うめちゃんからの手紙 2017 No.132
名残惜しくも！イギリスより日本に戻ってまいりました。
取り急ぎ帰国してすぐ祖母が作ってくれた魔法の箱をたまえおばちゃんに開封してもらいました。（私はまだ未熟な魔女なので無制限に詰め込める魔法のトランクを所持する事ができないのです。代替案として特殊な箱に荷物をつめ上級魔法が使える魔女である祖母に梱包をしてもらい帰国してから上級魔女の叔母に開封してもらう事でたくさんのお土産などの荷物を高校生魔女の私でもイギリスから日本に楽々持ち帰る事が出来るのです。）
今日は本当に忙しかったです。脳みそが溶けてしまいそうなほどかわいいたまえおばちゃんの生まれたばかりの双子ちゃんに感動、近所のいつもお世話になっている人たちにイギリスから落ち帰ったお土産を持っての挨拶回り、ヨドバシカメラにイギリス滞在中に撮ったフイルムの現像申し込み、双子の育児で忙しいおばちゃんの代わりにヒロシと私でおばちゃんのお使いなどなど。すごく忙しかったのやけれどやっぱり東京も大好きな人たちがいっぱいいて好きな街やな、帰ってこれてよかったなと再認識できた1日でした。
明日ははるちゃんといつものアルバイト先にお土産で買ってきたコーヒー豆等を持っていく予定です。こちらはありがち事にマスターの奥様も魔女なので祖母が小さな箱に梱包してくれているのでほとんで手ぶらに近いくらい身軽に行けるので助かります。
はじめおじさんにはイギリスのビールを持って帰ってきたのですが同じ下宿先の敷地内なのやけれどたくさん持って帰ってきたので地下のパントリーまで運ぶ作業がとても大変でした。
たまえおばちゃんの先月生まれたばかりの双子の赤ちゃんたちはすごくいい匂いがします。食いしん坊やなぁとヒロシには笑われてしまったのやけれど、大好きなパン屋さんに入った時のようなすごく優しくて素敵なわくわくが詰まった匂いです。
今、私の下宿には２匹の双子の兄弟猫と、おばちゃんの双子の姉妹がいます。
彼らの究極の可愛さいっぱい空間で過ごすはじめおじさんとたまえおばさんは目尻が下がりっぱなしです。
おばちゃんに出産時の様子はどうでしたかと話を伺ったのですがおばちゃんは「出産はもちろんしんどかったけれど、子供が生まれてから毎日家が賑やかになって大変になるやろうなぁ、うめちゃんを含めそっくりな顔の魔女が一つ屋根の下４人になるわけやし、がんばらきゃ！ってそればかりずっと考えていたよ」と言っていました。
おばちゃん相変わらずめっちゃ冷静ですね。
双子の出産はすごく大変だったのやろうと察するのですが、おばちゃんはこれから始まる子育ての日々を考えて頑張るぞと気を引き締めてはったんやなぁと。
私とヒロシも一生懸命応援してサポートしていきたいと思いました。物事は当事者よりも周りの人の方が盛り上がってしまうものですよね。おばちゃん自身よりはじめおじさんや祖母と祖父、私の母達の方が舞い上がっています。（もちろん私とヒロシも含む）
おばちゃんはすごい冷静なのですが、はじめおじさんはデレデレしながら時折携帯を取り出しては写真をぱしゃぱしゃとって、にやにやしたり、おばちゃんにカメラのシャッター音がうるさすぎると怒られたりそんな感じてバツが悪そうな顔を私とヒロシにみせて笑います。
今現在私の下宿には未開封お中元以外にもたくさんの出産祝いやお祝いのお手紙（出産前後すごく忙しい日々だったのだと思います）、そして私のイギリスからのお土産が大量に積み上げられています。（あとなぜか大量にチーズ味のカールが箱詰めされ積まれています、おばちゃんのやろうか？）
今週末はじめおじさんと私とヒロシで頑張ってなんとかしようと思います。痛まないものと自家消費用のものは大方整理できたのですが、まだまだ先は長そうです。
イギリスの思い出話を後日また書こうと思っています。
日本に戻ったうめこ
画伯のつぶやき
English BreakfastのBaked Beansが僕は大好き。
ロンドンにある占星術専門店
まだまだ書きたい事はありますが今日で一旦うめちゃん英国出張編は終了です。