うめちゃんからの手紙 2019 No.063 姉妹は逞しく育っている。

うめちゃんからの手紙 2019 No.063

一生懸命ご飯を食べるヒロシと好き嫌いは無いが隙が多い二郎。

うめちゃんからの手紙 2019 No.063

田中さんが私の実家に泊まっているようです。
私の実家に行くことがあれば茂一郎の最新画像をヒロシのメールアドレスに送ってくださいとお願いしていたら今晩大量の写真を送ってくださいました。
柴田聡子さんのライブやオレンジオペコーさんのライブに私の祖母と行っていたようです。
私もどちらも大好きで羨ましい。
何気にオレンジオペコーは2人とも兵庫県出身の関西人デュオですからライブは楽しいに決まっています。
田中さんに旭ポン酢が必要か聞かれたので一本お願いしてしまいました。

ここ数日また寒い夜が続き二郎が私の布団に潜り込んできています。
潜り込んでくるのも布団の上にのるのも許しているのですが、しょっちゅう出入りされるとその度に冷気が入り込み私も目が覚めてしまうので気をつけるようにと伝えています。
なかなか二郎は神経質で寝つきが悪く苦労しているのある程度は許してあげますが…
人間チームの私、たまえおばちゃん、はじめおじさん、そして双子の歌子ちゃんと文子ちゃんと全員平熱が高く少し暖かくなってからは二郎が寄り付かなかったのですが、ここ数日はまた私の布団に潜り込んできます。
猫チームの長男ヒロシは私より平熱が高いの私の方がいい塩梅のようです。
余談ですが田中さんも体温高い系女子で私の弟に気に入られているようでよく抱っこをしてくださっているようです。

今晩、滅多に子供を叱らないはじめおじさんが文子ちゃんを叱っていました。
文子ちゃんが悪いと言えば悪いのですが、二郎も少し関係しています。
二郎はかなりぼんやりした猫で食べるのがとても遅く途中で文子ちゃんや歌子ちゃんに話しかけられると気がそれてしまい食事から目線をそらしがちです。
そんなぼんやりした二郎は野生動物並みに逞しい歌子ちゃんと文子ちゃんに付け込まれご飯のおかずを盗まれてしまうわけです。
毎晩の光景なので微笑ましいのですが、文子ちゃんが最近”嘘”をつくということを覚え「二郎ちゃんが私にくれるって言ったから食べた!」とはじめおじさんに嘘をつきました。
私とヒロシは嘘がつけるようになったという成長の証が感慨深くも思えたのですが、はじめおじさんは正直にもっと食べたいと言えばいいのに人の物を盗んで嘘をつくのはダメだよと窘めたのでした。
実家で暮らしていた時は私は実質一人っ子だったので兄弟や家族でおかずを奪い合うという経験をせずにきてしまいましたが、歌子ちゃん文子ちゃん姉妹と二郎三郎兄弟は毎日賑やかにご飯を食べています。
たまえおばちゃんはケタケタ笑いながら「賑やかで結構!二郎も騙されてばっかりじゃダメやで!たくましくいかな!」と状況を楽しんでいます。
はじめおじさんもおかずの奪い合いの攻防はある程度レフリーとして寛容に眺めているのですが嘘だけはご法度です。
ある程度はこういうやり取りをして育っていくのも大事でしょうからね。
実父としては娘が嘘をつくようになってしまったというのはショックなのかもしれません。
でも私が一番笑ったのは文子ちゃんが叱られている間に文子ちゃんのおかずを盗む歌子ちゃんのしたたかさです。
今日も姉妹は逞しく育っております。

うめこ


今日の一枚

GR DIGITAL III / GR LENS 28mm/F1.9

GR DIGITAL III / GR LENS 28mm/F1.9


今日の一曲

Mellow Fellow – Dancing

Mellow Fellow – Dancing


今日の一冊


異世界おじさん / 殆ど死んでいる (著)

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