はにかむ仕事中のうめちゃん。
うめちゃんからの手紙 2017 No.097
今日はアルバイトが終わる少し前におばちゃんとはじめおじさん、ヒロシがバイト先にコーヒーを飲みに来てくれ、バイトの後みんなで外食に行ってきました。
おばちゃんが「妊娠中やからもしかしたら妊娠前と体質と味覚が変わったからパクチーが食べられるようになってるかもしれへん！だからタイ料理を今日は食べに行こう」と言っていたのですが、はじめおじさんが妊娠中はパクチーを食べないほうがいいと聞いたことがある気がすると言い出し、マスターの奥様も「パクチーは確かによくないって聞くけど多分少量だったら大丈夫だよ」と教えてくれたのですが結局おばちゃんの気が変わりアルゼンチン料理屋さんにがっつりお肉を食べに行ってきました。
アルゼンチン料理屋さんは家とバイト先の反対方向にあるのでオーナーがおっちゃんの友達ということもあり差し入れにワインを取りに一旦家に帰りました。
おばちゃんは肉食獣でかたいお肉も大きなお肉も大好きです。
私の一族の女子はみんなど近眼で背が低いのですが歯がめちゃくちゃ綺麗で丈夫なのが自慢です。
おばちゃんは自分の事を日本製やから小さくて作りがええねん！といつも笑いながら言っています。笑
初めてアルゼンチン料理というのを食べたのですが、おばちゃんが大好きなのも納得でした。
熱々の鋳物の鉄板で電話帳くらいあるんじゃないかってくらい大きなお肉が食べられるお店でした。
あまりにも立派なお肉で簡単には噛みきれずヒロシもびっくりしていました。
（おばちゃんもお肉を食べた後にやっぱりお肉で正解だったなぁ。パクチーが食べられるようになった気がするっていうのは気の迷いやったわぁと笑っていました。）
食後におっちゃんとおばちゃんがオーナーの方に少し前にフランスから届いたワインを差し入れでプレゼントしたりしていました。
オーナーの方からサービスだとデザートにChocotorta、Rogel、とても大きなプリン、そしてびっくりするくらい美味しいアイスクリームをいただきました。
アルゼンチンはイタリア移民の方達が多かった歴史もありアイスクリームがとても美味しい国なのだそうです。
はじめおじさんもよくおばちゃんを褒めたり綺麗だねぇとか服めっちゃ似合ってるねぇと普段から褒めちぎってはるのですが、お店にいたアルゼンチンの方達は初対面の私にもかわいいねぇとか綺麗だねぇとか服めっちゃ素敵やねぇとやたら人を褒めてくる方達でした。
普段は無口な私の父も母も家にいる時はお互いをよく褒めちぎっていて、なんだか娘の私が見ていてこっぱずかしいなぁといつも思っていたのやけれど外に出てみるとどっこい、それが世界標準やったのです。（ほんまにこっぱずかしいのです。朝ごはんを食べる母をみて父は「ほんま美味しそうに朝ごはんを食べる君の一瞬の笑顔のために僕は全てを投げ打ってもいいと思えるよ。いつも美味しそうに食べてくれてありがとう」と父が言ったかと思えば母も…まぁとにかくそんな感じで朝から熱々な二人組です。おっちゃんとおばちゃんも近いものがあります。） でも私も今度からはるちゃんやマリちゃんに会ったらかわいいねぇとか服めっちゃ素敵やねーとかもっと言っていこうと思いました。
実際のところマリちゃんもはるちゃんもめっちゃかわいいしおしゃれやしなぁ、なんか私の方から褒めまくると私も褒めてもらいたい人と思われそうでちょっと小っ恥ずかしさもあります。
なんで今まで恥ずかしいと思っていたけれど気が変わったかというと、少し前にキンちゃんが「ポジティブな事ほど人って忘れっぽいものなのよ。ネガティブなこと言われたりされたら一生覚えてたりするのに、ポジティブな事ほど忘れっぽいから言い過ぎって事はないのよ」と言っていたからです。なるほどなと！さすがキンちゃんやと思いました。
ご飯を食べ終わりみんなでオーナーさんにお礼を言ってお店を後にし家に帰る道中もまだ外は少し明るく、夏の夕方から夜にかけての時間ってとても素敵だな、散歩していてほんまに楽しい時間だなぁと思いました。
おやすみなさい
うめこ