告知 連絡」カテゴリーアーカイブ

画伯の雑記 – 2017年11月18日 長井朋子さんの個展に行ってきたよ。

個展のタイトルにもなっている作品Thousands of Finchesと長井朋子さん

Thousands of Finches

Thousands of Finches 2017 oil on canvas, glitter 194.0 x 259.0 cm © Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

絵の中からワープしてきたみたいな長井朋子さん。
長井さんの右肩の奥で睨みを利かす狆のような犬の目線がすごく気になります。

長井さんの絵を見ていて時々発見する”彼ら”がすごく愛おしかったりもします。

すごく真面目な表情やさみしそうな目をしている子や動物達がこっちを見ているかと思うとポツンと一人/一匹だけニヤニヤした子が端っこの方でこっちを見ていたり、すごく鋭い目線の子がこっちを睨んでいたり。

クラスの集合写真で一人だけ違うテンションで写っちゃってる子みたいな。

 

© Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

六本木ヒルズのエレベーターを上がってきてすぐのところに飾られている作品。

食べ物を頭にのせてる子がすごくすき。

© Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

個展の会場に入ってすぐ目に入った作品。食べ物が!クマが!他の絵にも描かれているメロンが!

長井さんの頭に食べ物をのせてる子の絵がすごく好きで2015年のヒカリエの個展の時に飾られていたフランスパンを頭に乗せた子の絵もすごすごく好きでした。
フランスパンちゃんガール 花柄の壁紙 という名前の作品です。
今でもずっと気になってる。
(最上段左から二番目の絵です。 http://koyamaartprojects.com/artists/tomoko-nagai/#

大好きのマインドマップ、溢れてしまってる。でもきちんと魚も食べなきゃな。

インスタレーション作品

© Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

長井朋子さんのTwitter上の制作記録でも描かれていたインスタレーション作品。
一瞬で世界に引き込まれるすごい吸引力のインスタレーション。

単純に長井さんと僕の身長が違うから目線も違うのかもしれないけれど、子供の時の目線で見た光景や、すごく小学校が遠く感じたみたいな、子供の時の体感温度とか体感距離をふと思い出すそんなインスタレーションでした。

こどもだからしんどい、つらい、でも楽しい、でもやっぱしんどい、けどワクワク。

© Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

額装がスパイスとして効いている作品がとても多い個展でした。
ふわふわのからシュッとしたのから、どれも作品のイメージを増幅させています。

© Tomoko Nagai, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

長井さんの描く寒そうな風景に佇む子の作品も好きです。

省略されていたりすごく緻密に描かれていたり。写真のボケのような。
僕らの現実も意外と曖昧で、だからこそ長井さんの作品の没入感はすごいのかもしれません。
会った事がない子や動物達なのに不思議と彼らの気持ちにふんわり包まれるような体験でした。

とても素敵な個展でした。
本当に大好きな作家さんなので好き!とすげえ!しかかけませんでした。😉

(会期中にまた見に行って気づいた事があれば加筆修正しようと思います✌🏼)

画伯

<余談>
一番最初に長井朋子さんの絵を”見に行った”のは学生の時でした。
でも休廊日を見事に忘れていて「木枯らしと、こんこ」、入って見る事ができませんでした。笑
冬の日、見れなかった個展までも思い出深いです。
他の展示の時も小山登美夫さんのギャラリーの休廊日を忘れて見に行き…道で小山さんにばったり遭遇して「今日うち休みだよ〜」と笑われた事がありました。
僕も大人になったので、きちんと日程と場所を確認してから行くようになりました。


個展開催概要

長井朋子 / 個展 「Thousands of Finches」
会期:2017年11月17日[金] – 12月10日[日]
A/D Gallery、六本木ヒルズ
オープニングパーティ 11月17日(金)18:00~20:00(アーティストトーク 19:00~)/入場無料
A/D Galleryhttp://www.roppongihills.com/events/2017/11/003393.html

会場詳細

住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク3F
電話: 03-6406-6875

東京メトロ日比谷線六本木駅よりすぐ、都営大江戸線六本木駅より徒歩4分、都営大江戸線麻布十番駅より徒歩5分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ

小山藝術計画 長井朋子個展詳細ページ

http://tomiokoyamagallery.com/news/nagai_adgallery_2017/

長井朋子作品集 「Thousands of Finches」

https://floatingmt.thebase.in/items/8624938

個展会場すぐ横のミュージアムショップ他オンラインでも購入が可能です。
(上記リンクからBaseのサイトに繋がりオンラインで購入することも可能です。)

画伯の雑記 – 2017年10月25日 経塚真代先生の作品を見に西荻窪のiplikanaさんへ行ってきました。

経塚真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

今月29日までです!西荻窪のiplikanaさんで!

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

ディテールの細かさはもちろんですがギターの下の左足の組み方がおぼこさや憎らしさのようなものが詰まっている気がします。

ずばりハンサムな子やなって。一目見て思いました。
僕も好きでよく描いているのやけれど、楽しそうにギターを弾く凛々しい子。

友達にいたら毎日楽しいやろうな、そんなかっちょいい子。

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

入って左手側の窓辺に置かれていた子です。すごくかわいい!

太鼓のバチの握り方がどことなくたどたどしくあどけなさが残る子。
でもすごく好奇心旺盛な茶目っ気がある雰囲気で、ウインクをしているような表情。

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

少し繊細なイメージの子

どことなくシューゲーザーな女の子みたいな作品。
幸せなのか不幸なのかもわからないのやけれど、元気でやってるかなと頭の片隅のどこかに住んでいるそんな感じの気になってしまう子のような雰囲気。

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

お店の正面でお客さんを迎えてくれている子たちです。

経塚真代先生の作品の子はどこかみんなの記憶に残っている仲の良かった子だったり、兄弟だったり、もしかしたら飼っていた猫や犬だったりを思い出させてくれるような気がします。

楽しくて幸せだった時や、寂しかった時、切なかった時、いろんな一瞬を思い出させてくれる不思議な力を持った作品です。

スカートをはいた子やズボンをはいた子。
もしかしたら弟のような子もしれないし、お姉さんのような子かもしれない。

等身大で理解できる自分がいままでに出会ってきた身近な人たちとの共有してきた気持ちを思い出させるのです。ふと懐かしのあいつを思い出してみたりもします。

すごく丁寧にいろいろなことを拾って紡いでる作家さんなのだと思います。

壁一面を使った展示

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

壁一面を使ったインスタレーション。

心躍ります。

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

木粉粘土の質感が生かされていて、油絵をそのまま造形作品にしたような両方のいいところが濃縮されたような作品です。

使われている材料の質感の活かし方、色の塗り方、ディテール感は言うまでもなく素晴らしいのですが、リズム感や曖昧さ、ゆらぎのようなものも楽器の質感に現れていて大変素晴らしいと思いました。
すごくいい絵に近づいて見て時に絵筆の跡が力強く残っているような感じ。

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

ちょっと思慮深い顔をした子

本物の楽器の銅などのくすんだ感じもすごくリアルで驚きます。

とぼけた感じの顔の子がいたり、思慮深い子がいたり、水木しげる先生の絵のような省略があるかと思いきやハッとするようなリアルな緊張感のようなものもあって、小さな作品なのにすごい迫力があります。


個展の情報

経塚 真代 個展 「だれかが音符を盗んでいった」

会期:2017.10.21(土)-29(日)
(25日水曜日はお休みだそうです。)
また最終日は営業時間が17時まで。

営業時間:13:00-18:00

場所:iplikana 武蔵野市吉祥寺東町4-15-13

※作品販売方法は抽選となるそうです。

iplikanaさん

iplikana/イプリカーナさんの外観

iplikana/イプリカーナさんの外観

すてきなスペースでした。

2017年の春にオープンしたばかりのイベントスペース 兼 フードアトリエということだそうです。

素敵なスペースでピアノが置かれていたり、テーブルなどの什器もシンプル洒落ていて、コレクターの方には実際に作品を購入し家に設置した場合の雰囲気を掴みやすく、作家の方には展示がしやすいスペースだなぁと思いました。
サイズ感がちょうどよく、僕の美大時代の卒展の時にあたらえられたスペースに近かったです。

今回の経塚真代先生の個展、設営がとにかく素晴らしかったです。

空間すべてを使ったインスタレーションといった感じで、中央のテーブルに大きな鍵盤の作品、周りにそれぞれの楽器を持った子たち、そしてiplikanaさんのアップライトピアノ。

色温度も家庭の一般的な照明などから極端にかけ離れたものではなく、温かみも感じることができる優しい照明で、より実際の家庭などの空間に近い雰囲気でじっくりと作品を見ることができました。
(LEDなどで明るくしすぎているところだと目が疲れますものね。)

正面の窓と左手の窓の光の差し加減も心地よく楽しい展示でした。

ちょうど左手にある窓辺に太鼓を持った女の子が置かれていました。

iplikanaさん公式ホームページ

経塚真代先生の公式ホームページ

Seung-Pyo Hongさんのウェブページをレスポンシブ対応にしたよ!の巻。

レスポンシブ対応です。パソコンでもスマホでも!


iPadで見た場合の画面のキャプチャ動画です。

2006年に知り合い、2011年から一緒にお仕事をしているSeung-Pyo Hong君のWebページをレスポンシブ対応に更新しました。

Seung-Pyo Hong

https://jubileegallery.jp/artists/hong-s/

Profile

B.1980, Seoul South Korea /1980年ソウル生まれ

Lives and works  in South Korea. /韓国在住、韓国で活動

Education

2000-2004 Printmaking, Fine art (BAFA) in Hong-Ik University, Seoul Korea

2005-2009 Goldsmiths College, University of London, England – Foundation degree and Fine Art BA 2011-2012

国際的に活動。jubilee GALLERYでも2011年、2013年に個展を開催。現在も次のプロジェクトに向け鋭意制作中。

2011年  jubilee GALLERY  展示風景

2011年 jubilee GALLERYでの個展風景

2011年 jubilee GALLERYでの個展風景

2011年の展示の時は個展だったのですが他の作家さんと共同で図録を出していたため初日にカタログが間に合わず大変ご迷惑をおかけしてしまいました。届いた作品に壁面設置用の金具が付属しておらず、急遽jubilee GALLERYのバックヤード内で木工作業を深夜行うなど設営もとても大変でした。

トラブルが多かった初個展でしたが、多くのお客様にお越しいただく事ができました。ありがとうございました。

2013年  jubilee GALLERY  展示風景

2013年 jubilee GALLERYでの個展の様子

2013年の展示の時はSeung-Pyo Hong君と僕で共同で設営を一から行う事ができ、一緒に話し合いこだわった展示をする事ができました。


変更点について

全体の雰囲気などは今まで使っていたテーマに似たものを選びました。横スクロールタイプを維持しました。

今までのSeung-Pyo Hong君のページはExpositioという無料のWord Press テーマを使用してきました。(今でも他の作家のページと公式は同じテーマを維持しています。随時更新していきます)

http://wpshower.com/themes/expositio/

本日の更新で使用したテーマはTouchfolioというものです。こちらのテーマも無料で公開されています。横スクロールタイプのポートフォリオサイト向けの無料テーマです。

http://dimsemenov.com/themes/touchfolio/

ありがとうございました