とても丁寧で繊細な健一さんとそこそこ豪快な女将さん。
うめちゃんからの手紙 2019 No.072
今日は暑く結構汗をかいた実感があったので学校の後急いで下宿に帰りシャワーを浴びてからバイトに向かいました。
ヨドバシさんにフィルムを預けていたので回収したかったのですが回収できませんでした。
たまえおばちゃんと三郎が秋葉原にしょっちゅう行くのでお願いしてもよかったのですが、やっぱり自分のお仕事で撮影したフィルムですから自分で回収しなければいけません。
明日の目標ですね。
アルバイトの終業１時間前に田中さんと京都から来ていた私の祖母がコーヒーを飲みに立ち寄ってくれて、その場のノリで女将さん親子と私と田中さんとはるちゃんで本郷にある有名なハンバーガー屋さんまでハンバーガーを食べに行く事になり先ほどまで楽しくやっておりました。
マスターの大学時代の後輩が東北から遊びに来てらっしゃるそうでみんなで飲み歩くのだと上機嫌だったのですが、女将さんも女子達で何か楽しいことがしたい！うまいものが食べたい！と言いだし娘さんがアメリカンなやつをたらふく食べようと提案してくださったのでした。
紅一点の真逆の状態で健一さんもついてきました。
女将さんと娘さんがビールを飲んでいたのでお酒が飲めない健一さんが運転して帰るのだと言っていました。
私の周りの女性陣はお酒にめっぽう強く、男性陣はお酒にめっぽう弱いというケースが多い気がします。
余談ですが女将さんは酔っ払うとやたらと周りの人を褒めニコニコしているので愉快です。
田中さんが酔うと周りの人と握手を始めてありがとうありがとうと当選した政治家のようで、こちらもとても愉快です。
健一さんは所作が丁寧で、車のドアを閉める時もとても静かです。
女将さんは結構力いっぱいに締めないとライトバンのドアが閉まった気がしない！とおっしゃる方で指や服を挟まないかいつも心配になります。
でも女将さんの気持ちもよくわかります、バシャンと音がしないときちんと鍵が閉まった実感がイマイチ湧かないというのも事実です。
最近はハイテクでAIの時代なのですからドアがきちんと閉まった際に「きちんとドアを閉めてくれてありがとう！これからドライブに出発だね！」位の会話が人間と車の間にあっても良いのではないでしょうか。
私はドアに対して恐怖心が強く指を詰めてしまわないか不安でいつも気をつけています。
子供の頃通っていたギター教室の扉がスタジオ仕様の大変重たく分厚い扉でとても怖かったのを今でも覚えています。
祖母の家で雇っている運転手さんは私が乗り込む時に手を挟んだり頭をぶつけないようにドアの上部などにタオルを添えてくださり、さらにスカートの巻き込みなどがないか丁寧に確認してくださります。
男性運転手なのですが奥様の趣味なのか使ってらっしゃるタオルがフェイラーというのがとても可愛らしい方です。
健一さんもそれくらい丁寧だったので祖父母の家の運転手さんが少し懐かしくなりました。
女将さんが連れて行ってくださったハンバーガー屋さんは最高でした。
お店で使われているお皿がアメリカのダイナーで使われているものと同じ楕円形のお皿に縁取りにシンプルなラインが書かれた”現地そのもの”でアメリカ旅行した気分も味わえるという相乗効果もありました。
食事をしながら祖母が女将さんと娘さんに是非イギリスのサマーハウスに遊びにいらしてくださいと誘っていました。
ロンドンからはちょっと距離がありますがイギリスの田舎町の雰囲気が味わえ日本より涼しいので快適ですよと私も誘ってみました。
娘さんの作ってくださる洋菓子が大好きで、いつも娘さんからもおかし作りを習いたいなぁと思っていました。
先輩後輩の関係なので難しいかもしれませんが、もう少し娘さんとも交流したいです。
うめこ
今日の一枚
LEICA M10 / NOKTON 35mm F1.2
今日の一曲
ZAZEN BOYS – 自問自答 @ TOUR MATSURI SESSION
