うめちゃんからの手紙 2021 No.009 ある程度は大袈裟なところもあるが概ね事実。

うめちゃんからの手紙 2021 No.009

食後にギターを楽しむうめちゃん達。

うめちゃんからの手紙 2021 No.009

いつかまたコロナが落ち着いたらと前置きをして女将さんが新入社員の麦山さんも連れて社員みんなで会食に行きたいという話を何度もされます。
私やはるちゃんが勤め始めた時もそうでしたが、定期的に他の外食産業を利用したり、デパートのスイーツ等を社員みんなで食べ研究し自社のサービスに活かしていこうという試みです。
反映するしないに関わらず、積極的にトレンドを把握しておくことは大切です。

女将さんの知り合いの方で元々焼き鳥屋さんをやられていた方が突然日本橋でお寿司屋さんを始め、焼き鳥屋は廃業されお寿司さんで成功し店舗を増やされた方がいます。
私たちも何度か利用させていただき学ぶ事が多くがありました。
確か有名なうどんのフランチャイズも元々は焼き鳥屋さんだと聞いた事があります、柔軟性や思い切って違う事にチャレンジしてみるのも悪いことでは無いのでしょう。

お寿司屋さんというのは接待の場で利用される事が多いことから隠語のような独特の数字の数え方があります。
接待するお客様への気遣いで金額であったり飲んだ麦水の本数を悟られないようにするためです。

私が中学生の頃私の父が名古屋で絵の個展を開いたことがありました。
会場近くに立ち飲みの焼き鳥屋があり、父の設営日のあとギャラリーのオーナーさんに連れられて行った思い出があります。
当時はまだ健康増進法も今ほど厳しくなくタバコを吸い終えた客がお店の床にタバコをポイ捨てするというルールでした。
そしてお客さんの飲食したお酒と焼き鳥の本数がチョークでカウンターに直接書かれているというシステムで大変驚いた事を覚えています。
なぜ私が驚いたかというと、私がイギリスで暮らしていた頃、日曜日になると両親とパブまでサンデーローストを食べに行った時にみた光景と瓜二つだったからです。
かなり田舎だったことも関係あるかもしれませんが、当時はまだイギリスでも屋内での喫煙が可能でした。
荒くれ者という感じでもない普通のイギリスの若い女性がタバコを吸い終えると地面に吸い殻を落としブーツで消化していました。
店員さんも別に咎めるでもなく、他の地元客も同様のマナーでした。
そして焼き鳥屋さん同様にカウンターに開けたパイントグラスを積み上げチョークで印が書かれていたのでした。
まるで昔の映画の世界に迷い込んだような体験でした。

私とはるちゃんの職場は創業当初から禁煙を徹底しているカフェです。
当時は逆に全くタバコが吸えないカフェというのがとても珍しかったと常連さん達が皆口を揃えておっしゃいます。
私には想像できませんが、国鉄時代の駅のホームではタバコを吸ってるサラリーマンが普通におり、吸い殻をホームに投げ捨てていたり、さらにはホームに痰壷が置かれていた時代もあったそうです。
私の勤めている会社は元々薬剤師をされていた女将さんと商社マンだったマスターが起業した会社です。
女将さんがおっしゃるには今でいう健康増進法のように当時は結核予防規則というものがあり、公共施設には痰壷の設置が義務付けられていたのだと教えてくださいました。

少し前にまっちゃんが私と江戸時代の終わりにタイムスリップしてしまうという夢を見たと話してくれた事がありました。
夢の中のまっちゃんは私もまっちゃんもある程度お互いの先祖の事を知っているからお互いの先祖のいる京都と大阪をとりあえず目指して助けを求めようと女弥次喜多道中みたく一生懸命日本の昔の街道を歩き旅をするという夢だったそうです。
あまりに面白い夢だったそうで一生懸命時代考証を進め一つの小説として完成させたいとまっちゃんは野心を私に話してくれました。
とても楽しみ。

昔の映画を見ていると日本の風景のはずなのに外国なのではないか?
映画だからと世界観を作り込みすぎなのでは?と思う事があったのですが、少し腑に落ちた気がしました。

うめこ


今日の一枚

Olympus XA / Vision3 250D EI500 / ECN-2

Olympus XA / Vision3 250D EI500 / ECN-2


今日の一曲


中山うり- 風邪薬 / Uri Nakayama – KAZEGUSURI


今日の一冊