強烈な両親を持つヒロシはすごく真面目で優しいやつ。
うめちゃんからの手紙 2020 No.002
下宿で静かに過ごしております。
今日は珍しく北欧に住むヒロシの父親とヒロシがビデオチャットをしていました。
久しぶりに話していたのに喧嘩をしていて、いつもの親子だなぁと思ったりもしました。
縁起でも無いのですが、ヒロシの父のヒロアキが「コロナで物騒な世の中やし、もし僕が死んだら剥製にしてくれないか？僕ほど立派な体格でイケメンな猫はなかなかいないと思うんだよね。だから僕の住む島の記念館あたりに剥製にした僕を飾って欲しいんやけど、ヒロシ頼まれてくれるか？」
なんて話すものですから、ヒロシも私もびっくりしてしまいました。
相変わらずヒロアキはナルシストというか、ぶっ飛んでいます。
事実ヒロアキは体躯がどの猫よりも恵まれており、体が丈夫で病気知らずの良いDNAは有意義に残すべきだと色々な猫に言われています。
けれどヒロアキは智代子一筋です。
死んだら剥製にしておくれ！
これほどインパクトのある遺言？は古今東西聞いた事がありません。
今日はテレビ電話でマリーちゃんと田中さんとお勉強をしました。
田中さんがメールで宿題を送ってくださりそれをヒロシにプリントアウトしてもらって自宅学習を続けています。
テレビ電話で分からなかったところを教えてもらったり、学校が平常運転に戻ったら進捗具合にどのような変化があるだろうかといった事を話しました。
学校もフォローアップ的な授業をしてくれる予感はしていますが、今は自宅学習で乗り切るしかありません。
３時間ほど勉強をして、その後、どうぶつの森でみんなで遊びました。
かなり夢中になっています。
理屈はわからないのですが田中さんの島にやたらと風船が飛んできては洋式便器を落として行くそうで、田中さんから便器をいただきやっと私の島にもトイレが設置されました。
私の島はレシピばっかり飛んでくるのですが、材料集めが難儀するものばかりで私には今の段階では使いこなせないものばかりです。
完全にランダムなのでしょうが、ゲームとはいえうまくいかないものです。
ヒロシに設定してもらったアプリのおかげでマリーちゃんとも田中さんともどうぶつの森をプレイしながらボイスチャットができるようになり、楽しさもぐっと倍増しました。
マリーちゃんはだいぶ進んでいて、美術品展示室まで開設されたそうで得意げでした。
田中さんは家の周りにびっしりと花を植えたところ虫がたくさん湧くようになり、虫取りばかりで忙しいと笑っていました。
たまえおばちゃん曰く、家の周りで虫取りができて簡単にベルを稼げるようにあえて大量に植える人もいるそうなのですが、田中さんはドット絵のようにデコレーション目的で花を飾っていたようで、本人的には目論見が失敗したようです。
田中さんの理想ではプールがあってお花があって、家の裏の川で時々釣りをしてくつろいだり、そんな自然溢れる環境での生活を現実でもしたいからどうぶつの森で理想の島作りをしていくのだとおっしゃっていました、私も共感いたしました。
マリーちゃんはひたすら青いものでコーディネート、これに尽きます。
１つ嬉しいことがあり、私の島でもエイブルシスターズが仕立屋さんを開店してくれました。
そして前々からずっとほしかったカメラを首から下げたシャツを買うことができ、私のキャラクターにもやっとカメラを持たせてあげられました。
明日もどうぶつの森で待ち合わせがあります。
楽しすぎますね。
うめこ
今日の一枚
カメラ:Nikon FM3A / AI Nikkor 24mm f/2.8S
フィルム:Kodak Gold 200 / 1段増感
今日の一曲
https://youtu.be/iwbnW1axEdg
こちら葛飾区亀有公園前派出所（こち亀）葛飾ラプソディー/堂島孝平
今日の一冊
