うめちゃんからの手紙 2016 No.065 不老不死。

うめちゃんからの手紙 2016 No.065

普通に恋をして、普通に事故なり病気なり老衰で死にたいなぁと思うことがよくあります。
平凡ってなんやろね。
魔女なので普通の人間より元々寿命が長い上に私は小さい時の奇病で死にそうな状態をフェニックスを体に取り込むというオカンの荒療治で治したせいで不老不死、死ねない魔女になってしまいました。
まぁ私がチビのままなのは不老やからではなく普通に遺伝やとは思いますが。笑
前世でよっぽど悪いことをしたのやろうな。
自分だけ生き残って大好きな人たちがいなくなっていくってのが一番のジゴクやと思うんよ。
中学の時のずっと仲よかったなっちゃん、なっちゃんに裏切られたと思ったけど悪かったのは私の方なのかもしれないな。
色々自信がなくなることがよくあります。
大好きな人や大事な人がみんな先に死んでいくというのはどういう感じなのやろう。
でもまだ成人すらしていないので将来の孤独なんて検討はつきませんが、じわりじわりと孤独になっていくのやろうなと思うと、
なんだかたまらなく寂しく苦しい気持ちになるのです。
いつか一人になってしまうとわかっていても友達は作ってしまうのでしょうし、恋人ももしかしたらできるのかもしれないですね。
終わりがわかっているのに魔女も頑張ってしまうのやろうな。
でも魔女と普通の男の人の結婚は増えていておばちゃんとおっちゃんもそうやし、将来おばちゃんたちは何を思うのやろう。
詳しい魔法の専門家に聞いてわかっていることはヒロシは私と一緒に暮らして私のマナを浴び続ける限りは私と一緒にずっと生き続けるのだそうです。
人類が滅亡してヒロシと二人っきりとか。笑っちゃいますね。
うん。思うことはいろいろあるよ。おせっかいやし、細かいこと指摘しまくるし。
でもヒロシをずっと大事にしていこうと思います。
あいつは常に私の味方でいてくれるしね、私も自分の使い魔の味方で居たいと思うのです。
だーれもいなくなったら、日がなどこかで魚釣りでもして私たちは過ごすのでしょう。

満月も終わったことやしちょっと夜の空を好きな音楽を聴きながら飛んで頭をすっきりさせてこようと思います。
いつもはNujabesやけれど今日は何聴こう。

ではみなさん、よい一週間にしてくださいね。
たまには哲学してみた、うめちゃんでした。

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