました。
今年もはるちゃんのお母様はイギリスや他のヨーロッパの国々でエコバッグや雑貨を買って周りたいと先週おっしゃっていました。
いいアイデアだなぁと思いました。
もう一つが田中さんもはるちゃんと同じ現地の語学学校に通おうか悩んでいらっしゃるのですが、そこは近日中私の祖母に相談しようと思っています。
田中さんは現役の東大生なのですが英語は自信がないと本人がおっしゃっていて、せっかくの機会だから現地でヒヤリングとスピーキングだけでも習いたいと意気込んでいました。
それにしても田中さんは学習へ対する貪欲さがすごいなぁ、見習わなければと思いました。
マリーちゃんは英語、フランス語、日本語と3ヶ国語完璧に話せドイツ語も少しできますし、身近なところだとはじめおじさんも英語、フランス語、ドイツ語と4ヶ国語を普通に話す事が出来、英語ができるという事が自信につながらないのです…
ヨーロッパ圏で生活している人たちは当たり前のように２、３ヶ国語話すので驚かされるばかり。
フランスができるのはかっちょいいなという憧れは強いのですが、現実的に考えればヨーロッパ圏で最も話されているというドイツ語ができるというのは強みになる気がします。
ドイツ語をいつか勉強したいなぁと私は思いました。
そんなわけで今日は田中さんとよく話した1日でした。
うめこ
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