本やCD、レコードを集めたり、絵を飾る事がうめちゃんは好き。
うめちゃんからの手紙 2020 No.033
今朝はレンタル暗室にはるちゃんと行ってきました。
１番にカラーネガを現像しその乾燥時間にお昼を食べに行き、昼食後にモノクロネガから何枚かプリントしました。
カラーネガも乾いていたのでプリントを作っても良かったのですが、カラープリントの暗室に空きはありましたが、カラーネガの現像とモノクロプリントの暗室で予約していたので初志貫徹です。
途中で気が変わったり気持ちが落ち着かない日はダメなプリントをつくりがちなので予定通りに進行するのが一番です。
帰宅したらコンタクトプリントくらいは作ってくるべきだったなという思いが湧いてきましたが、ちょうどいい作業量で終えられたと思うことにしておきます。
そわそわした気持ちや焦りがあると雑な仕事をしてしまうのです。
今日はレンタル暗室のスタッフさんがNujabesや巨勢典子さんの曲を流していました。
もうすぐNujabesの10周忌ですね。
先日日本橋の高島屋にお使いに行った日にとある製菓店でIKEAの額縁が使われているのを見かけました。
プリントした写真やヒロシの絵を飾るのに色々額縁を探しているのですが、製菓店で使われていた額縁は少し時代が前のIKEAのもので、どこで手に入れられたのか気になりました。
最近売られているものとほとんど見た目は同じなのですが、新しい製品はガラス板ではなく薄いプラシートに変更が加えられた気がします。
はるちゃんはFlying Tigerが以前売っていた額縁であったりホームセンターや世界堂の額縁など気分に合わせて使い分けているそうです。
Flying Tigerも以前はシンプルなのを見かけたのですが、私が利用する店舗にもよるのでしょうが最近は気にいる物を見かけなくなりました。
良い額縁との出会いがあれば日本国外でも買いストックはしていますが、日本である程度永続的に手に入るもので良いものが見つけられるのが理想です。
週末の作業ではなかったのでアルバイトがあるため、レンタル暗室のスタッフのお姉さんに後日プリントを回収に来ることを告げはるちゃんと職場に向かいました。
まっちゃんともレンタル暗室に来る予定が入っていて、その日は1日カラーネガのプリントの予約を入れてあります。
このお姉さんとは仲が良いので私の職場まで持ってきてくださると申し出てくださったのですが、後日また予約を入れたのでその時に回収すると約束しました。
お姉さんもよくコーヒーを飲みにきてくださるので甘えても良かったのですが、あまり頼りすぎるのもよくありません。
昨今の事情を鑑みて店舗清掃に割く時間が増え、作業量も増えたので大変ですが、結果として自分と他の従業員の健康のためなので仕方がありません。
入り口と化粧室とレジ前の置いてあるアルコール液の補充頻度も上がったように思います。
お子様づれや高齢のお客様も多いので活用してもらえるのはなによりです。
職場でもNujabesの10周忌の話題があがりました。
今日は昨年の末ごろから勤め始めた山橋さんというバリスタの方と私と女将さんの３人で焙煎工場でした。
作業をしながら世間話をしたりするのですが山橋さんはあまり音楽を聴く習慣がないそうで、女将さんが大変驚かれていました。
最近の流行りのミュージシャンはもちろん一般教養的なビートルズや安室奈美恵、吉田拓郎、山口百恵あたりも聞いたことがないとおっしゃっていて私も少し驚きました。
特殊な家庭で育ったのかな？と一瞬思ったのですが、ラジオを聴いたりCDを買う事が無く今まで育ったのだとおっしゃっていました。
その代わりに私や女将さんが知らないYoutuberの名前などはご存知でした。
でもこういう人は増えているのかもしれないなぁとなんとなく思いました。
私は身内や親しい人がラジオ番組をやっている事もあり幼少からラジオを聴く習慣がありましたが、一般家庭でラジカセというものは昨今ではあまり置かれていないようです。
小型ラジオを災害用持ち出し袋に入れている家庭もあるようですが今は何でもスマートフォンで完結してしまっていて、まさしく生活のハブになっているようです。
山橋さんは私より８歳年上ですが、ジェネレーションギャップと感じるほどの年上ではありません。
もしかしたら私の年齢でCDを買ったりレコード、物質の蒐集を伴う形で音楽を聴いているのが今の時代には珍しいのかもしれません。
私の家族は絵を集めたり飾ったりするのが好きで、私も好きです。
CDやレコード以外にもアート作品や本の山に囲まれ暮らしていて、断捨離の逆をいく家族です。
私に良し悪しを語るほどの知識はありませんが、また異なる文化圏や価値観が生まれているのかもしれませんね。
Youtubeが生まれたのも15年ほど前だと聞きます、むしろ私が現代に置いてアウトサイダーなのかもしれません。
それでも10年経った今でもNujabesの音楽に癒され、彼の名前の横に並ぶ”周忌”という文字を見るたびに毎年寂しさを覚えます。
感情に強く訴えた、癒してくれた思い出は永遠の魂として私たちの中に残っていくのでしょう。
うめこ
今日の一枚
Olympus E-420 / Olympus Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6
今日の一曲
Nujabes – Reflection Eternal
今日の一冊
