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サヨナラネオパン
「ネオパン 100 ACROS」の出荷終了時期(見込み)は2018年10月と発表されました。富士フィルムの黒白印画紙およびフイルムの全種類販売終了となることが発表されました。
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 公式ホームページの発表
悲しいなと思ったのが、ページ最下部に書かれたこの一文。
黒白フィルムおよび黒白印画紙ともに、全種類販売終了となりますので、ご使用推奨品はございません。
日本の代表的メーカーからもう黒白フィルムがなくなるのだな。
すでに号数紙の印画紙しか販売されておらず、昨年2017年3月8日に多階調(富士の商品名で言うところのフジブロ バリグレード WP)の販売終了がされていたので、あぁ白黒関連の製品終了も近いなという雰囲気はビンビンに出ていました。
画材を買う時でも印画紙でもある程度永続的な販売が見込めて入手性が高いどこでも買えるものを普段から選ぶようにしています。
すごく気に入った製品があって使い続けていたら翌年なくなっていたなんてことがあったら悲しいからです。
MUJIの製品は結構サイクルが早いので何度か悔しい思いをしています。笑
でも一番僕が使っていたのはTri-X、次にイルフォードだったのも事実です。
長尺で買えたというのと値段は高くても入手性が高かったから。
AGFAの印画紙もすごく好きで高校から大学まで箱に入ったものを買って使っていましたがなくなってしまいました。
それでも人にカメラを教える時に毎回買って使っていたフィルムはネオパン100 ACROSでした。
買えるうちに、シミュレーションではなく本物で!
まだまだ買えるので、なくなってしまう前に体験されてみてはいかがしょうか?
Rolleicord Vb と 各NEOPANシリーズの作例
紫陽花を撮影した作例 (NEOPAN 400 PR)
桜の季節に清澄庭園で撮影 (NEOPAN 100 Across)
先日公開した画伯の雑記 – 2018年03月31日 フィルムカメラで撮影した桜。(アーカイブ編)という記事でクロスプロセスの作例と同日に撮影したものです。
Rolleicordにクローズアップフィルターをつけた作例 (NEOPAN 100 Acros)
メーカー名も製造国もよくわからないクローズアップフィルターをセットで買ってしまいました。正解がよく分からないままほとんど使わなくなってしまいました…
なくなってしまうのは寂しいですが、まだまだ他社は白黒フィルムの製造を続けていくと思うのでいろいろ体験してみましょう。フィルムシミュレーションモードなんてつまらないじゃないですか。
本物のフィルムがまだあるうちに😊
まだ135のAcrosも冷蔵庫内に大分と保管してあるのでどんどん撮影していこうと思います。
今日は以上です