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Spring Roastersさんの新しいお店。
今年の6月にバーゼルを訪れた時にはまだオープンしていませんでした。新たにコーヒー用品と豆が落ちついて買えるスペースが増設されていました。
カフェ部分とSpring Roastersのショップの営業時間は異なるのでご注意ください。
ショップの営業時間はカフェとはことなり、月曜日、火曜日、金曜日、土曜日が朝10時から夕方6時までの営業時間になり、水曜日がお休みで、木曜日は12時から夜8時までの営業時間になっています。カフェより開店時間が遅いのでご注意ください。
自宅にエスプレッソマシンを設置している人達の間でも人気の高いRocketのエスプレッソマシンが目立つ位置に置かれていました。
タンパーやかわいらしいコーヒージャグが並びます。
!!! ジャグやタンパーに混じって置かれていたのはRancilioのSilviaじゃありませんか!心得ているよといった感じのエスプレッソマシンの品揃えで思わず笑ってしまいました。
エスプレッソマシン界のフォルクスワーゲンビートルのような、Appleでいう初代iMacのような、皆に愛されるエスプレッソマシンで知られています。
スチームパンク的でもある個性がひかるRocketのマシンです。先日紹介した釜山のCAFE DENNISさんでも同社のエスプレッソマシンが使われています。
会いたかった方達にも会えました!
今年の前半にお母様が日本で自転車旅をしながら各地のコーヒー屋さんめぐりをされていたそうで、一家揃ってコーヒー好きのSalomeさんです。
同敷地内にあるCafe fruhlingで出される美味しいコーヒーに使われている豆を焙煎されているのが上の写真のSalome Lützelschwabさんと下の写真の創業者Felix Hohlmannさんです。
Salomeさんが手に持ってらっしゃるのが現在Spring Roastersが最も力を入れている契約農園で作られた豆を焙煎したものです。
左がFinca Santa Rita / Los Chelesで そしてが右がFinca Santa Rita / Don Zotomayorです。
現在はドイツ製の焙煎機ディートリッヒで焙煎をされているようです。
Finca Santa Rita
Los Cheles
生産地:Nueva Segovia、ニカラグア
品種:マラカチュラ
処理: 36時間バレル発酵
Don Zotomayor
生産地:Nueva Segovia、ニカラグア
品種:カトゥーラ
加工: レポサ、エンパルプ、発酵後、洗浄
この日はCafe fruhlingの方でFelix Hohlmannさんが接客をしたりコーヒーを入れたりされていて、Spring RoastersのほうでSalome Lützelschwabさんと妹さんの二人で焙煎した豆やコーヒー機材などの販売をされていました。もう一人Benjamin Hohlmanさんという方も焙煎に携わってらっしゃるのですが今回はお会いすることはできませんでした。
笑顔な素敵な創業者のFelix Hohlmannさん、投げかけた様々な質問に豊富な知識で丁寧に答えてくださいました。スイス国内の様々な大会に挑まれていて、いずれの大会でも優勝されたり上位入賞されている実力者です。
再びCafe fruhlingさんへ
豆を買うという主目的を終えた後はきちんと美味しいコーヒーもいただいてきました。
ちょうど半年前にも紹介しているのでよろしければそちらの記事もご覧ください。
店内の雰囲気
最高のコーヒーがいただけるお店ですがコーヒーが飲めない方のためのソフトドリンクもとても充実しています。
Sanremoのマシンなのですが本当に繁盛しているお店なので3グループヘッドのマシンにダブル用のポルタフィルターが取り付けられています。
取材日前日にも立ち寄ったのですが、夕方の閉店間際でも店内にもテラス席にもぎっしりお客さんがいました。
エスプレッソマシンが一日中酷使される現場です。
このお店で使われているエスプレッソマシンも高級機なのでそれぞれのグループヘッドに固有のプロファイル等を設定することができます。上の写真のモデルだと豆ごとの蒸らし時間や、抽出量、湯温などが4種類まで各グループヘッドに保存できた気がします。(余談ですが…上記のマシンでもかなりマニアックな印象がありますが、サンレモの最も新しいモデルだとBluetoothで他のマシンと連携したりiPadから管理ができるようです。)
詳しくはSanremo公式サイトをご覧ください。
もちろんカフェでもSpring Roastersさんの豆を買うことができます。
Standartが置かれていました。
Cafe furlingの定番セットを今回も!
ハードタイプかソフトタイプのチーズがクロワッサンの付け合わせに選べるのですが、前回ソフトチーズを選んでいたので今回はハードタイプのチーズをお願いしました。
コーヒーが苦手という方にはスイスなのでホットチョコレートをお勧めします。とても美味しいですよ!
本当に大好きなカフェで今回の出張では二日連続で行ってしまいました。
来年も行けたらいいなと願っています。
色々なことを学べるお店です。
将来ロースタリーカフェ起業を考えてらっしゃる方にも是非訪ねてもらいたいお店です。
店舗情報
住所
Café frühling
Klybeckstrasse 69, 4057 Basel
Tel: 061 689 16 23
メールアドレス:fruehling@kaffeemacher.ch
営業時間
月-金:08:00 – 19:00
土日:09:00 – 19:00
(2018年12月末に公式ページで確認した営業時間です。現地の祝祭日、季節等により営業時間などが変更になることがあります。行かれる際は必ず最新の情報を公式ホームページなどでご参照くださいませ。)
アクセス:
BläsiringもしくはDreirosenbrücke(ドライローゼン橋)というトラム停留所が便利です。
Cafe furling 公式インスタグラム
Cafe furling 公式ウェブページ
(2018年6月現在はドイツ語ページのみ。ページ下部に店舗情報あり。)