うめちゃんからの手紙 2019 No.164 速やかにドロンした土曜の夜。

うめちゃんからの手紙 2019 No.164

うめちゃんの東京のお姉さん的存在であり家庭教師の田中さん。みんなに愛されておるのです。

うめちゃんからの手紙 2019 No.164

今日は待ちに待った田中さんと2人で柴田聡子さんのライブに行ってきました。
神田明神ホールでライブを聴くというのは初めての体験で驚きが多く、会場の壁材や床材の硬さなど考えられているのでしょうか、新しいホールなのもあってとにかく音の響きが良い印象でした。
田中さんと両国にある門天さんも建材にこだわった会場だという世間話などをしながら演奏が始まるのを待ちました。

会場の音作りをされていたのがSUSHIと書かれた可愛いTシャツをきていた宮崎泉さん(Dub Master X)でなるほど流石にサウンドエンジニアが入っていると全然違うなと思いました。
ただライブ会場全としたところではなく多目的ホールだったので機材や音の調整大変だってのではないかと感じました。

一曲目は私も大好きなぼくめつで、今回のライブはアルバム「柴田聡子」からの曲も多数演奏されていました。
もちろんニューポニーテールも悪魔のパーティーも演奏されていて、悪魔のパーティーはグルーブ感がTom WaitsのSingaporeにも似ていて本当に大好きで何度も聴いてきた曲だったので生で聴く事が出来本当に嬉しかったです。
2017年に行われたNHK-FMライブビートの公開録音でも悪魔のパーティーを歌われていたのですが、この番組を録音したテープを何度聞いたことか、生で聴けて最高でした。
今日のライブでは柴田さんがTelefunken M80を使われていたのにもしびれました。
最近のTelefunkenはカラフルなものから木目調までありポップなイメージですが100年以上前からあるドイツの超老舗メーカーのマイクです。
私も買おうかしら。

途中立って演奏を聴きたいと柴田さんに直談判した人がいて背がチビな私には全く前が見えなくなってしまいちょっぴり悲しかったのですが大変音が良い会場でしたから音はしっかりと体に浴びる事が出来ました。
男性の観客は周りがみんな立ってもステージが見えると思うのですが、ライブハウスや映画館ではない会場で床に傾斜がない場合ですと客席後部に立つ女性客や身長が低い男性客は不利です。
そこで柴田さんが立って聴いていても座って聴いてくれても情熱は同じだと思うので好きなスタイルで聞いてくださいとフォローしてはったのが心に残りました。

ライブ終わりにトイレを探し三階と二階で右往左往していると祖母の知り合いに遭遇してしまい田中さんと挨拶をしました。
会場のキャパの割にトイレと出入口が限られている事とエレベーターが稼働していなかったことが難点でした。

ライブの後田中さんが秋葉原のヨドバシカメラの前まで送ってくださりバスで下宿に戻りました。
田中さんがご飯を一緒に食べようと誘ってくださったのですが、ちょっぴり疲れていたので早めに切り上げました。
田中さんの家は神田明神からとても近いので立ち寄っても良かったのですが甘えて長居してしまうと家に帰る時にはもっとしんどくなるのがわかっていました。

田中さんがぼそりと本当はこの後に巨牛荘あたりに焼肉にでも行って一緒に銭湯にも行ってエモい気分を高めて1週間終えたかったぜ!というものですからこんなにも後ろ髪引かれる土曜の夜はないものやと心苦しかったです。
私だってエモい土曜の夜にしたかったですが私も大人です自重し速やかににドロンしてきてしまいました。
消化不良感は否めないので大阪から祖母が来るタイミングで田中さんを改めて誘って一緒にカルビを食べに行って締めに焼うどんでもやってこようかな。

来週以降はハワイから叔母とトモちゃんが来たり大阪から祖母が週末は来るので巻きで予定をこなしていかなければいけないのです。
もう11月ですから駆けていくしかありません。

うめこ


今日の一枚

LEICA M Type240 / Canon 50mm f/1.4 ltm

LEICA M Type240 / Canon 50mm f/1.4 ltm


今日の一曲

https://youtu.be/2Y6nB-vAZgM
柴田聡子 – ぼくめつ


今日の一冊

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