うめちゃんからの手紙 2019 No.032 自分自身の失敗に価値がある。

決して器用ではないけれど色々なことに挑戦するのが好きな二郎。ラテアートに挑戦した日の図。

うめちゃんからの手紙 2019 No.032
今日の一枚
今日の一曲
今日の一冊
- 共有:

うめちゃんからの手紙 2019 No.032

今朝も毎週土曜日恒例のヨガ教室に行ってまいりました。
先生がいつもの方ではなく今日は20代の方でした。
いつもの仲が良い関西出身の先生ではなかったのですが、話したところはるちゃんのお母様のお知り合いの方だということがわかりました。
シャイな私がいうのも変ですが、今日の先生はシャイな方だったのでそれだけ話したのみでした。
少し前にモデルの加藤順子さんが来てらしたのと同じsuriaのウェアがとてもよくお似合いで私も欲しいなぁとまじまじと見てしまい、失礼なことをしてしまったのではないかと後で不安になりました。

ヨガ教室の後てる子さんと田中さんとマリーちゃんと私の4人でカフェまで歩きお茶をしてきました。
少し前にブルーボトルコーヒーから焙煎機が撤去され、てる子さんが知り合いから聞いたというお話では北砂の方にもブルーボトルの事業所か焙煎拠点があるらしいという噂で、もしかしたら清澄白河からいつか撤退するかもねぇという噂が話題に上がりました。
しばらくカフェ難民でしたが、ミスタードーナツでお茶をしたりその時々の気分で選ぶようになり、同じカフェを毎週利用するということはなくなりました。

私もカフェで働いているので時々お客さん達から他のカフェの動静や流行などを耳にすることもなくはありませんが、気になる楽しい話題はここのところあまり聞きません。
てる子さんが作っているという家電のレビューを書いているブログから大量に写真と文章が無断転載されモチベーションが落ちすごく腹を立てているという話題が上がりました。
そこから他人の褌で相撲を取る人が増えたということ、失敗に寛容ではない社会になりつつあり残念だという話を田中さんがされていました。
どんなに小さくてもしょぼくてもいいからチャレンジしてみて失敗しそこから学べることも多いと思うのですが、自分自身で失敗することを嫌い他人の経験をさも自分が見聞きしたように語る人が本当に増えたという事です。
これは私も身をもって感じたことが多々ありました。
老若男女問わず失敗してもいいと思うのです。
失敗し自分の言葉や考えで思ったことを伝え他人から共感を得たり、はたまた批判を受け学び…という姿勢が大事です。
人生一事が万事だと思います。
どんなにくだらないこと、結果がわかりきっているように思えることでも自分自身で体験し学ばなければそれは自分のものにはなりません。

明日も前回同様忙しい日曜になるとわかっていたので今日レンタル暗室の予約を入れてマリーちゃんとはるちゃんと午後からプリントに行ってきました。
久しぶりに美大生アルバイトのお姉さんにあい、一緒にコーヒーを飲んだりして雑談することもできました。
はるちゃんの住まいが横浜なので休みの土曜日まで東京に出てきてもらうのは忍びないのですが、今日は来てもらいました。
横浜にもレンタル暗室はあるようなのですが、結局スタッフのお姉さんが親しみやすい現在の場所にいつしか決まってしまいました。
私は自分自身のプリントは少なかったのですがヒロシから預かっていたネガを何枚か引き伸ばしました。

はるちゃんのお父様がお爺様の医院を継ぐか廃業するかで今福家がゴタゴタしているのだと言っていました。
はるちゃんのお父様もお父様のご兄弟も内科系で実家の内科クリニックを継いでいなかったそうで、お祖父様も「継がない方がいい、この近所の連中は医者の善意に甘えていてこのジジイをこの年まで働かせまくって消耗品くらいにしか思ってない！」と毒を吐きまくっているのだそうです。
なんとはるちゃんのお祖父様は73歳の現在も現役で朝から晩まで働きづめなのだそうです。
医師の平均寿命は大変短く68〜73歳というデータもあるそうで、はるちゃんのお祖父様も早く仕事を辞めたいのだそうですが、なかなかやめられないのだと嘆いているそうです。
はるちゃんの暮らす神奈川県は外科内科共にですが全国平均を大きく下回るほど医師が少なく、医師の稼働率が高すぎるのだそうです。
特にインフルエンザの季節は忙しく医師1人で1日に何百人も見る日もあるそうです。
はるちゃんの異母姉妹のお姉さまのお母様も医師だったそうですが過労死で亡くなられているそうで…
今福家は今とても大変で家にあまり居たくないなのだと、はるちゃんのテンションも低く大変そうな顔をしていました。

私も勉強不足で知らず知らずに他人様の善意に甘え迷惑をかけてはいやしないかと不安になりました。
常に感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。

うめこ