たまえおばちゃんとはじめおじさん。
うめちゃんからの手紙 2018 No.034
今日は京都のみゆきちゃんと中学時代にお世話になった国語の先生の二人にお手紙を出してきました。
手紙とあわせて私の住んでいる下宿の周りの風景など私の近況がわかるような写真も選んで入れておきました。
手紙を書いている段階で返事もまだもらっていないのにとても嬉しい気分になってしまい、なんだか懐かしさや気分の高ぶり感情の波がグッとこみあげてきて不思議な恍惚感がありました。
面していないのに真剣勝負、そんな面持ち。
辛い事が多かった中学校時代ですが、みゆきちゃんと先生のおかげで無事卒業できたので今でも本当に感謝しています。
長い間と書こう強く思っていたのですが書き上げる事ができたのは昨晩でした。
３限目に音楽室に行くと前のクラスの授業で使ったと思われるフォークギターが置きっぱなしだったので授業が始まる前にはるちゃんとマリちゃん相手にBeatlesのAll My Lovingを弾きがたりで歌ってみました。
その後調子にのってWhite StripesのWe Are Going To Be Friendsを弾いていたら他のクラスメイトと先生が入ってきたので気まずくなってすぐに弾くのをやめました。
先生に咎められたわけではなかったのですが、学校の備品とはいえ自分のものではないギターを勝手に弾いたのはまずかったと猛省しました。
音楽の先生とはあまり反りが合わない、それでも公正に成績をつけてくださる方なので嫌いではありません。
学校はそれ以外はいつもと変わりはありませんでした。
マリちゃんが先日なくしたハンカチが今日出てきたくらいで平凡な1日。（誰かが気を利かせて洗濯をしてマリちゃんの机の上にそっと置いてくれていました。）
学校の後アルバイト先で仕事をはじめてから３０分ぐらいした頃、はじめおじさんとたまえおばちゃんが双子の赤ちゃんたちと一緒に遊びに来てくれました。
２時間だけおせんべい屋さんを閉めて双子の定期検診に夫婦で行ってきた帰りだったそうです。
夫婦で検診に来ている家族が少なく、混んでいたのではじめおじさんは待合室で立っていたそうです。
それでもたまえおばちゃん曰く「はじめちゃんの方が真面目に先生の話を聞くしメモを取ってくれるから秘書として付いてきてもらったわけ！夫婦で育児！とかって言う割に夫を連れて行ったら肩身がせまいってどないやねん！」と笑っていました。
でも病院って結構イスが足らないところが多い気がします、先日のマリちゃんの皮膚科に付き添った時も私は立ちながら順番を待っていました。
はじめおじさんにカプチーノを、たまえおばちゃんにはミルクセーキを作って出しました。
ちょうど良いタイミングで女将さんも明日用の豆を持って焙煎工場からやってきていて、育児の話などをたまえおばちゃんとしていました。
最近女将さんは常連さんや友人の方達と加湿器の話をずっとされていて、たまえおばちゃんとも加湿器の話をしていました。
女将さんは色々な家庭の加湿器事情が知りたかったのだそうです。
２０分くらい滞在しておばちゃんたちは帰って行きました。
おばちゃんたちが帰った後マスターが「二人はよく似た雰囲気だよね、顔つきとか仕草とか」とぼそりとおっしゃったのですが、私もいつも同じ事をずっと思っていて、みんな同じ印象を持つんだなぁと少し驚きました。
マスターがおばちゃん達が遊びに来てくれていた時に私の事をとても褒めてくださり、照れくさかったです。
私が伝票や領収書の宛名書き、お客様のお名前を覚える事を完璧にこなしてそれはすごい事だよと褒めてくださいました。
お仕事中だったのに父兄参観のような雰囲気なのでした。
今日は以上です。
うめこ
追伸
ヒロシが描いた絵がまた売れました。
とても喜ばしい事だと思うのですが、ヒロシ的には傑作ではなく習作に近い作品だったので売ってしまった事に対し忍びない気持ちだと言っていました。
買ってくださった方もヒロシがこれからもっと上手な絵が描けるようになる事も分かってくださっていると思うし、純粋に欲しいと思って買ってくださったのだから臆する事はないと思うよと私は言っておきました。
絵を買うという事は作家の将来性に投資するという側面も私はあると思うのです。
常に未完成かもしれない、それもいいのではないでしょうか。
今日の一枚
GR DIGITAL III
今日の一曲
THE YELLOW MONKEY LIVE-バラ色の日々
今日の一冊
美大生の必読書。